企業が、内定をちらつかせてその次への就職活動をさせないように圧力をかける「オワハラ」(就職活動終われハラスメント)。以前より「拘束」などとして“当たり前”に存在していたものだが、改めて注目されている。これは経団連により、今年大手企業の面接解禁日が4カ月繰り下げられたことが関連する。
経団連に属さず、大手企業よりも前に内定を出していた主に中小企業において、人材が流出しないように「オワハラ」をかける事例が続出しているというのだ。朝日新聞デジタルの記事によると、文部科学省の調査では、大学と短大の7割近くが、就職活動中の学生から企業のハラスメントを受けたと相談されていたとのこと。ネット上では、「オワハラ」をする会社は「ブラック」なのではないかという見方が蔓延しているが、本当にそうなのだろうか。採用担当者の声を聞いた。
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