• 2015.10.2711:30
  • 自己分析

重視するもの 女性「給料」男性「やりがい」/「やりがい」派の意見は?

就職するときに考える2大ポイントは、「やりがい」と「給料」でしょう。どっちも取りたいのはやまやまですが、そうもいかないのが現実。どちらかを優先させるとしたら? みんなはどう思っているのでしょうか。仕事をするにあたり、重視するのは給料? やりがい?
 
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JOBRASS編集部では、大学3年生、大学院生で就職活動をしている計114名に、給料よりもやりがいかどうか、尋ねてみました。
 
【給料よりもやりがいだと思う?】
・そう思う 51.8%
・そう思わない 48.2%
 
すると、「給料よりもやりがいだと思う」と答えた人は、「そう思わない」という人よりわずかに多い51.8%。
 
男女別にみてみると、「給料よりやりがいだと思う」と答えた男性が54.0%だったのに対し、女性は49.0%。女性のほうが「やりがいよりも給料が大事」と考える人の割合が多いことが明らかになりました。
 
生きていくうえでお金は必要なものですが、それを超えて「やりがい」を重視する理由は何でしょうか? 今回は、「やりがい」派の意見を取り上げてみました。
 

 「給料よりもやりがい」だと思う理由 トップは「続かない」

・やりがいがないと続かないのではないか(香川県/男性・22歳)
・好きなことなら耐えられると思うから(東京都/男性・22歳)
 

もっとも多かったのは、「続かない」という理由。「給料を重視してもその職業が肌に合わなければ、長続きしないと思うから」「面白いと思えなければ続けられないから」「人生のほとんどは仕事に費やすため、やりがいがないとつらいから」など、これから人生の大半、また一日のうちのほとんどを費やすことになる仕事生活において、やりがいが感じられないと、イヤになってしまうのではないかという意見が目立ちました。
 

 「やりがいがあったほうが結果的に安定、給料アップも見込める」

・自分のやりたいことや好きなことでないと仕事も続かないし、やりがいがあることによって結果的に給料も多くもらえると思うから(栃木県/女性・23歳)
 
「やりがいがあれば長く続けられ、安定した収入となるから」など、続けることによって結果的に安定した収入、ひいては給料アップも見込めるという意見です。
 

 「やりがいがあったほうが給料よりも得るものが多い」

・達成感があるから(山口県/女性・20歳)
・給料たくさん貰えても心が豊かとは限らない(広島県/女性・25歳)
・給料も重要だとは思うが嫌々でやるよりかは、 やりがいがあった方が給料よりも得られるものが多いと思うから(北海道/男性・22歳)
・お金をたくさん持っていても手に入らないものも失うものもたくさんある。そうであるのならば、自分は限定的で一過性の価値しか持たないお金を求める仕事中心の生活には何の魅力も感じないし、お金や仕事をはあくまで自分が生活していくための手段のひとつであり、自分自身の世界や心の豊かさを深化させる事柄はもっと他にたくさんあると個人的には考えているから(福岡県/女性・24歳)
 

 人は「やりがい」がないと生きていけない

・どんなに給料がよくても仕事がきつく 自分の趣味ややりたいことに時間がさけなければ やりがいは感じられないと思う 給料が安くてもやりがいがあり 自分の遊びもできる仕事こそが やりがいがある(茨城県/男性・20歳)
・人は、理屈(お金を)よりも感情(やりがい)で動く生き物だと思うから(埼玉県/男性・20歳)
 
その他、「給料目的だと給料が下がった時や上がらない時にやっていけない」(東京都/男性・21歳)という意見も。給料面以外で企業選びに悩んだら、「その会社で自分がやりがいを感じられそうかどうか」ということを考えるのも、大切といえそうです。
 
 
【調査概要】
方法:JOBRASS就活ニュース調べ(インターネット調査)
調査期間:2015年9月25日(金)~2015年9月28日(月)
対象:就職活動生(大学3年生、大学院生(修士課程または博士課程))計114名

 
 

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