• 2016.06.2804:00
  • 企業/業界研究

人々の安全を守りたい! 「防災」に役立つ仕事をしている企業まとめ

東日本大震災や熊本・大分地震などの影響で“防災”への意識が高まる中、「いざというときに人のためになる仕事がしたい」と考えるようになった就活生もいるのではないでしょうか。
 
普段は何不自由なく過ごしていても、非常時にはなにかと不便を強いられるものです。そんなときに、一人でも多くの命を救い、少しでも苦痛を和らげることができたら……。
 
「防災」に関わる企業で働くということは、人々の「安全」を守るというカタチで、社会に広く貢献することができます。そういった意味で、人を助ける仕事がしたいと考える人にとっては、大変やりがいを感じられる仕事かもしれません。
 
そこで今回は、人々の安全のために仕事をしている防災関連の企業をまとめてみました。
 

 普段から準備しておくべき防災グッズを扱う企業

 
■杉田エース株式会社
 
杉田エースは、在庫・物流を強みとしたルート販売や、設計・加工・施工機能による現場サポート営業、商品企画・情報を強みとした提案営業などを行っている企業です。最近、一般の人々からも特に注目されているのが、災害時に備えた長期保存食「イザメシ」。ごはん、おかず、デザートなどラインナップが豊富なうえ、「食べない備蓄食から、おいしく食べる長期保存食へ。」というキャッチフレーズどおり、素材本来の味わいや風味を楽しめるそうです。パッケージもお洒落なので、気になっていた人もいるのではないでしょうか。
 
企業HP:http://www.sugita-ace.co.jp/index.html
非常食「イザメシ」:http://izameshi.com/
 

 
 

■株式会社ニトムズ
 
ニトムズは、「快適・便利で・独創的な製品を生み出し人々の暮らしに貢献する」という経営理念のもと、生活に役立つ様々な商品を生み出している企業です。家具転倒防止ができる安定板「ふんばる君」や、開き戸ストッパー、ガラス飛散防止シートなどは、いざというときのために今から備えていきたい商品です。
 
企業HP:http://www.nitoms.com/
防災用品:http://www.nitoms.com/products/safety/bousai/index.html
 
 
 
■株式会社総合サービス
 
総合サービスは、災害時用、医療・介護用、アウトドア用、公共用などのトイレを販売している企業です。震災が起きたとき、トイレは誰にとっても必要不可欠なものですが、普段使っているトイレが使えなくなってしまったら、本当に困りますよね。最近は、ますます防災意識が高まる中で、企業や家庭でも緊急に備えたいという需要が急増しているそうです。
 
企業HP:http://www.sservice.co.jp/
防災用品:http://www.sservice.co.jp/field/disaster/index.html
 
 
 
■北川工業株式会社
 
北川工業は、工業用プラスチック製品やEMC設計製品、防振製品などを扱うメーカー企業です。長年にわたり、独自の技術力で「ものづくり」を行っており、そのうちの一つとして優れた耐震用の商品を開発してきました。柔軟性が高いヒット商品「タックフィット」は、家具や家電など、部屋のあらゆる場所で振動による転倒を防ぐことができ、様々な企業や家庭で使われています。
 
企業HP:http://www.kitagawa-ind.com/
防災用品:http://www.kitagawa-ind.com/kitarior/index.html
 
 
 
■有限会社防災防犯ダイレクト
 
2012年グッドデザイン賞を受賞した「地震対策30点避難セット」など、様々な防災用品を作成・販売している防災防犯ダイレクト。その実用性が認められ、多数の大手企業や各自治体にも取り入れられています。代表の塚本さんは、日本防災士機構認定の防災士の資格を持ち、自身の経験などを活かして、今のライフスタイルに合った耐久性のある非常用持出袋を生み出したのだそうです。現在、採用情報は出していないようですが、すぐに入手するのが困難なほどのヒット商品を生み出す姿勢は、私たちも見習いたいですね。
 
企業HP:http://www.pro-bousai.jp/index.html
 
 

 法人向けの防災を専門としている企業

 
■ホーチキ株式会社
 
日本で初めての火災報知器メーカーとして創業以来、「火災防災」で国内のみならず海外からも信頼を得ているホーチキ。火災報知器システム製品はもちろん、消火システム製品やセキュリティシステム製品、情報通信システム製品など、「火災防災」に関するあらゆる対策を提案し、企業や家庭で広く使用され、多くの人々を守っています。
 
企業HP:http://www.hochiki.co.jp/
 
 
 
■ミドリ安全
 
ミドリ安全は、安全靴、ヘルメット等安全衛生保護具などを開発し、オフィスや店舗など数多くの場所で活用されています。企業が災害時に抱える様々な課題への解決策を提案すると共に、あらゆる防災グッズを販売しており、人々の「安全」をあらゆる角度からトータルでサポートしています。
 
企業HP:http://www.midori-anzen.co.jp/
 
 
 
■フジワラ産業株式会社
 
津波避難タワー、モノレール式泥かき寄せ機、安心防災ベッド枠など、ユニークな発想が注目されているフジワラ産業。様々なメディアで取り上げられ、今後もさらなる開発が期待されています。採用情報は出ていないようですが、「命を守る」というテーマを掲げ、アイデアを実現させる積極的な姿勢は、私たちも見習いたいですね。
 
企業HP:http://www.fj-i.co.jp/
 
 

 災害時、支援で話題となった企業

 
「防災」とは違いますが、震災が起きた際、多くの企業が支援に動いたことは記憶に新しいかと思います。今回は、その中から3社ご紹介します。
 
 
■株式会社保健同人社
 
60年以上前から日本全国の家庭で使われ、累計445万部を超えるロングセラーとなった「家庭の医学」。保健同人社は、この最新版のiPhoneアプリを期間限定で無償にしました。病気の症状や応急処置の方法などわかりやすく解説されているので、今回の震災のような急場の無償提供は、ありがたいと感じる人が多かったのではないでしょうか。
 
企業HP:http://www.hokendohjin.co.jp/news/2016/1999
 
 
 
■READYFOR株式会社
 
日本初のクラウドファンディング(インターネットを通じて不特定多数の人から資金を集める仕組み)サービスで、誰もがやりたいことを実現できる世の中を目指しているREADY FOR。震災後、サイトには復興に向けて様々な応援プロジェクトが立ち上がり、多くの支援金が集まっています。一つひとつのプロジェクトが具体的な目標を掲げているため、支援する側も目的意識をはっきり持って参加できる点に魅力を感じている人が多いようです。
 
企業HP:https://readyfor.jp/projects?q=%E9%9C%87%E7%81%BD
 
 
 
■株式会社ブリックス
 
年中無休で通訳と翻訳を行っているブリックスは、熊本地震の被災地の外国人の方に対する支援として、6月30日(予定)まで外国語対応サービスを無償で提供しているそうです。言葉が上手く伝わらず不安を抱えている外国人の方々にとって、このサービスはかなり助かるのではないでしょうか。
ちなみに、多言語コミュニケーションをサポートするこの事業は、被災地のみならず、今後も訪日外国人の増加や2020年の世界的スポーツの祭典に伴い、ますます需要が高まることが予想されます。
 
企業HP:http://www.bricks-corp.com/news/?id=1460693084-701794
 
 
 

 最後に……

いかがでしたか?
就活で知らない企業を見つけるのは大変ですが、気になるキーワードの一つから、様々な企業を見つけられるということが伝わったでしょうか?
 
最後に一つアドバイスをさせてください。もし「防災」に関する企業に応募する場合、志望動機が「人々の役に立ちたい」というだけでは、おそらく受からないかと思います。なぜなら、その企業を受けるライバルたちも同じような想いのはずですし、言い方によっては採用担当者から「他の仕事でも良いのでは?」と思われてしまう可能性もあるからです。
 
もし実際に受けることがあるなら、その企業が「どのような事業を行っているか」「どのような方法で社会に貢献しているのか」「他社との違いはどこなのか」など、様々な角度からしっかり情報収集を行い、具体的に話せるようにしておきましょう。JOBRASS編集部一同、あなたの就活を心から応援しています!
 
 
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