• 2016.09.1211:30
  • 面接/筆記/ES対策

グループディスカッションでタイムキーパーになったときのアピール方法

グループディスカッションにはいくつかの役割があります。司会、書記、タイムキーパーなどです。どの役割をするかで評価が変わるのか、というのは気にかかる所だと思います。実は、どんな役割をするにしても重要なのはその役割の果たし方にかかっているので、役割を全うできなければ、評価はされません。では、タイムキーパーになった時には、どういったことに気を付ければよいのでしょうか。考えてみましょう。

 

 グループディスカッションの役割

まず、グループディスカッションを企業はなぜ行うのでしょうか。応募者が多い企業の場合、グループディスカッションを行うことにより、効率的に選考を進められます。また、複数の学生を同時に見ることができるため、比較がしやすく、評価がつけやすくなります。また、個別面接のように、採用担当者によって評価のばらつきがあるといったことが少なく、同じ基準で選べます。

 

グループディスカッションは、複数の志望者が企業の指定するテーマをグループで話し合います。最後の発表だけでなく、話し合っている様子も面接官の観察対象になります。グループディスカッションで選ばれるテーマは、ほとんどの場合、正しい答えが一つではありません。ですから、答えがどうこうではなく、話し合いのプロセスの方が重要です。企業が、グループディスカッションを通して知りたいのは、志望者の本来の姿なのです。グループディスカッションでは、初対面同士の就活生がグループを作り、他者との関係を作り上げながら、結果に結びつけていくという活動を行います。その過程で、志望者の本来の姿や、組織の中でどのような動きをするのかを見ることができるのです。

 

グループディスカッションでは、自分一人がいくら頑張っても、グループとして機能していないと、全員が落選してしまうことがあります。あくまでも、「グループ」で「ディスカッション」する場なので、グループの半数がほとんどしゃべらなかったりすると、グループとして評価されず、グループディスカッションを通過できなくなってしまいます。逆に、グループの連携がうまくいくと、全員が通過することもできるのです。アピールするべきはコミュニケーション能力と協調性です。うまくいくと、全員の評価が高くなり、全員通過ということもあり得るだけに、グループディスカッションを一緒に行うメンバーは、選考のライバルというよりも協力者だと思うようにしましょう。

 

グループディスカッションの役割を決める際、司会や発表者といった、目立つ仕事をしたがる人が多い中、実は、「タイムキーパー」はポイントの高い役割です。「司会」ほど難易度は高くないものの、要所要所で発言をしつつ、役割を果たすこともできる、グループディスカッションの成功に貢献しつつ、アピールすることもできる役割なのです。

 

 実はポイントが高いタイムキーパーの任務

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