- Profile
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氏名:石川 健
職種:服飾雑貨・シューズ・レイン用品・ギフト用品担当DB
入社:2010年4月
部署:DB部
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2010年、早稲田大学人間科学部を卒業後、株式会社西松屋チェーンに新卒入社。東京都葛飾東水元店で半年間店長アシスタントとして勤務し、茨城県常陸大宮店で店長となる。その後栃木県、福島県の店舗で店長を務める。2014年7月にDB部に配属となり、チャイルドシートや三輪車などの大型育児用品を担当する。2017年7月、服飾雑貨・シューズ・レイン用品・ギフト用品の担当となり、現在に至る。
What I do‐こんな仕事をしています‐ 「欲しいのに買えない!」をなくすのが、私たちDBの役割です。
DB(ディストリビューター)として、店舗の商品在庫をデータ管理して売れ行きを分析し最適の在庫となるように調整しています。私が担当しているのは、主にシューズ、レイン用品、帽子の3つです。当社では入社後、店舗で店長を任されますが、その際、お客様から「欲しい商品の在庫がない」といった問い合わせを受けることが度々ありました。商品の発注の精度を高め、在庫不足に対応したいと思ったのが、DBの仕事に興味を持ったきっかけです。実際にやってみると、分析通りにいかなかったり、多めに発注していても欠品したりして、簡単ではありません。しかし毎日新しい発見があり、面白さを感じています。
また、担当する商品によって発注の仕方が変わってくるのも、DB業務の魅力です。最初に担当した大型育児用品は、1人のお子様に1つあれば良い商品が多いため購買頻度が低く、発注数量も比較的少ない方でした。しかし、現在担当している服飾雑貨は、流行や気候が影響し、購買頻度も高いため発注数量も多く、過剰在庫または欠品になるリスクが大きくなります。分析力と判断力を求められる仕事ですが、やった分だけ精度が上がるため、難しくもあり、楽しくもあります。また、クリスマスなどにギフト用のラッピングが多く売れた時、「これだけたくさんの子どもたちがプレゼントをもらっているのだな」とほっこりするのも、仕事のささやかな喜びです。
My choice‐この会社を選んだ理由‐ 子どもが好きだからこそ、PB商品(プライベートブランド)に力を入れている当社に惹かれました。
もともと子どもが好きで、子ども用品を扱うメーカーなどを視野に入れて就職活動をしていました。中でも西松屋に惹かれたのは、PB商品に力を入れていたからです。お客様にとって必要な機能だけに絞り込んだシンプルな仕様にすることで、コストを抑え、日本の子育てをもっと明るくするという考え方に深く共感しました。 また、さまざまな部署で経験が積めるという点にも魅力を感じました。店舗を経験した後のジョブローテーションは、人によってさまざま。実際、同じDB部で勤務していた先輩方も、店舗開発部やインターネット販売部、商品本部など、幅広い部署で活躍されています。発注の仕事をしていると商品の内容に目が向くので、商品本部が少し気になったりもしますが、今は、DB部での仕事が楽しくて仕方ありません。
People and culture‐働きやすい職場‐ 上司からもらったアドバイスが、今の仕事のスタイルになっています。
社内コミュニケーションの活発な当社は、相談しやすい方が多く、とても恵まれていると感じています。特に、初めて店長を任された時の上司には、さまざまなことを教わりました。印象に残っているのは、「仕事は楽しんでやりなさい」というアドバイスです。当時の私は、慣れない店長の仕事でミスも多く、少し落ち込んでいました。いつもとても楽しそうに仕事をしていた上司の言葉は説得力があり、「なるほど」と圧倒されたのを覚えています。部署が変わった今でも、私の尊敬する上司の一人です。この時いただいたアドバイスは、今の仕事のスタイルのひとつになっています。 現在所属しているDB部にも、自分より2歩も3歩も先を行っている方がいます。「これをやってみます」と提案すると、多くは既に実践されているんです(笑)。そしてやはり、楽しそうに仕事をされています。すごいなと思うと同時に、自分も負けていられないなとも思います。上司の方々に出会っていなければ、“仕事を楽しむ”という考えには至らなかったかもしれない。そう思うと、当社に入社して本当に良かったと思います。
Growth and development‐成長を実感したい‐ 仕事に不可欠なPDCAサイクルを、勉強中です。
DB業務をする中で、“仕事ができる”とはどういうことか、最近よく考えます。発注業務は、具体的な見通しのないまま取り掛かると、在庫の過多や不足を招いてしまいます。そうなると立て直しも大変です。ミスがあれば原因を追究し再発防止の対策を立てますが、やはりミスが少ないのが大切な要素だと思います。リスクを見極め、計画を立て、実践し、結果を振り返る。そして次の発注につなげるようにしています。 最近は、DB部に新しく入ってくる後輩の指導をすることで、自分自身が学ぶこともたくさんあります。教える上で心がけているのは、発信するだけでなく、相手の話をよく聞き、理解できているかどうかを確認することです。自分の言っていることがうまく伝わっていない場合もありますし、どこまで分かっているかを把握するようにしています。また、教える前に指導の計画を立てますが、人によって習得にかかる時間は全く違うので、今後は寄り添いながらリードできるようになりたいと思っています。 皆に共通して伝えているのは、「仕事を楽しんで」ということです。同じ仕事をするのだったら、楽しくやったほうがいい。この仕事のコツを、後輩達にも伝えていきたいです。