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氏名:野村 尚史
職種:男児衣料担当事務係
入社:2012年4月
部署:商品本部
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京都大学理学部を卒業後、同大大学院で生命科学を研究。2012年、株式会社西松屋チェーン入社。店長アシスタントとして兵庫県姫路市の飾磨店へ配属。その後辻井店を経て、店長として伊丹行基店へ。2013年にDB部に異動し、ディストリビューターとして活躍。その後、予実績管理部での勤務を経て、2017年9月~商品本部で男児アウター事務係を担当。
What I do ‐こんな仕事をしています‐ 担当カテゴリーの商品が店頭に並ぶまで、事務業務を一手に引き受けています。
西松屋では商品の仕入れを担当するバイヤー、商品の開発担当をするMdserがいますが、私の仕事は商品を展開する際に関係部署とやり取りし、必要となる書類関係の事務作業を担うことです。商品群ごとに担当は分かれており、私は男児用のトップスとボトムスを扱う男児アウターの担当です。書類をつくってシステムに登録したり、実際にどんな順番でお店に並べていくかという指示書をつくったり、商談での値下げ交渉をしたり、事務係の仕事は扱う書類が多く、種類も多岐にわたります。以前は、予実績管理部で各部署の予算を立てるといった、まったく違う業務をしていました。その前は、商品の発注を主に行うDB部にいましたので、いま、事務係の仕事を一つずつ覚えている段階です。DB時代はベビーフードや哺乳瓶など雑貨の発注を担当していたため、繊維関係の知識はほとんどありませんでした。雑貨は新商品やリニューアルがない限り、基本的に年間を通して大きな変更はありません。ですが、服飾関連はシーズンごとにすべての商品が入れ替わるので、その都度、取引先との商談を行い書類の作成を行います。商品の基本的な流れが一番つかめる部署だと思います。他の方に追いつけるように、ものの流れと商品知識を勉強しているところですね。実際に休みの日にお店を見に行って、自分が関わってきた商品が並んでいるのを見ると、やりがいを感じます。
My choice ‐この会社を選んだ理由‐ 商品の最初から最後まで関われる、西松屋だからできるモノづくりが決め手。
もともとモノづくり、商品開発の仕事がしたくて、就活をはじめました。メーカーを中心に回っていましたが、入社した年は、たまたま目にした西松屋が「モノづくりを本格的にはじめます」という年だったんです。メーカーの商品開発は企画や材料、開発、テストと業務が分かれているのですが、西松屋では、材料の調達・工場の選定から、お店にどんな風に並べていくかといったプレゼンテーションのところまで、一貫してMdserが担当しています。商品の最初から最後までできるのが、おもしろそうだなと感じました。大学院ではバイオ関係の研究をしていたので、周囲には製薬会社やメーカーに進む人が多く、驚かれました。研究も楽しかったのですが、いろんな方と交流を持って幅広い仕事がしたいと思ったとき、西松屋でのモノづくりはとても魅力的でやってみたいと感じましたね。
People and culture ‐働きやすい職場‐ 理系出身者に心地いい、理論的かつ合理的な社風。
小売業は、世間的に体育会系のイメージがあるかもしれませんが、当社は真逆の雰囲気かなと思います。何か問題があったとき、改善したいことがあったとき、原因を考えて仕組みを変えていこうという、理論的かつ合理的な姿勢が根づいた会社です。一緒に働く人は、真面目というか、思慮深く行動する人が多いですね。 男児アウターだから男性ということはないですが、現在、男児アウターは男性2人、女児アウターは女性2人の事務係がいます。基本的にパソコンでの作業が多いので、皆さん個々にスピーディーに作業されています。細かい部分までキッチリしている人が多いと感じます。
Growth and development ‐仕事を通じて成長したこと‐ ある部署での経験が次の部署で必ず生きる。ジョブローテーションの醍醐味を感じています。
仕事を通しては、他部署の方にどんな風に伝えるかということが身についたかなと思います。特に、以前いた予実績管理部では、分析をしてつくった予算やデータを他部署へ報告する中で、どの部分から説明したら伝わりやすいか、相手の立場に立った資料づくり・報告の仕方が勉強になりました。部署が違えば、ベースとなる知識も違ってきます。いろんなデータが載っていれば“調べた感”も出ますが、実際に現場で必要なデータなのか、相手が読み解けるデータなのか、当時の上司からも、「相手の立場に立って資料をつくりなさい」と、教わりました。 新しい部署に行くと、他部署にいたら見えなかったことが見えてきます。なぜこんなことをしているんだろうと他部署からは見えていたものが、いざ入ってみると理由があってそうなっていると分かります。じゃあ、他部署のためにはこう改善していった方がいいのでは、といった新たな方向も見えてくるので、ジョブローテーションでの異動はおもしろく勉強になりますね。いろんな仕事をしてみたいなという人にとってはいい会社だと思います。逆に、今どういう仕事がしたいと確固たるモノがない人も、いろんな部署でいろんな仕事をして、自分がおもしろそうだなと思う方向に進んでいける会社です。 将来的には商品本部でMdserをしたいと考えているので、いま事務係でしっかり商品の流れをつかんで経験を積んでいきたいです。そして、西松屋にしかない、魅力的なPB商品を開発したいです。