• 2016.01.1504:00
  • 就活マナー

就活中のピアスはどう対処するべき?

就活中とはいえ、常にスーツ姿でいるわけではありません。時には休日に友だちと出かけることもあるでしょう。人は誰しも、おしゃれは楽しみたいもの。最近は女性だけではなく、男性もピアスなどのアクセサリーを身につけるようになりました。
 
しかしピアスは、何日もつけないと穴が閉じてしまいます。そのため、できればピアスは外したくないと考える人もいるでしょう。
そこで今回は、就活中のピアスについてお話します。

 

 就活中にピアスをつけていても大丈夫か

最近はピアスの穴が1つだけではなく、複数という人も。またヘソなどをはじめ、耳以外にあけている人もいるようです。もちろん就活には、社会人予備軍として大人の振る舞いを求められますが、「ピアスやネックレスなどアクセサリーを身に付けてはいけない」というような決まり事はほとんどの場合ありません。
 
とはいえ、本当にピアスは就活時に問題とならないのか……。この点については、相手の立場からよく考えてみる必要がありそうです。
 
採用試験では大人数の就職希望者の中から、より企業に合った人材が選ばれています。逆を言えば大勢の希望者をふるいにかけ、相応しくない人をいかに落とし優秀な人材のみを厳選する、ということ……。
そうした状況の中、果たしてピアスは不利になるのでしょうか。
 

結論から言うと、金融機関など企業によっては、ピアスの使用を認めていないところもあり、その場合は不利になってしまうようです。あるいはアクセサリーの使用を認めていても、常識の範囲としてデザインなどに制限を設けているところもあるでしょう。
 
大きく目立つ、あるいは派手なデザインのピアスは、やはり就活には不適。たとえ明確にNGとされていなくても、企業の採用担当者から受ける印象は良いものとは言い難いものです。いくらまだ学生の立場だとしても、就活では企業人として働くという意識を持って臨むぺきでしょう。
 

 就活中には、アクセサリーは身につけていない方が無難

就活を行う際、アクセサリーにも気を配りたいという人もいるかと思いますが、業界によってはアクセサリー類の着用を厳しくチェックしています。就活を行う上で、基本的にアクセサリーは身につけない方がベター。自身のおしゃれを優先させるのではなく、客観的に見てどう見えるかを意識して行動しましょう。
 
ピアスを外すとピアス穴がくぼみのように見えて、逆に気になってしまうことがあるかもしれません。しかし、「TPOに合わせてピアスを外してきた」という印象を相手に与えることが出来るでしょう。あくまで企業は就活あるいは仕事の場においてピアスを避けるべきだと考えているに過ぎず、プライベートな時間にまで禁止とは思っていません。
どうしてもピアス穴が気になる場合には、ファンデーションやコンシーラーでぼかしておくと目立たなくなります。
相手からの印象はもちろん、気配りとしての行動が大切です。
 

 どうしてもつけたい人は

ピアスを外した際の穴が気になる人や、お守り代わりにどうしても就活にピアスをつけて行きたい人もいますよね。そういった場合には、ごく小ぶりのパールなど派手さの無いものを選んでください。ルビーなどの石は、輝きだけではなく色からも目立ちます。いくら1つ石のデザインであっても、避けた方が良いでしょう。ただし、あくまでピアスをつけることは、本来ならば避けるべきことと考えておくことが重要です。厳しいようですが、それでもピアスをつけた場合、その結果は自分の責任となります。
 
尚、社会人になると、否が応でも電話の対応や接客が求められます。電話を受ける際にも、大振りなピアスが付いていたのでは邪魔になるでしょう。受話器に当たって、相手に不快な思いをさせてしまいかねません。いざ就職した際にも、社会人としてのマナーとして覚えておきたいものです。
 
昨今は外資系やベンチャーなど、会社によってはアクセサリーについて個人の自由に任せている企業が増えきました。そのため、就活でもピアスなど「そこまで気にしない」とする企業はあるでしょう。しかし自分自身の独断で「大丈夫だろう」と考えず、よく調べるようにしてくださいね。
 

 相手目線から考える

忘れてはいけないことは、会社説明会、特に面接の場では、年配の方もいらっしゃる場合があります。例えば会社訪問やOB訪問で若手社員からマイナスの印象が感じられなくても、それは相手によって異なります。ピアスを禁止とはしていなくても、中には不快に思う人がいるかもしれません。無用なリスクは避けましょう。
 
また男性のピアスは、女性に比べてまだまだ一般的とは言えません。社会人になれば、その傾向は特に顕著です。そのため、同じ男性から見て「なんでこの人は、男性なのにピアスをしているのか」と不審に思われるかもしれません。
 
ピアスが良いか悪いか、最終的に判断するのは企業の担当者。社会人としての相応しさはもちろん、個人によっても感じ方は異なります。自分の主観ではなく、さまざまな年齢層・性別を想定し、客観的に見て相応しい身だしなみを意識しましょう。あくまでピアスは「できるかぎり避けた方が良い」ものとし、判断してください。
 
 

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