- Profile
-
氏名:柴田 亜実
職種:販売スタッフ(主任)
入社:2009年
部署:ケーズデンキ松井山手店
-
学生時代、塾講師や電話オペレーター、テーマパークのスタッフなど、さまざまなアルバイトを経験。中でも大阪にある某人気テーマパークでの約3年間は、仕事選びに大きな影響を与えた。就職活動時のテーマは出産・育児を経験しても働き続けられる会社。面接でテーマをストレートに伝えた際の反応が良かった株式会社関西ケーズデンキへ2009年4月入社し、当時のケーズデンキ枚方店へ配属。2012年3月から産休に入り、時短勤務社員として2013年4月に職場復帰。その後、現在の松井山手店へ異動し、2019年に副主任、2022年4月より主任となり現在に至る。
What I do-こんな仕事をしています-お客様が満足そうに楽しくお買い物をされ、「ありがとうね。また来るね」と笑顔で帰っていただけたときのやりがいは格別。
以前担当していた白物家電と呼ばれる洗濯機や冷蔵庫は、一般的に一度にお買い上げいただける台数は1台。一方、現在担当している携帯電話は、提案の仕方次第によりお買い上げいただける商品数が増えていく可能性があります。ご本人はもちろん、ご家族分のスマートフォン、携帯電話の数だけSIMカードといった具合。その分、商談のしがいがあり、本当に面白いですよ。そんな私の根底にあるのは、人を喜ばせたい、笑顔にしたいという想い。お買い物に来てくださったお客様や協力会社の方、そしてケーズデンキを選んで働いてくれているパートさんやアルバイトさん。ケーズデンキに関わるみんなに笑顔になってもらいたいだけなのです。もちろん、スムーズに進むときばかりではありません。でも、「人を笑顔に」という指針は、いつまでも持ち続けていたいです。
My work-先輩たちの働く姿-ヒアリング力、提案力は、お客様への親切接客につながっています。
販売員として丁寧なヒアリングを心がけています。私たち販売スタッフのヒアリング力や提案力こそ、来店されたお客様の不安や心配を取り除き、お客様の生活を豊かにできるのです。モノを購入する際、今やパソコンやスマートフォンからワンクリックで注文したほうが断然スピーディで便利。家から一歩も出ずに必要な商品が手に入る時代です。もちろん、家電に限った話ではありません。そんな便利な時代に、わざわざお店へ足を運んでくださるお客様に私たち販売スタッフは何ができるのか。答えは単純明快。お客様の生活をヒアリングし、お客様がお気づきでないポイント、見落とされているポイントへの新しい提案と、その提案による豊かな生活の提供以外ありません。そう、お客様の潜在的なニーズへのアプローチが、この仕事の醍醐味なのです。私も日々このアプローチを実践しながら、後輩にもお客様のお話をしっかり聞くことと、お客様の考えやお困りごと、描いてらっしゃる生活にまで想像を張り巡らす大切さを伝えています。
People and culture-働きやすい職場-私より年下の世代も産休・育休から復帰し、私と同じように主任や副主任といった立場でたくさん活躍しています。
就職活動時、ケーズデンキを含め、すべての会社の入社面接で一種の賭けをしていました。それは、結婚しても出産しても働き続ける旨の意思表明です。面接の場が微妙な空気になる会社もある中、関西ケーズデンキだけが身を乗り出して「いいね」と言ってくれました。今ほど活躍している女性が少なかった10数年前。私の発言に面接で賛意を示してくれる会社なら、本当に子どもを育てながら定年まで働けると入社を決めました。そこに迷いはなかったことを覚えています。2009年に入社し、2012年3月から産休に入り、2013年4月に職場復帰して時短勤務を開始。2019年4月から3年間は副主任を務め、2022年4月から現在の主任へ。実は副主任のお話をいただいた際、時短勤務の一般社員の女性がステップアップできた事実に驚きました。というのも、一般社員で時短勤務社員として職場復帰したので、もしかしたら何も役職が付かないままかもしれないと思っていたからです。時短勤務でもしっかり仕事をしていたら評価されてステップアップできる。それが本当に感慨深く、何よりも私以外の女性社員や新しく入る女性社員に頑張れば上がれると思ってもらえるのが喜びでした。入社面接での面接官の言葉を信じて入社して良かったです。おかげで日々楽しく仕事ができています。
Careers-キャリアプラン-「〇〇が働きやすい会社」の〇〇が、「女性」から「みんな」になる日を目指して、今日も頑張ります。
「女性が働きやすい会社」という言葉が珍しいものでなくなればいい、とずっと思っています。世の中を見渡してみてください、「男性が働きやすい会社」を売りにしているパンフレットは存在しません。つまり、「女性が働きづらい」のが世のデフォルト。女性が働きやすいのを当たり前にしている会社は、まだまだ多くは存在していないのが実情です。関西ケーズデンキを女性が働きやすいのは当たり前だからわざわざ言わない会社にすることと、「女性が働きやすい」の「女性」を「みんな」になることを目標に仕事をしていきます。大変なのは私のような子育てと両立中の女性社員だけではありません。子どもが1人か5人かでも大変さが全然違いますし、男性社員で子育てと両立している人、ハンディキャップがある人、親の介護をしている人など、さまざまな人がそれぞれの事情を抱えています。そんな中で、みんなが働きやすい会社の実現はハードルが非常に高いと理解しているつもりです。しかし、関西ケーズデンキは、それを目指せる柔軟な会社だと私は信じています。私自身、実現に少しでも貢献できるよう、今の主任からさらに上のポジションに就きたいです。