• 2018.09.1904:00
  • 企業/業界研究

知らないなんてもったいない!! 『攻めのIT経営中小企業100選』  優良企業を見つけるポイントとは?

みなさんは、就活を進めているとき、有名な大企業ばかりに目が行くということはありませんか? 子どもの頃から耳にしている会社名は、やはり自然と親しみが沸いてきますよね。
しかし実際、大企業というのは日本全体の企業数で見ると、約0.3%(*1)という狭き門。ライバルたちからの人気も高く、その中で勝ち抜くのはほんの一握りというのが現実です。
 
一方、少し視点を変えてみると、実は日本には、世間から知られてない優れた中小企業が数多く存在します。特に最近は、ITの進歩を経営に生かし、これまでにない大きな成果を上げているところも少なくありません。そういったところに目を向けてみるのも、一つの手なのではないでしょうか。
 
では、数ある日本の中小企業の中から優良企業を見つけるには、まず何をすれば良いのでしょうか。
今回JOBRASS編集部では、優れた中小企業と上手に出会い、自分らしい就活を実現させるための方法について考えてみました。
(※こちらの記事は、2016年2月16日に公開したものを更新しています。)
 

 中小企業ならではの魅力とは?

まず、中小企業ならではの魅力について考えてみましょう。
大企業は、従業員数が多く業務が細分化されているため、実は意外とアイデアがとおりにくかったり、良い仕事をしても上層部の耳まで届かなかったりすることが多々あります。
その点、中小企業は従業員の少ない分、様々な業務に関わることができますし、良い成果を上げられたら、その評判は社内全体に広がります。経営者と近い距離で仕事をする機会も多く、会社を動かす一員という当事者意識をもって仕事を捉えやすいのも魅力なのではないでしょうか。大企業で陥りがちな「会社の歯車」という感覚はなく、取り組み方次第では、それ以上のやりがいを感じながら働ける可能性もあります。
 

 経済産業省が選定した『攻めのIT経営中小企業100選』とは?

「どんな企業が自分にとってベストなのか?」ということは、人によって様々だと思います。しかし、客観的な評価実績のある企業というのは、一つの安心材料になるのではないでしょうか。
 
例えば、経済産業省が選定して毎年発表している『攻めのIT経営中小企業100選』(*2)なども、就活生にとっては非常に参考になる資料です。この審査基準は、「日本経済の持続的・安定的な成長のために、ITを企業の製品・サービス開発に活用し、新たな価値の創出や競争力の強化など、ビジネスの変革を積極的に行っている」企業とのこと。様々な視点から厳正な審査を経て、2017年に選ばれたのは以下の企業でした。
 

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