• Profile
  • 氏名:阪口 直也

    職種:企画開発

    入社:2014年4月

    部署:グローバル統括本部 企画グループ MD部 企画四課 主任

  • 大学の商学部を卒業後、2014年に入社。学生時代は塾講師のほか、カフェでのアルバイトも経験。1年間の中国留学を経て、「海外と取引があるモノづくりの会社」を軸に就職活動をはじめ、生活に身近な製品を扱う朝日電器に興味を持つ。入社後は営業として西営業部に配属され、1年半後の2015年11月に現在のMD部へ異動。以降はMD部内で商品開発のキャリアを積み、2020年11月から主任に。休日は妻と2人で出かけたり、ドラマを見たりゲームをしたりして過ごす。MD部の後輩とともに登山を楽しむことも。

What I do ‐こんな仕事をしています‐ 自社商品の企画・開発を軸に、多岐にわたる業務を担当しています。

私はMD部という商品の企画開発を行う部署で、生活家電周辺用品の企画と開発を担当しています。業務内容は多岐にわたりますが、基本的には自社ブランドELPA商品の企画と開発です。ほかの多くのメーカーのように全く形のないところから自分たちで考え、「こんなことが困るよね」とか「こんな商品あったらいいな」と商品を一から作っていくこともあれば、もともと海外で売られている商品を輸入して日本の市場に合った販売方法で提案していくこともあります。どちらもできるのは、メーカーベンダーである当社の強みですね。
最近のヒット商品で言うと、よく飲食店などの入口で見かけることが多い手をかざしたら自動で消毒液が出てくるオートディスペンサーがあります。感染症の拡大によって売り上げが伸びたのですが、当社では5~6年前から扱っています。初代の商品はあまり仕様は変えず、スタンダードなオートディスペンサーとして売り出しましたが、リニューアルを繰り返し、最新の商品はタンクへの注ぎやすさや電池ボックスの交換のしやすさを改善するなど、自社で一からデザインしています。
以前は中国で行われる展示会やメーカーへの訪問を活発に行っていましたが、感染症の拡大以降は、国内の展示会や実際の売り場が主な情報収集の場になっています。また、大手家電量販店などとコラボしてPB商品をつくることもあります。その場合は営業と同行してお客様と直接やり取りするので、商品開発と言うとずっと社内でPCに向かっているイメージがあるかもしれませんが、社外での商談や展示会への出展など、非常に多岐にわたるのがMD部の仕事です。

My work ‐先輩たちの働く姿‐ 生活が少し便利になる商品で、社会に貢献できることがうれしい。

当社の商品は、エアコン、洗濯機、冷蔵庫といった主役級ではありません。でも、気づいたらどの家庭にもあるようなタップや、それこそオートディスペンサーといった、生活を少し豊かに・快適にする商品をたくさん扱っています。劇的に生活が便利になるというより、ちょっとだけ便利になる。そのことで喜んでもらえたらうれしいですし、そういった商品の開発に携わり、社会や誰かの役に立っていることが、やりがいです。オートディスペンサーのほかにも、洗濯機用の糸くずフィルターを単体で扱っているのは当社だけですし、最近では農作業で汚れた服やペットの衣類を分けて洗いたいという需要があり、全手動ウォッシャーという手回しの洗濯機も売れています。逆に、大手メーカーではやらない・できないようなニッチな商品を開発できることも魅力ですね。 ワイヤレスチャイムという飲食店で店員さんを呼ぶ際に鳴らすチャイムや、住宅の玄関チャイムなど、外出先で商品が使われている場面に出合うことも多いので、うれしくて写真に収めることもあります。また、展示会に出展した際には一般のお客様と直接関わり、「こんな商品がほしかった」と実際の声を聞くことも。たとえばオートディスペンサーは、当初は家庭用の手洗い洗剤を想定して売り出したのですが、市場の声から食器用洗剤を入れて使われていることが分かり、2代目からは手洗いも食器洗いもどちら使用できることをうたったパッケージに変更しました。3代目からは、液体だけでなく泡でもミストでも対応できるようにラインナップを追加し、どんどん進化。想定した使われ方や売れ方をするとは限らないので、おもしろいですね。まずは実際に自分で使ったり、社内の人に使ってもらって感想を吸い上げ、改善していくことが多いですが、市場の声から気づきを得て商品の改良や開発に活かすこともあるので、良い意見はもちろん、ネガティブな意見も大切にしています。

People and culture ‐働きやすい職場‐ 若手が活発に交流・発信できる穏やかな雰囲気の職場です。

全社的にもMD部でも若手が増えている印象があり、若手同士の交流もかなり活発になっていますね。MD部では、企画課から業務課、マーケティング課を合わせて若手だけのミーティングを月に一回行っています。商品開発のブレストや困りごとの共有、部署全体の改善案を話し合うなど、良いコミュニケーションが図れていると感じます。活躍する20代が増えてきて活発な雰囲気があるのはうれしいですし、私自身は若手の中でも上の立場になってきたので、会の進め方を考えたりまとめる難しさを知ったりと、チャレンジし甲斐があると感じています。また、所属する企画四課は私と課長の2名体制だったのですが、今年から新人が入って3名体制になったことで、直属の後輩に教えるという業務も増えました。 若手を含めて、当社は1人がどんどん推し進めるというより、みんなで意見を交わして連携して進めていこうという、穏やかな雰囲気が特長です。上司や先輩も接しやすい方が多いので、それがそのまま意見の言いやすさや働きやすさにつながっていると感じます。

Careeres ‐キャリアプラン‐ 新しい商品カテゴリーに挑戦するとともに、自身の調整力を高めていきたい。

今後の目標としては、たくさんの商品を開発していくというのはもちろんですが、オートディスペンサーのような初代から5代・6代目までずっと続く商品、「持続的成長への挑戦」という当社のスローガンにマッチするような商品を生み出していきたいですね。また、これまで仕入れ商品としてはあったけれどELPA商品としてはなかった、たとえば調理家電といった新しいカテゴリーへのチャレンジも、もっとしていきたいです。新しいカテゴリーの開拓は、商品開発の仕事で一番目指すところかもしれません。 私自身としては、後輩が入ってきたこともあり、周囲のモチベーションを上げていけるような、若手に限らず周りの社員たちを引っ張っていけるような人材になりたいと思っているところです。今の上長とは5年ほど一緒に働いていますが、まだまだ学ぶべきところがいっぱいあります。特に、折衝や交渉が必要な場面での調整力が私には足りないと感じます。相手の要望に100%そのまま答えるだけではなく、この場合はこうした方がいいと調整していくことが一番難しい部分であり、やりがいでもあるので、社内外での調整力を上げていきたいですね。

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