• Profile
  • 氏名:加藤 裕

    職種:ファーストハイヤー

    入社:2012年4月

    部署:ハイヤー課

  • 社会学部卒業後の2012年4月に新卒入社。入社後、約1ヵ月間、教習センターにてエムケイについて、ドライバーの接客サービス、運転練習など、基礎から学んだ。次に、教習生専門の営業所である当時の上賀茂トレーニングセンターにて3ヵ月間にわたり、京都市内のタクシー営業に従事する。日中勤務だけでなく、夜間勤務を経験。その後、現在所属しているハイヤー課に異動し、ジャンボタクシーの乗務を経て、2015年にファーストハイヤーへ。同年に経験したイギリス留学と、社内の英会話教室で鍛練中の英語を活かし、国内外のお客様の京都旅行が思い出深いものになるようサポートしている。

What I do -こんな仕事をしています-「お乗せする方」ファーストをモットーに、安全に、快適にお供する。

メインの業務は大きく3つ。観光ドライバー、会社役員をはじめとするVIPの方の送迎、大きなイベント時のハイヤードライバーです。3つの割合は、6対3対1といった感じでしょうか。観光ドライバーでは、お客様が何をされたいのか、ドライバーである私に何を求めているのかなど、会話中にニーズをお聞きし、それをくみ取り、ご案内するように心がけています。とはいえ、ファーストハイヤーになって1年半くらいは最優先事項の安全にお供するだけでも大変で、そこまで頭が回りませんでした。転機が訪れたのは、一度お供した方がご指名制度で私を指名してくださったとき。自信が付き始め、観光案内にまで意識ができるようになりました。京都への訪問頻度や目的によって観光地や会話の内容は違うものの、基本的にどのお客さまにも同じサービスをしていますので、指名いただけたのは、お客様と波長が合った点を評価いただけたからだと思います。一方、役員送迎やイベント時のハイヤーでは、観光のときとは打って変わってザ・ドライバーに。普段はそうそうお話しする機会のないような会社の経営層の方をお乗せするので、何かあっては一大事。より安全にお送りすることを第一に、快適なアクセルワークなど、運転面に特に注意を払っています。当初は、VIPの方をお乗せしたいという入社動機もあり、役員車・社用車の方が好きで、願いが成就した喜びを感じながらハンドルを握っていましたが、最近は観光も好きになってきました。前述の通り、気持ちに余裕が出てきたのも大きいかもしれませんね。私の「おもてなし」により、もう一度京都に来ていただける方を、エムケイを選んでいただける方を一人でも多く増やしていきたいです。

My choice -この仕事を選んだ理由-京都を舞台に多くの人を笑顔にする自分自身を想像できた。

旅行好きが高じ、就職活動は旅行業界を中心に回っていました。エムケイのことは就活サイトで偶然見るまで存在をまったく知らず、面白そうな仕事だなと思って説明会に参加し、大阪にもエムケイがあることを知ったのは大阪出身にも関わらず入社後です。タクシー業界で新卒募集をする企業は珍しく、選考に進んだタクシー会社は当社のみ。最終的に当社を選んだ理由は、単純明快。活躍の舞台が京都だったのと、募集要項にVIPの方の送迎を担当できるとの記載があったからです。将来一流のドライバーとなって、社会的地位のある方をお乗せして、歴史の長い都市である京都の町を高級車で走る。漠然とではありますが、自分の未来が想像でき、入社を決意しました。とはいえ、もともと人見知りで、接客業に向いていないのではとの不安があったのも事実です。しかし、学生時代に4年間飲食店でアルバイトをしたことで、多少人見知りも克服できましたし、同時に人と接する楽しさを学んだことも入社の後押しとなりました。 実際に入ってみて20代のうちから黒塗りの高級車の運転を任されていることが、とても誇らしく、胸を張れる仕事だと日々実感。会社の広告塔というとおこがましいかもしれませんが、ファーストハイヤーとして観光ドライバー、役員送迎、イベント配車など優先的に仕事をさせていただいています。もちろん、たくさんの方がわざわざエムケイのハイヤーを利用してくださっているのは、諸先輩方が築いてこられたエムケイの長い歴史があってこそ。エムケイの看板を背負っている者のひとりとして、日ごろから感謝の念を忘れずに、改めて気を引き締めていかなければなりません。服装、身だしなみはもちろん、お客様をお待ちしている間の姿勢も強く意識しています。

Careers -キャリアプラン-イギリスの留学が大きな転機。英語に対しての姿勢に変化が芽生える。

社内制度を利用して海外留学させてもらったことが貴重な経験です。時期は2015年の1月から3月、場所はイギリスのボーンマスでした。ピンと来ない方もいらっしゃるかもしれませんが、イギリス有数のリゾート地であり、隣町は日本人選手が在籍しているサッカークラブがあることで日本でも知られるようになったサウサンプトンです。 留学中は、現地の一般家庭にホームステイし、ドライバーだからといって運転業務を行うわけでなく、大学生の留学と同じで、朝から夕方まで学校に通う生活でした。一緒に留学した人を除けば周りは異国の人ばかりで、飛び交う言葉も当然英語。まさに英語漬けの日々を送りました。留学から英語が流暢に話せるようになった、とまではとても言えませんが、留学前はさらに話せなかったことを考えると留学の成果を実感しています。ただ、英語のスピーキング能力以上に変わったのは、英語そのものに対しての姿勢です。留学に行く前は海外のお客様から話しかけられても、どことなく一歩引いている自分がいましたが、行った後は積極的に英語を聞こうとするようになりましたし、自ら話そうという意欲も湧いてきました。私の英語への抵抗感を和らげてくれた非常に有意義な留学だったと感謝の気持ちでいっぱいです。 留学は年に数回社内公募があり、2次の面接を経て、留学者が決定します。私は1度目の応募では選考に漏れ、2回目の応募で留学することが叶いました。2次の役員面接で、英語を使って海外のお客様のお供をできたらと一生懸命伝えたことを覚えています。会社が留学費用を負担してドライバーに<英語><英会話>を習得させようとしている理由は、当社が世界的な観光名所である京都を営業テリトリーにしているからに他なりません。面接時に伝えた想いを忘れることなく、外国のお客様の京都旅行をよりステキなものにしていきます。

People and culture-会社の雰囲気・環境-英語×観光名所、英語×食べ物。京都の、日本の良さを広めていきたい。

英語力を高めるための社内制度には、海外留学の他に英会話レッスン教室があります。クラス別に月に2回授業を開催。半年に1回ある社内試験によって認定される8級~1級までの級位により、初級・中級・上級の3つクラスに分けられます。8級~5級が初級、4級と3級が中級、2級と1級が上級です。私は現在4級、つまり中級クラスです。初級はお客様に「ハロー」とあいさつができ、行き先をお聞きできるレベル。中級は、観光地、例えば、金閣寺を英語で説明できるようテキストを見ながら学習します。観光地以外にも意外と説明しにくい日本の食べ物、例えば、お好み焼、日本人、特に関西人の私からすると当たり前の食べ物ですが、海外の方からすると「お好み焼って?」となってしまい、「野菜とお肉をミックスした食べ物」という具合に英語で簡単な説明ができるように取り組んでいます。ネイティブの講師の方が観光中によくあるシチュエーションを設定したケーススタディで授業中はほぼ英語で会話をします。時間は1時間半ほど。当面の目標は、英会話の仕事を本格的にできるように、まずは英会話料を頂だいできる上級を目指すことです。そして、日本で国際的なスポーツイベントが行われ、海外からたくさんの方が訪れると予想される2020年に向けて英語力を磨き上げたいと思っています。 また観光名所の知識の吸収にも努めています。もともとお寺や神社、歴史に興味はありませんでしたが、観光名所の勉強会に出てから興味を持つようになり、自ら進んで勉強するようになりました。知識が増えると、お客様にお伝えしたくなり、喜んでいただけると、また勉強したくなる。そんな好循環が生まれるようになりました。これからも、さまざまなことに興味を持ち、知見を広げ、京都や日本の良さを発信していきたいですね。

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