• 2016.07.1911:30
  • インタビュー

内定者インタビュー【F.R. 専修大学経営学部】

自分はどういう人間なのか、人生で一番考えた時間でした

 
氏名:F.R.
出身大学・学部:専修大学経営学部
志望業界:旅行、化粧品、不動産
説明会参加:20社
先輩訪問:0人
エントリーシート提出:20社
面接:12社
内定:3社(不動産
活動費用:約40,000円程度(交通費25,000円、食事代5,000円、スーツ代0円※入学式の時に買ったものを使用、証明写真10,000円)

 

 就活のスケジュール

【大学3年生1月】学校のガイダンスに参加したことがきっかけで就活スタート。

【大学3年生1〜2月】大学主催の説明会やナビサイト主催の合同説明会に参加。いろいろな情報を得た。インターンなどは参加せず。就職課に履歴書などを見てもらう。

【大学3年生3月】解禁後は興味がある企業50社くらいにエントリー、たくさんの会社説明会に参加。早い企業は3月後半に面接が開始。

【大学4年生4月】説明会と面接にひたすら参加。4月中に1社目の内定が出た。

【大学4年生5月】2つの企業から内定が出た。内定をもらったところの懇親会や他企業の説明会に参加。

【大学4年生6月】残っていた企業をいくつか受けたが、途中で辞退し、5月段階で内定をもらっていた会社に決めて就活終了。

 

 インタビュー

まずは就活とアルバイトの両立についてお伺いします。アルバイトと就活をどのように両立しましたか?

 
就活が始まる前、私はもともと三つのアルバイトを掛け持ちしていました。しかし、就活中は「あさって会社に来れますか?」と言ったような形で突然選考が入ったりと、スケジュールが事前に分かることが少なかったため、バイトのシフトを今まで通りに出せなくなってしまいました。三つのアルバイトのうち、一ヶ月半前までにシフトを提出しないといけないものがあったのですが、それは厳しいと感じたため、就活中はヘルプ要員に徹し、就活中は残り二つを中心にやっていました。

 
残り二つのアルバイトのうち、片方はシフトが完全固定制でしたが、日曜日しか入っていなかったので、就活中も無事に続けることができました。もう一つはとてもスケジュールの融通が利くアルバイトだったので、前日や前々日にアルバイトを入れたりすることもでき、就活生ながらあまり収入を減らさずにアルバイトを続けることができました。

 
ありがとうございます。就活中にアルバイトを辞めてしまって就活後に復帰するのが難しい方も多いと聞く中で、Fさんの両立は参考になりそうです。

 
ただ一応付け加えておくと、私は電話による合否連絡が多い金融業界をほとんど受けなかったからこそ両立できた、というのはありそうです。私が受けた業界・企業は、自分のペースでメールやweb上の確認を行いながら就活を進めることができたので。逆にまわりで金融業界を受けていた友人などは、ゼミの最中やアルバイトの最中もしょっちゅう抜けて、企業からの電話に応対していた気がします。

 
また私の場合は早い段階で一社内定が出たこともあり、優先順位の低い企業をカットしていくことでアルバイトの時間を確保できたというのもありそうです。そういう意味でも、早い段階で一社内定をいただくのは、就活中にアルバイトを続けたい方にはおすすめです!

 
余談ですが、私は特に居酒屋のアルバイトを通して大人の方と話すのが苦ではなくなったので、そのような点でも就活に役に立ったなとは感じています。面接のときに威厳ある雰囲気の方が出てきても、あまり物怖じせず話せました。意識していたわけではないですが、アルバイトはかなり就活に役立ったと感じているので、皆さんもやめずにうまく両立してみてください。

 
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続けて、二つ目の質問に移ります。複数の企業から内定をいただいたとお伺いしていますが、今の入社先への内定承諾の決め手は何でしたか?

 
入社先の会社には最初はナビサイトのリコメンドで表示されていたので興味を持ち、エントリーしました。まわりの仲の良い友人に「この会社知ってる?」と聞いてみたところ、友人のお父さんがこの企業のサービスを利用していることがわかりました。

 
ますます興味を持った私は説明会に参加したところ、それは選考を兼ねた説明会でした。そのままどんどん選考の段階が進んでゆき、なんとなくフィーリングがあったのか、いつの間にかトントン拍子に内定をいただけていました。

 
そうして、もともと内定をいただいた段階では、なんとなく受けたということもあったためか、正直今の会社にはそこまで行きたい、とは思っていませんでした。

 
なるほど。内定した段階ではそこまで気持ちが傾いていなかったんですね。

 
ただ入社先が開いてくれた内定者と社員の懇親会などで社員の方の声を聞くと、努力に応じて報酬をもらえる企業であることがわかり、やりがいがありそうだなと感じました。社会人になってから仕事を全力で頑張って成果を上げ、それに見合った対価をもらうことで旅行や買い物を楽しみたい、と考えていた私にとって、理想的な環境かもしれない、と思い始めたんです。

 
いろいろな友人に自分のパーソナリティについて聞いても、仕事で好きなことをやるよりも、仕事は頑張って稼ぎ、「好きなことにお金を使っていく方が良いんじゃない?」と、友人に言われることが多かったので、それも後押しとなりました。

 
最終的な決め手になったのが内定先の営業同行研修に参加したことです。自分が仕事をしている姿を思い浮かべると、ここなら働けそうだと強く感じました。他に2社から内定を頂いていましたが、それらはそこまで志望度の高い企業ではなかったので、最終的にすべて辞退し、今の会社に入社することを決めました。

 
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 学生へのメッセージ

就職活動は自分を見つめ直す絶好のチャンスです。今までの人生でそんなことを深く考える機会はあまりなかったですし、周りの人に自分ってどういう人間だろう、と聞くこともありませんでした。自分はどういう人間で、何が好きで、どういった所が長所なのか、人生で一番考えた時間でした。

 
就活はとてもめんどくさかったけど、後から振り返ってみて、これからの人生を深く考える機会になったので本当に良かったなと思っています。

 
でも、こうすればよかった、ということもたくさんあります。例えば、自分のやりたい業界ばかり見てしまったこと。結局、就活スタート時に興味があった企業と、自分が最終的に選んだ業界は全然異なっていますし、最初の段階でもう少し全く興味のない業界も見ておけばよかったな、と感じています。例えば金融業界など、もしかしたら興味を持つこともできたかもしれなかったなと。もう一度就活できるなら、いろんな業界や会社をもう少し広く見るかもしれません。

 
また、エントリーシートはできる限りwordにまとめたり、紙であればコピーを取っておくなどして保存しておくことをおすすめします! 面接官はエントリーシートを見ながら質問を振ってくるので、当日「あれ?何書いたっけな……」となることを防げます。私は何回かそのミスをしてしまったので、あとあと見返せるようにしておけばよかったと感じています。

 
最後に、就活はめんどくさい、つまらないと思われがちですが、社会について、企業について深く知ることができるので、今まで知らなかった世の中の広さや社会の仕組みなどを知ることができて、とても楽しい部分もあります!普段、当たり前に使っているモノやサービスをどういう人達が作ってくれていたのか、支えてくれていたのかなどを知れたことはとても良かったです。

 
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