• 2017.05.0904:00
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【例文あり】「負けず嫌い」をアピールするための自己PRの作り方

自己PRのエピソードとして、サークルや部活、研究、コンテストの経験から「負けず嫌い」を強みとしてアピールする学生は多くいます。
負けず嫌いであることは、成績を常に求められる営業職には特に求められる力でアピールとして、とてもよいポイントです。
しかしただ「負けず嫌い」をアピールすると、人事担当者に「周りとうまくやっていけるのか」「協調性はあるのか」不安に思われてしまう可能性もあります。
そのため、負けず嫌いを利用したアピールは注意点が必要です。今回はそんな「負けず嫌い」をうまくアピールするための自己PRの作り方、注意点を解説していきます。
負けず嫌いをアピールすることを考えている方はぜひ参考にしてみてください。
 

 企業が求める負けず嫌いとは

 
まずは、負けず嫌いの本来の意味を知っておきましょう。
【負けず嫌い】(大辞林より)
人に負けることが嫌いでなにごとにも頑張るさま。また,そのような性質の人。
▼類語: 気の強い、強気な、勝気な、積極的な、アグレッシブな、自信家
 
ビジネスシーンで求められる負けず嫌いとは次の通りです。
○向上心|社内外で成績が芳しくなかった場合、上回るために努力・行動する
○志向性|積極的に自己主張をし、周りに影響を与える
○目標を達成するために努力を惜しまない
 
負けず嫌いをアピールする上で、大切なポイントは、「競争相手(ライバル)の存在」に対して「どのような思い」から、「どんな行動」にうつり「結果はどうだったか」を伝えていくことです。
 

 負けず嫌いをアピールするときの注意点

 
次に「負けず嫌い」をアピールするときの注意点についてお伝えしておきます。
 
1. 独りよがり/自分勝手に動くというイメージにならないようにすること
「負けず嫌い」という言葉は、上記に書いたように類語は「勝気な」「自信家」「気の強い」というイメージを与えます。営業職のような成績を競い合うような職業では、求められる力です。外資系や金融系など「1位」になることを前提とされた社風では、アピールするべきでしょう。
チーム制の営業や物事を頼まれて作業をする、事務職・エンジニアなどでは、「チームで仕事を進めていく」力が必要となるため、企業によっては「チームでの業務では浮いてしまう」「自己主張が激しい」「協調性がなさそう」というネガティブなイメージになりがちです。自己PRで負けず嫌いであることを伝えるにしろ、「周りの意見も聞きながら」 という趣旨をいれておくべきです。
 
★あわせて読んでおきたい記事|協調性をアピールする方法
 
2.「競争相手/ライバル」は誰か・何かを明確に伝えること
負けず嫌いで……というアピールに対して「誰に対して」「何に対して」ということもあわせて伝えるべきです。たとえば、明らかに味方であったり、ハードルが低いものにたいして、負けず嫌いが発動したというと、説得力が薄れてしまいます。「明らかに勝てそうになかった●●に対して◎◎を行い、結果を出すことができた」というように、出来事の前後で振り幅(自分自身の実力がアップした)が出るように伝えましょう。
 

 負けず嫌いを使った自己PRの作り方

 
次に「負けず嫌い」をアピールする自己PRの作り方、整理方法について順番に説明していきます。
 
1)「負けず嫌いだ」と思う理由・きっかけをまとめる
負けず嫌いをアピールするきっかけをまとめていきましょう。エピソード、他人の評価であると客観的な視点になりますので、なお良いです。
 
2)エピソードを5W1Hでまとめる
  いつ(When) :大学3年生のとき
  どこで(Where): 関西地区のビジネスコンテストで
  だれが(Who) :ゼミのチームが
  なにを(What): よい成績が収められるように努力し、ライバルに勝つことができた
  なぜ(Why)  : ここ2~3年ライバルの◎◎大学に負け続けていた
  どのように(How):ライバルを徹底的に調べ、練習を行った
 
さらに、負けず嫌いがあることをアピールするために振り返っておくべき点
・どれくらい負けていたのか/負けそうだったのか/勝ちづらかったのか
・なぜ努力しようと思ったのか
・どのように行動し、どのような結果が生まれたのか
・誰と協力したのか
 

 自己PRで「負けず嫌い」をアピールするための例文

 

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