• 2016.05.2604:00
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【就活Q&A】今さら聞けない就活のギモンをクイズ形式で解消!! ~面接編~

いよいよ6月に選考解禁を迎え、就活も本格化。
面接を控えているみなさんに、いきなりですがクイズを出したいと思います。
 
Q.1 面接会場へ入室する際の、ドアノックは2回である(○ or ×)
 
 
 
 
 
 
 
正解は×です。
日本では、ドアノック2回はトイレノックとされており、ビジネスシーンでは3回ノックするのが一般的。意外と知られておらず、面接時に2回ノックしてしまう学生が毎年必ずいるので、注意しましょう。
 
あなたは正解できましたか?
このように、面接ではいくつかの“おさえておきたいポイント”が存在します。
 
面接は、企業が優秀な人材やニーズにマッチした人材を採用しようと、あなたがどんな人間なのか限られた時間で探ろうとするもの。
今回は、いざ明日面接があっても大丈夫なように、面接対策をクイズ形式でご紹介しましょう。
 

 ~初級編~

Q.1 面接会場への到着は○○分前が望ましい
(1.30分前 2. 15分前 3. 5分前)
 
Q.2 控え室でのマナーで正しいのはどれ?
(1.他の受験者とコミュニケーションをはかる 2.身だしなみの確認をする 3.静かに順番を待つ)
 
Q.3 面接が始まる時のお辞儀の角度で正しいのはどれ?
(1. 15度 2. 30度 3. 45度)
 

 
A.1 2.15分前
ただし、15分前に会場に到着して受付をするという意味ではありません。
15分前に会場付近に到着し、会場の場所を確認。トイレや身だしなみの確認を済ませて、受付には約束時間の5分前に伺いましょう。
 
A.2 3.静かに順番を待つ
2.身だしなみを確認する、と答えた人が多かったかもしれませんが、礼儀として多くの人がいる(他の受験生や企業の人がいる)場での身だしなみチェックはNGです。企業に入る前に身だしなみは整えておき、面接控え室では静かに順番を待ちましょう。
 
A.3 2.30度
お辞儀の基本ルールとして、15度は会釈、30度は敬礼、45度は最敬礼と言われています。面接が始まる時の挨拶は30度、面接が終わって御礼を言う時は45度のお辞儀が望ましいでしょう。
お辞儀をする際、男性は手を脇にそろえ、女性は利き手を下にして体の前でそろえ、顔を上げたら一度面接官を見ると、堂々と落ち着いた印象です。
 

 ~中級編~

Q.1 面接時の言葉遣い・表現・言い方など、丁寧であれば丁寧であるほどいい
(○ or ×)
 
Q.2 面接でやってはいけない立ち振る舞い、次のうちどれ?
(1. 視線を配る 2. 視線をそらす 3. 視線を交わす)
 
Q.3 緊張して質問内容を忘れた時、質問を聞き返してもいい
(○ or ×)
 

 
A.1 ×
丁寧さを心がけることはもちろん大切。ただし、丁寧さを意識するあまり、間違った敬語や謙譲語を使ってしまうのは、就活あるあるです。普通の言葉遣い・表現・言い方で常識を意識すれば十分。「普通ではアピールにならない」と思うかもしれませんが、「普通のことが普通にできる」「私には常識がある」というアピールになりますよ。
 
A.2 2. 視線をそらす
人間は「逃げたい」という心理の時に視線をそらすもの。面接中は、面接官の目をしっかりと見て、視線を交わしながら話すようにしましょう。面接官が複数いて、余裕があれば視線を配る、つまりそれぞれの目を見て話せば「自分に語りかけてくれている」ということで、複数の面接官に好印象を与えられます。
 
A.3 
まず、やってはいけないのは、聞き取れたつもりになって、無理に答えてしまうこと。聞き返すと減点になると思い、中途半端に聞き取った内容で返事をすると、的外れな返事になってしまいます。
この場合は、聞き取れなかったことを正直に伝えましょう。
「すみません。緊張のあまり、質問を聞き逃してしまいました。もう一度、お願いできますでしょうか」
緊張を理由にすれば、面接官も「慣れていない場だから緊張も当然」と思い、寛大に見てくれます。ただし、聞き返すのは1回までにしましょう。
 

 ~上級編~

Q.1 面接の後はお礼メールを送る
(○ or ×)
 
Q.2 「当社は第何志望ですか?」という質問に、答えはウソをついてもいい
(○ or ×)
 
Q.3 「最後に何か質問ありますか?」という質問に、何もなければ答えなくてもいい
(○ or ×)
 

 
A.1 
「そこまでやらなくても……」と思うかもしれませんが、面接の後にはできる限り早めにお礼のメールを出しましょう。必ずしもそうなるとは限りませんが、面接の結果が良い方向へ変わることもあります。面接対策本やWEBサイトにとっては「お礼メールは迷惑なだけ」などの意見もありますが、結果が悪い方へ変わることはあまりないので、出さないよりは出した方が良いと言えるでしょう。
 
A.2 ×
やはり、ウソはウソです。「もちろん第一志望です!」と胸を張って答えても、どこかでボロが出てしまってはかえって印象が悪くなってしまいます。
第一志望ではない場合も次のように答えればOK。
「第一志望の一つです。一社ですが、御社と同様に魅力を感じている企業があります」
これは第二志望である場合にも躊躇なく使える好回答です。
「まだ明確な志望順位を決めておりませんが、御社の○○には非常に魅力を感じております」
この回答は、志望順位が高くないことは伝わってしまいますが、「常識のある回答だな」という印象は与えられます。
ウソをつくこともよくありませんが、正直に「第三志望です」などと回答するのもよくありません。上記のような言い方がベターでしょう。
 
A.3 ×
これは“逆質問”と言って、多くの就活生を悩ませています。
何もないのに無理して質問をするのではなく、きちんと企業研究をした上で気になることを聞きましょう。“逆質問”は面接官との最後のコミュニケーション。このチャンスを活かすためにも、しっかりと企業研究をしておくことをオススメします。間違っても、企業の採用ページを見ればわかるような「軽い」質問はしないこと。将来この会社で働く――、というビジョンを持った上で、気になることを聞いてくださいね。
 

 まとめ

就活生にとって、就職面接は初めての経験。
「緊張しすぎて志望動機がしどろもどろになってしまった」
「先に隣の人に自分が考えてきたことと同じことを言われてしまい、頭が真っ白になってしまった」
などなど、面接時の失敗は珍しいことではありません。
 
緊張を完全になくすことはできませんが、多少やわらげて面接で十分な力を発揮するには“失敗はするもの”という心構えと、しっかりとした面接の“事前の準備と練習”が大切です。
面接前の準備と練習によって、あなたの不安やギモンを解消することが可能です。失敗を未然に防ぐためにも、悔いのない就活をするためにも、面接対策はしっかり練っていきましょう。
 
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