• 2023.05.1105:00
  • 就活入門

CAB試験徹底攻略!

多くの企業が適性検査として導入している

CAB(キャブ)試験

論理的思考力を見るこの試験は、適性検査としては難易度が高いと言われています。


今回はそのCABについて、試験内容と攻略方法を徹底解説していきます!

ぜひ対策にお役立てください。


目次

1. CAB試験の特徴
 1. 1. 導入企業
 1. 2. 試験内容
2. 問題タイプごとの攻略方法
 2. 1. 暗算
 2. 2. 法則性
 2. 3. 命令表
 2. 4. 暗号
 2. 5. 性格検査
3. 対策ツール


CAB試験の特徴


①導入企業

CABはプログラマSE(システムエンジニア)といった職種適性を判断するために、日本SHL社(「玉手箱」の提供元)が開発した適性検査です。

そのため、情報処理やシステム関連といった、いわゆるIT系の企業で多く採用されています。

ITエンジニア志望の学生であれば、必ず通る道と言っても良いでしょう。

ちなみに…
同じ日本SHL社が提供する適性検査に「GAB(ギャブ)」があります。

こちらは総合職選考、特に商社や総合研究所といった業界において導入されることが多く、CABにはない言語分野があります。

字面が似ていますが、別物なので注意してください。


②試験内容

CAB試験においては論理的思考力に加えて、情報処理の早さ・正確さが求められます。

出題される問題は時間をかければ回答できるものがほとんどですが、制限時間が短いため、1問あたりに使える時間は限られています。

いかにサクサク解けるかが得点を左右する、ということを心に留めておいてください。


試験は「暗算」「法則性」「命令表」「暗号」「性格検査」の5項目で構成されています。
独特な問題が多いので、事前に対策して形式に慣れておくようにしましょう。


続いて、項目ごとの概要と解き方のコツをお伝えしていきます。

問題タイプごとの攻略法


ここからは、実際の問題を見ながら読んでいただくのがオススメです。


1.暗算

四則演算が出題されます。
小数や大きな数字が多用されるので、計算ミスに注意しましょう。

後半にいくほど難易度が高くなる傾向があるため、序盤の問題を確実にこなしてください。

概算で答えに近い解答を選ぶなど、素早く、ある程度正確に解く工夫が求められます。

2. 法則性

5つの図形の並びから図形が変化していく法則性を読み取り、空欄に当てはまる図形を選ぶ問題です。

それぞれ異なった図形が表示されるので、法則性を導き出す思考力・発想力が必要となります。


<頻出の法則>

回転 :図形が一定の角度で回転する
移動 :図形がマスの中で移動する
交互移動 :図形が上下左右斜めに移動する
増減 :図形の個数が増減する

ほとんどの問題はこの4つの法則に当てはまるので、これらを覚えて素早く判断できるようにしましょう。


3.命令表

命令表の指示に従って図形の並びを変化させ、できあがる図形の並びを選ぶ問題です。

漢文を読む感覚と近いかもしれません。

命令表の指示内容は10通りあり、「前の命令を取り消す」や「複数通りの並び替え」など、ややこしいものが多いので注意しましょう。

問題によって難易度に差があるので、複雑な問題で時間を取られすぎないよう気をつけてください。

命令表に苦手意識があるという方は、頭の中だけで考えず、適宜メモをとりながら解く習慣を身につけるようにしましょう。

4.暗号

「図形→暗号(複数)→図形」というチャートから、各暗号が図形に対してどのような変化を指示するものか読み解く問題です。

必ずしもチャートに書かれている全ての暗号を読み解く必要はないので、回答に必要な部分に注目してサクサク解きましょう。

<頻出の法則>

続きを読むにはログインが必要です。

CATEGORYカテゴリー