• 2017.11.1508:00
  • 面接/筆記/ES対策

女性は男性よりもここを見られている! 採用担当者のチェックポイント

同じ就活生でも、採用担当者にとって、男子学生ならでは、女子学生ならではの“気になること”があるようです。中堅通信企業に勤める採用担当者のOさん(女性/32歳)は、「男子学生ではあまり気にならないのですが、女子学生で、脚を開いているのは気になりますね。また、身だしなみを整えようとするあまりなのか、化粧が濃く、それにともなって化粧品のにおいがする人も気になります」と、経験談を話します。
 
そこで今回JOBRASS編集部では、採用担当者114名に、就職活動において、とりわけ女性ならではの“気をつけた方が良いこと”を聞いてみました。
 

 

 身だしなみ

 
男女ともに、採用担当者がチェックする身だしなみ。清潔さといったことに加え、「身だしなみとおしゃれを勘違いしている女性は採用しない」(男性/その他/47歳)という意見が。“やりすぎ”はNGのようです。
 
・服装のだらしなさはマイナス(男性/営業・販売/38歳)
・こぎれいな身だしなみ(男性/その他/40歳)
・身だしなみの清潔感(男性/コンピュータ関連以外の技術職/41歳)
・清潔な女性らしさは大切(男性/コンサルタント/40歳)
 

 アクセサリー

 
身だしなみのなかに含まれるものですが、アクセサリーも大きいものや豪華なもの、反対にいかにも安っぽいものも避けたほうが良さそう。つけないのが無難ですが、つけるとしたら小さいシンプルな一粒石のピアスやネックレス、といった程度に。
 
・アクセサリーはあまりに安っぽいものをつけないこと(男性/その他/45歳)
 

 メイク

 
前述Oさん同様、多かったのは、メイクについての意見でした。濃いメイクは、どこも歓迎しないようです。
 
・メイク。あまりの目立ち過ぎはプラスにならないと思う(男性/コンピュータ関連以外の技術職/37歳)
・化粧の匂い(男性/コンピュータ関連以外の技術職/33歳)
・化粧や香水はあっさりに(男性/その他/44歳)
・化粧を薄く(男性/コンピュータ関連技術職/48歳)
 

 色気

 
また、「色気」に言及する声も多数。「シャツの胸が開き過ぎ、網タイツ、シースルー等は違和感があります。服装が“普通”でも、長い髪を横に垂らしていたり、上目遣いというのもNG」(男性/総務・人事・事務/40歳)という声がありました。
 
・色気のだしすぎ(男性/会社経営・役員/49歳)
・色気を出さない(男性/営業・販売/42歳)
・あまりセクシーすぎず、優しさ、気配りができる(男性/公務員/41歳)
 

 前に出過ぎない

 
見た目以外に、“男性より気になるポイント”としてあがってきたのは、“客観的かどうか”というもの。自分の話ばかりしていないか、視点は客観的かどうかなどといったことです。
 
・あまり、『私は私は』というのは、印象がよくはありません(男性/その他/46歳)
・あまり前に出すぎない(男性/コンサルタント/48歳)
・好き勝手しゃべらない(男性/その他/44歳)
・客観的であること(男性/その他/42歳)
 

 肩肘はらない

 
同様に、「肩肘をはらなくてよい」という声も散見されました。「女性だからどうこうできます、といったことを妙に打ち出さなくていいんです。人として、自分として、どうしたいかという意見を聞きたいのですから」(女性/総務・人事・事務/39歳)。
 
・女性らしさを変に出さない、また逆に変な肩肘を張らない(男性/総務・人事・事務/46歳)
・無理に男と人と肩を並べようとせず、一個人として自分と向い合うこと(女性/総務・人事・事務/45歳)
 

 言葉遣い

 
言葉遣いは男女に関係なくチェックされるポイントですが、「敬語の使い方。女性が変な使い方だと男性より目立つ」(男性/その他/49歳)という担当者も。男性の言葉遣いが悪くても許されるということではなく、単純に女性の言葉遣いが悪いと“悪目立ち”してしまうということです。
 
・敬語がきちんと使えること(女性/総務・人事・事務/43歳)
・丁寧な言葉遣い きっちりと相手をみて話す(男性/その他/48歳)
・品のある話し方(女性/営業・販売/25歳)
 

 笑顔、明るさ

 
女性の明るさは、その場を華やかにするもの。笑顔、表情も大切です。
 
・笑顔を大事にする(男性/コンピュータ関連技術職/46歳)
・作法や笑顔のあるコミュニケーション能力(男性/営業・販売/40歳)
・はきはきと返事をする。話している時は、顔の表情も大切。笑顔も忘れず(男性/総務・人事・事務/47歳)
・明るい表情(男性/研究・開発/41歳)
 
その他、「歩き方」(男性/その他/45歳)、「立ち居振る舞い」(男性/その他/31歳)など、ガサツなものは気になるとの声。Oさんの指摘する「脚を開いて座っている」のと同様ですね。先ほども書きましたが、女性だからとりわけそこをチェックするというより、“雑だったら気になる”というものです。Oさんは、「仕事ができればいい、という考え方もあるかもしれませんが、就活生はまだ一緒に仕事をしていない相手。その状態で判断するには、見た目や立ち居振る舞いで差がついてくるということを意識して」と呼びかけます。
 
 
【調査概要】
方法:JOBRASS就活ニュース調べ(インターネット調査)
調査期間:2017年10月13日~23日
対象:企業の採用担当者 計114名

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