• 2016.01.1411:30
  • 企業/業界研究

意外と知らないサッカー業界。クラブチームとスポンサーの関係って?

サッカーは世界中で大人気のスポーツですが、最近は、日本人選手も海外で活躍していて、外国人が「香川はすごいよね、良い選手だ」と言っているのを耳にすると、自分のことのように嬉しくなりますよね。子供たちのなりたい職業でも男の子にはサッカー選手は人気。選手になるのはかなり難しいですが、サッカーに関連する仕事にはどういったものがあるのでしょうか。また、サッカー業界はどのように成り立っているのでしょうか。

 

 Football:サッカーとラグビー

日本語ではサッカーと言いますが、英語ではFootballですよね。ラグビーも英語ではRugby footballで、フットボールです。かつて、サッカーやラグビーが日本に入ってきた時には、どちらも蹴球と呼ばれ、サッカーをア式蹴球、ラグビーをラ式蹴球と呼んで区別をつけていました。ワールドカップで大金星を挙げて大人気のラグビーですが、日本では元々サッカーと同じくらいの歴史があります。

 
とはいえ、最近の競技人口を見ると、ラグビーとサッカーの間にはかなり大きな差があるようです。国際ラグビー評議会によると、日本のラグビーの競技人口は、12万2,368人(4,659人が女子選手)。サッカーは、日本サッカー協会に登録している選手数が96万4,328人(26,978人が女子選手)となっています。10倍とまではいかないものの、やはりサッカーをしている人の方がはるかに多いです。ワールドカップの後、大人気になった五郎丸選手が殺到する取材を断らず丁寧に対応していたのも、このチャンスを活かしてラグビー人気が競技人口につながるのを願ってのことだったそうです。やはり、強くなるためにはすそ野を広げていく必要があります。

 
サッカー選手が子供たちのなりたい職業の上位にランクインするほど人気になったのは、やはりJリーグの存在が大きいのではないでしょうか。プロ選手になってJリーグのクラブチームでプレイしたい、活躍して本田選手や香川選手のように世界で活躍したいと子供たちが思えるのは、プロリーグであるJリーグがあるからです。ラグビーは、トップリーグも社会人ラグビーの全国リーグで、プロチームは日本にはまだありません。ワールドカップで活躍した五郎丸選手もサラリーマンとして働きながら会社のチームでラグビーをされていました。

 

 プロリーグであるJリーグを支えているのは?

続きを読むにはログインが必要です。

CATEGORYカテゴリー