• 2017.04.0704:00
  • 面接/筆記/ES対策

【例文あり】「協調性」をアピールするための自己PRの作り方・注意点

面接やエントリーシートで自己PRは必ず聞かれる質問ですが、PRポイント「協調性」は定番中の定番ですね。しかし、どのように伝えれば良いのかわからないという方は多いことでしょう。また、学生が考える「協調性」と企業が考える「協調性」が異なることは多く、企業から見ると的外れな自己PRになっているケースがあります。
 
そこで、今回は企業が求める「協調性」とは何なのか? また、うまくアピールするための自己PRの作り方、注意点を解説していきます。協調性に軸をおいた自己PRを考えている方はぜひ参考にしてみてください。
 
目次
企業が求める協調性とは
協調性をアピールするときの注意点
協調性を使った自己PRの作り方
自己PRで「協調性」をアピールするための例文
グループディスカッションで「協調性」をアピールするときのポイント
面接で「協調性」をアピールするときのポイント
 

  企業が求める協調性とは

協調性という言葉はよく使われますが、まずは本来の意味を知っておきましょう。
 
【協調】(大辞林より)
互いに協力し合うこと。特に、利害や立場などの異なるものどうしが協力し合うこと。
※接尾辞「性」=~の性質を持った
▼類語:協同 ・連携 ・協力 ・ 共同 ・ 団結・協働
 

◎協調性を持つタイプの人の行動

  • ・意見が対立したときに意見を言うほうではなく意見を聞いて整理する
  • ・空気を人よりも強く読んでいる
  • ・個人プレーよりもチームワークを大切にする
  • ・「調和」「調整」などの役回りが得意/任されることが多い

こうした行動をとることが多い人は、協調性がある傾向が高くなります。自己PRのポイントとして「協調性」を挙げることを視野に入れていきましょう。
 
つまりビジネスで求められる協調性とは、「立場や意見が異なる社員と協力し(例:上司や部下、他部署)物事を推し進めることができる力(=利益を生み出す力)」のことです。ここで大切なポイントは、立場や意見が「異なる」というところです。協調性をアピールするには「異なる立場の集団」の中で「どのような立場」を担い「集団としてどのような成果」を挙げられたのかを伝えることが重要です。
 

  協調性をアピールするときの注意点

「協調性」はとても便利なPRコメントですが、使い方によっては採用担当者や面接官に誤解を与えてしまうことがあります。以下のポイントを意識しながら、協調性をアピールしていきましょう。

◎協調性があることは、エピソードで伝えよう

「協調性」をアピールすることは問題ないのですが、「私には協調性がある」とそのまま言ってしまうことはやや危険。
協調性があるかないかはグループワークやグループディスカッションを行ってしまえばすぐにわかります。
ESや面接の準備されてきた文言が、対面式の選考を通して、PRと矛盾していることがすぐにわかり、面接官にとっては評価しづらくなってしまいます。
大切なのは、協調性をアピールする根拠となったエピソードをしっかりと語ることで、担当者に「この子は協調性があるんだな」と感じ取らせること。
 
JOBRASS編集部が、採用担当者115名に対して「信用できない自己アピール」を調査したところ、以下のような意見がでてきました。

「協調性」を訴えるとき、具体的な例や経験などがない学生は案外多いもよう。単に「コミュニケーション能力があります!」と主張するばかりでは、担当者は「だからといって、何ができるの?」と思ってしまうかも。
 
・「コミュニケーションが得意」とか「責任感は人一倍ある」とか言わない方が良い。言わなくても「こういう体験からこんな事を学んだ」という感じにして話をするのが良さそうです。そこから読み取れると思うから(男性/営業・販売/41歳)
・「協調性があります」と言いながらも、実際の経験や体験を何も話さない人(男性/その他/46歳)
・「責任感があります」「協調性があります」も何故そう思うのか、自分の経験と自分の考えがあれば良いと思います。結果よりも、その結論に至った経緯をきちんと説明できれば良い(男性/営業・販売/49歳)
引用元:採用担当者には逆効果!「やってはいけない自己アピールフレーズ」を徹底解説

もし「協調性」という言葉を使うならば「協調性を大切にしている」など、「協調性を持つよう努力している」という趣旨を併せて伝えていくほうがよいでしょう。
 
また、協調性=「他者の意見を聞いてその場を落ち着かせる」ことだけではありません。意見を聞いたうえでどのように行動したのかが大事になってきます。人によっては協調性=受け身な学生という印象を持つ場合もありますので、主体性や積極性を持って行動したことを聞かれることも多くなります。次の章を基にエピソードをしっかりとまとめてみましょう。
 

  協調性を使った自己PRの作り方

次に「協調性」を使った自己PRの作り方、整理方法について順番に説明していきます。
 

1)「協調性がある」と思う理由・きっかけをまとめる

協調性をアピールするきっかけをまとめていきましょう。エピソード、他人の評価であると客観的な視点になりますので、なお良いです。
 

2)エピソードを5W1Hでまとめる

いつ(When)  例:大学3年生のとき
どこで(Where)例:100名規模のサッカーサークルで
だれが(Who) 例:サークルのマネージャーとキャプテンが
なにを(What) 例:チームの練習メニューを決める
なぜ(Why)  例:地区大会に優勝するため
どのように(How) 例:ミーティングを行った
 

3) 協調性があることをアピールするために工夫する

協調性をアピールするということは「意見の異なる人が集まってしまい、物事が進まなかったが、自分が意識して行動し目的を達成できるようつとめた」という要素が必要となります。協調性を説得力のあるアピールにできるよう、2)のエピソードの中で以下の点を洗い出してみましょう。
 
・どのような意見で対立したのか ※あきらかにどちらかが正しい意見だと伝わりづらい
・そこで自分は何をしたのか
・どういう思いからその行動をしたのか
・その結果、どのような変化がうまれたか
→物事が毎回毎回、うまくいくとは限りません。担当者も「うまくいったこと」を求めているわけではありません。前提の目的は達成されなくても、どのような変化が起こったのか/途中段階での成果でも必ず伝えておきましょう。
 

 自己PRで「協調性」をアピールするための例文

 
5W1Hに基づいて例文を作ってみましょう。

私の強みは協調性を大事にしていることです。大学3年生のとき、マネージャーを務めていたサッカーサークルでは地区大会で優勝できないことが課題となっていました。その課題に対して全体ミーティングを行った際、キャプテンと選手の間で、とにかく全員で練習量を多くしたいというキャプテンと、個別でメニューを組んでほしい選手で、今後の練習メニューに関して意見が対立してしまいました。そこで私はまず双方の意見をしっかりと聞き、それぞれがどのような思いで発言をしたのかしっかりと聞くことにしました。すると、お互い「勝ちたい」という思いは共通しているものの、どのようにすればよいのか方法がわからないために、普段の不満にまかせて感情的に発言をしてしまったことに気づきました。
 
そこで私はマネージャーを集め、「他校の練習方法」「チームマネジメント方法」「チームの練習メニュー・成績の現状」に担当を分け、調べていき、定期的にミーティングを開き、報告をしていくことにしました。報告を重ねる度に、選手からの意見が活性化し、練習メニューを全員で決めていくことができました。
その結果、メニューを改善することで前回5位だった成績が2位になることができました。目標であった、地区大会への優勝は惜しくもできませんでしたが、チームは以前よりも活発化し、来年に向けてまたミーティングを重ねている最中です。
このように私はチームでの目標を達成するために、たくさんの人の意見を聞き、行動できる人間です。
この経験を生かしてチーム営業制の貴社で、チームの調整役として積極的に働きかけ、利益をあげられる人材になるよう尽力していきます。

 

 グループディスカッションで「協調性」をアピールするときのポイント

グループディスカッションで大事なことは「時間内に“グループで協力”して、一つの答えを出すこと」です。
 
グループディスカッションは企業に協調性をアピールできる絶好のチャンスともいえます。
なぜならば、グループディスカッションは協調性があるかどうかが大事な評価ポイントだからです。
逆に言うと、「協調性がない」と思われると評価を下げてしまいます。
グループディスカッションのおもな評価ポイントは以下のとおりです。

面接で、1対1のコミュニケーションはできます。しかし、仕事は同僚や社外の人と意見を出し合ったりまとめたりして進めていくことも多いので、ディスカッションを疑似的にしてもらうことによってチームでのその人のキャラクター(ふるまい方)を想像して企業との相性を見るのです。
 
たとえば、チームのメンバーと意見を衝突させることなく話を進める協調性、自分から役割を見つけて参加しようとする主体性、話題をまとめたり会話を活性化したりするリーダーシップがわかります。つまり簡単にいうと、「この人がチームの話し合いにいてほしい人かどうか」ということがわかりやすいのがディスカッション形式なのです。これまでのホームルームでも、ゼミでも、サークルでもアルバイトでも、話し合いの場にいてほしい人と、いてもいなくても同じ人、いない方がいい人……こんな風に分かれていたのではないでしょうか。
 
だからこそ、グループディスカッションはどの役割でもいいから、チームの話し合いを前に進めることに徹しましょう。役割分担を決めるディスカッションと決めないディスカッションがありますが、どの役割についたかは合否を決定しません。
 
メンバー全員が納得できて、求められたことに対してその時のベストと思える結論を制限時間内に出すことに全力を注ぐのが大切です。そんなときに、自分がどう見られるかということに意識を向けていると自分よがりになって暴走するか、縮こまってしまい逆効果になることが多いです。
引用元:【事例あり】キャリアコンサルタントが教えるグループディスカッションを通過するためのOK・NGポイント

◇企業担当者に「協調性がある」と思われる行動
・話す|結論から話す/端的に話す/全員にわかりやすいようにつたえる
・聞く|みんなが話しやすいように、リアクションをつけて聞く
・時間を意識し、それぞれの役割を全うする
 

◇企業担当者に「協調性がない」と思われる行動

  1. ・相手の話を聞かない(リアクションが薄い)
  2. ・相手の話を否定する
  3. ・あまりにも発言をしない
  4. ・役割を全うしない
  5. ・話が長すぎる

 
自分ひとりが受かればよい、と考えていては、選考には受かりづらくなってしまいます。
チーム全員で通過するんだ! という意気込みで挑みましょう。
 

   面接で「協調性」をアピールするときのポイント

自己PRなどの内容以外で、面接で協調性をアピールできるポイントをお伝えします。
 
◇集団面接の場合
・簡潔に答える…集団面接では一人が話せる時間が限られています。気を遣いすぎて、話さないのも問題ですが、だらだらと話してほかの人が話せない状況にするのを避けましょう。
・笑顔で聞く…就職活動において、他の学生はライバルですが、それを明らかに態度に出すのは避けたほうがよいでしょう。自分の話が終わったからといって、油断するのではなく、他の学生が話しているときもその学生が話しやすい雰囲気を作られるように、リアクションをとりながら、話を聞くことをおすすめします。
 
◇個人面接の場合
個人面接の場合は、あなただけに与えられた時間なので、しっかりと自分の伝えたいことを伝えるようにしましょう。
協調性を自己PRで伝える以外にも、以下のポイントに気をつけましょう。
 
・遅刻しない/時間を守る
・だらだら話して面接時間をのばさない
・大声を出したり、周りの学生と盛り上がりすぎない
 
当たり前のように思えますが、選考・企業に迷惑をかけないということも協調性をあることをアピールする上では大事なことです。こうした行動ができず、「協調性がある」というPRは説得力がありません。

 エントリーシートや履歴書を書いたら最終チェック!

協調性をアピールした内容は準備できましたか?エントリーシートや履歴書を書き終わったら必ず最後に以下の点を確認しましょう。

□主語と述語があっているか
□誤字脱字がないか
□サービス名、社名に間違いがないか(英語やカタカナなどは要注意)
…漢字はもちろん、英単語のスペル間違い、企業名の間違いなどには気を付けましょう。
□句読点が適切に利用されているか(”、”が多すぎないか、少なすぎないか)
□あいまいな表現を多用していないか
□設問に対してきちんと答えられているのか
…書き終わったことに満足をして、企業が求めている設問に答えられていないということはありませんか?
□事実が書かれているか
…みなさん自身のことはもちろん、「本当にそのサービスはその企業が行っていることなのか」なども確認してみましょう。意外と、同業他社が行っていることをそのまま書いてしまう学生さんが見受けられます。
引用元:【エントリーシートや論文で使える!】少しの工夫で、文章力を身に付ける方法

 
 

 「協調性」をアピールした就活プロフィールを作成して、企業からオファーをもらおう

ジョブラスは企業からオファーが届く、逆求人サイト。「協調性をアピール」することで、協調性を持つ人材を求める企業からオファーが届く可能性が大いにあります。就活プロフィールを作成⇒オファー状況を確認⇒プロフィールを修正⇒オファー状況を確認…PDCAをまわして、内定獲得へ近づけましょう。
⇒会員登録をして就活プロフィールを作成する