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就活では、化粧品やハンカチなどの他、履歴書や会社案内など大切な書類も持ち歩かなければならないため、少し大きめなカバンを要します。また、スーツに合わせて新しくカバンを新調する人も多いでしょう。
では就活用として、向いているカバンと向いていないカバンはあるのでしょうか。
 
中には就活用カバンについて、「黒くて使いやすければどんなものでも良い」と思っている人がいるかもしれません。しかし、選ぶ際にはいくつかの注意点があります。形や色、機能面など、就活用のカバンを選ぶ際のポイントを見ていきましょう。
 

 案外多い、就活中の持ち物

就活を行っていると、想像していたより持ち物が多くなることがあります。女性なら、化粧品やハンカチなどは常に持ち歩いていることでしょう。その他にも手帳や会社案内、履歴書、エントリーシート、筆記用具、携帯電話・スマートフォン、予備バッテリー、折りたたみ傘、ストッキングの替え、飲み物など、就活で持ち歩くアイテムは非常に多岐にわたります。
 
また、活動と活動の合間に大学へ行くこともあるはずです。その際には授業で必要な教科書なども伴い、予想以上に持ち物が膨らんでしまいます。そのため、ある程度の量に対応できるカバンが必要となるはずです。収納だけでなく、取り出しやすさもポイントとなるでしょう。
 

 就活には、使いやすいカバンが一番

就活は暑い夏の日の活動はもちろんですが、お天気の日ばかりではなく雨天でも外出しなければなりません。しかも、中に入れている書類は大切なものばかりですし、濡れないように気を配ることも重要でしょう。
 
革製のカバンは長く使えますし、使うほどに風合いも出て高級感があります。しかし重さが出てしまうのに加え、雨の日の活動にはあまり向いていません。そのため就活用のカバンでは、ポリエステルやナイロンなど、軽くて防水性やはっ水性のある素材のものが便利です。
 
また、就活を行う際には、徒歩での移動のほかに公共交通機関での乗り降りも多くなります。しかも初めて行く場所などがほとんどのため、想像以上心身において疲労が伴うでしょう。その上、書類などの手荷物も重くなりますので、負担を軽くする工夫も重要です。手持ちカバンの場合には、取り外しできるストラップが付属していると便利です。女性用の場合、肩かけ用のデザインも多く出ています。いくつか比較して、使い勝手に合わせて選ぶのがベスト。カバン自体が軽く、持ち手が手に馴染みやすいものがおすすめです。
 
スーツを販売しているお店では、同じ店舗内でリクルート用カバンも併せて販売しているところもあります。価格も安価なものからバリエーションに富んでいるので、ぜひ探してみてください。デザインも大切ですが、就活用には何といっても実用性に富んだカバンを選ぶようにしましょう。
 

 おすすめ就活用カバンの「色やカタチ」

就活時には、スーツを着用しています。そのため、やはりビジネス用のカバンが向いていると言えるでしょう。色はどんなスーツにも合い、靴との相性も良い「黒色」のカバンがおすすめ。ブランドものの大きなロゴ入りカバンや、カラフルなデザインのものは就活には向きません。金属部分も目立ちますので、金具も最小限に抑えたデザインが良いでしょう。
 
次にカバンの形ですが、A4サイズの書類が入り、しかも出し入れしやすいゆとりのあるものが適します。就活中には、沢山の書類が必要となるはず。それらの書類を折ることなく収納できる大きさは、就活用のカバンとして必須要件になります。また、カバンの内部にも注意しましょう。訪問先で必要な書類がすぐに出せるように、区分しておかなければなりません。そのためには、A4サイズの書類・ファイル等が複数入っていても見つけやすく、すぐに取り出せるかどうかがポイントです。また、持ち歩きの際や書類を出し入れの際に中が見えにくいよう、チャックなどで蓋ができるタイプが良いでしょう。
 
尚、面接や企業説明会の際には、カバンを椅子の脇の床に置くことになります。カバンが倒れてしまえば自分でも気になりますし、見た目も良くありません。また、カバンが隣の席に倒れかかってしまったのでは、他の人にも迷惑をかけてしまいます。そのため、カバンを床に置いた時にしっかりと立ったまま置いておける「自立式」のカバンがおすすめです。できれば、カバンの底にピンが4ヶ所以上打ってあるものを探してみてください。ピンがあると直接カバンが床に触れないため、長い期間にわたって綺麗なまま使うことができます。
 

 就活用のカバンの購入ポイント

就活用のカバンとしてふさわしい条件を、最後にまとめておきましょう。
 
【1】 サイズ……A4の書類が出し入れしやすい大きさ
【2】 色は黒……スーツに合うように、黒色でロゴマークや飾りのないもの
【3】 素材……軽くて防水性や撥水性のあるもの。ポリエステルやナイロンのものがベター
【4】 ポケットの多いもの……持ち物や書類の分類に重宝する
【5】 自立式……底の部分にピンがあるものは丈夫で最適
【6】 防水・撥水加工……天候が悪い日も安心
 
これらを参考に、就活の必須アイテムであるカバンを選んでみてください。