• Profile
  • 氏名:小澤 蒼

    職種:トラベルコーディネーター

    入社:2017年4月

    部署:ハイヤー課

  • 神戸甲南女子大学 文学部多文化コミュニケーション学科を卒業。観光案内に携わり、さらに留学経験で身に付けた英会力を活かせるトラベルコーディネーターにひかれて2017年4月に「大阪MK株式会社」に入社。南営業所に配属になり、3ヵ月間のタクシー業務を経て、セミハイヤー課に。その半年後にはハイヤー課へ異動し、世界中の人々に日本の魅力を伝えている。休日も観光地を巡るほど勉強熱心。

What I do-こんな仕事をしています-お客様の観光プランに寄り添い、ときには自分のアイデアで満足度を高める仕事です。

トラベルコーディネーターとして観光案内をメインに、企業様の貸切送迎や空港送迎などにも関わっています。観光案内は丸1日のご利用が大半で、お客様はタイやフィリピンといった東南アジアのファミリー層が多いです。そのためほとんどの場合、当社が保有する最大9名様が乗車できるワゴン車を運転します。

ご案内先は大阪や京都、奈良で、大阪の代表的なコースを例に挙げると、「大阪城を見学して、黒門市場でランチを味わい、心斎橋でショッピングを楽しんだあとに、梅田スカイビルの空中庭園展望台に行く」という流れになります。働いて意外だったのは、外国の方の梅田スカイビルに対する人気の高さで、面白い建造物だと海外ニュースでも話題になっていました。日本人とは違う観光地に興味を持たれていることを知るためにも、海外メディアの情報発信も気にしています。

また、質問される内容も深い知識が必要で、たとえば「大阪城の外堀の石垣はどこから運んできたの?」というような質問をよくされます。中国地方や四国地方から運んできたのですが、日本人でもなかなか知らないことです。お国によっても趣向が違い、アジア圏の方であれば多くの観光地へ行くことを好み、ヨーロッパ圏の方はひとつの観光地をじっくり楽しみます。

私たちの仕事はコースが固定されているわけではなく、お客様が行きたいところにお供させていただくので、逆にどこが良いかを聞かれる場合も。大阪であれば、私は通天閣へ出かけ串カツを召し上がっていただくことをお勧めしています。覚えたことを実践するだけでなく、自分で考えられることも多いのでやりがいがありますね。

My work -先輩たちの働く姿-初めて担当したお客様への観光案内が、私を成長させました。

初めて観光業でお客様をお乗せした日のことを、今でもよく覚えています。フィリピンからお越しになられた7名のご家族様で、2日間のご利用でした。1日目の乗務担当として京都方面へご案内することが決まったので、事前に聞いていた金閣寺や清水寺、伏見稲荷大社へのルートを入念にチェックし、観光地の情報をインプットして当日を迎えたのですが、お客様が突然最初の目的地を嵐山に変更され、頭が真っ白に。車椅子を利用されている方もいらっしゃったので「どこでお降りいただくか」「どこでお乗せするか」などをその場で考えながら、観光地の案内もできる範囲で精一杯説明しました。 きちんとご満足いただけたのか心配でしたが、その日の夕方に「がんばってくれてありがとう」と翌日の担当ドライバーに、再度私を指名してくださったのです。次の日もご一緒させていただき、旅の思い出に参加できた経験は、仕事をがんばり続けるためのモチベーションになっています。 それに、お客様のために一生懸命になる姿は、必ず心に響くのだと自信がつきました。入社当初は国ごとに接客を変えた方が良いのではと考えていましたが、現在では国が変わっても喜んでいただけるおもてなしに変わりはないと確信しています。

People and culture -働きやすい職場-幅広い年代の方が在籍しており、面倒見の良い先輩たちに囲まれながら働いています。

私が働く南営業所では、100名ほどのドライバーが在籍しており、父親世代の社員も多いです。年齢は離れていますが、コミュニケーションは活発で質問すれば気さくに答えてくれます。プロドライバーとして経験をたくさん重ねてきている人ばかりなので、観光地への近道や抜け道だけでなく、目的地まで少し遠回りになるけど車内の揺れが少ない道や、春になると桜がきれいに見える道など多彩なルートを教えてもらえるのでいつも助かっています。 入社以前は、タクシーというと目的地までお客様をお連れするだけの仕事とイメージしていましたが、先輩たちよりアドバイスを受ける中で、ドアサービスや最適なルート選択などを通してお客様に快適な移動時間を提供するサービス業なのだと見方が変わりました。 私が携わっているトラベルコーディネーターは、1つ下の後輩と2つ上の先輩と併せて3名が在籍していて、年齢が近いこともあり、帰社後は日報を作成しながら「今日○○に行ってきたよ」なんてお互い報告し合いながらなごやかな時間を過ごしています。 また、女性ドライバーは世間的にも珍しいのか、よくお客様より「女性の運転手は初めて」とお声をかけていただけます。それがきっかけとなって車中の会話に花が咲くことも多く、性別による不利を感じることはありません。この仕事は男女に関係なく、接客好きという個性と相手を思いやる姿勢があれば活躍できると思います。

Careers -キャリアプラン-後輩をけん引する頼れる先輩になりたい。そのために毎日の勉強は欠かせません。

現在は2年目でまだまだ手探りの日々ですが、いずれは後輩を教育し、トラベルコーディネーターの楽しさを教えられるような先輩へと成長したいとがんばっています。そのために必要なのは、観光地への深い知識と英会話スキルです。観光地の勉強の一環として、2019年の12月に大阪検定と京都検定の2つの取得を目標に掲げています。 また、英会話についても月2回会社で開催されるドイツ人講師による英会話サロンで腕を磨きながら、自宅でもイギリスの音声ニュースアプリをスマホにダウンロードして毎晩本場の英語を聞き流し、ときどき留学先で知り合ったマレーシアの友人に電話して英語で話すことで、どんなときも頭の中で英語を文章化できるように心がけています。 コツコツ努力を続けてきたことで、入社当初と比べると言葉に詰まることもなくなり、お客様がおっしゃる言葉もほとんどわかるようになりました。とはいえ、尊敬している教育係の観光ドライバーの先輩には遠く及びません。先輩のように豊富な知識を持ちたいので、業務の合間もさまざまなガイドブックを読んで情報をインプットしています。働くまではあまり本を読まなかったのですが、いまでは自宅の本棚に観光に関する本がいっぱいです。 昨年できた後輩のフォローも意識していて、その日にあったことはすべて聞き、次の日の予定ルートに関する質問などにも親身になって答えています。これから後輩もどんどん増えていくと思うので、勉強を重ね、尊敬している先輩のように頼られる存在を目指したいです。

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