• 2016.03.1504:00
  • 企業/業界研究

【旅行業界】インバウンド増加で就活にも影響あり! 今後の課題 & 新卒に求められることとは?

「インバウンド」
この言葉を、あなたはこの一年で何度耳にしましたか?
 
「インバウンド」とは、外国人旅行者を自国へ誘致すること。一般的には“訪日外国人旅行”のことを指し、最近メディアでも盛んに取り上げられていますよね。去年(2015年)は過去最高の1,973万7千人の外国人が日本に訪れ、45年ぶりに訪日外客数と出国日本人数が逆転したと話題になりました(*1)。
 
実際、都市や観光地などを歩いていると、外国人から道を聞かれるという方も多いのではないでしょうか。しかし、儲かる企業が増えている一方、外国人向けのサービスや人材確保が追いつかないなど、新たな課題も出てきています。
 
そこで就活生の皆さんに意識してほしいのが、変化していく業界の中で「私ができることはなんだろう?」と考えるということ。
 
今、政府は2020(平成32)年の新たな目標を4,000万人台に引き上げる方向で動いているとも言われています(*2)。その年には東京で国際的なスポーツの祭典が控えており、今後ますます世界から注目が集まることでしょう。また、最近は増えてきたとはいえ、外国人観光客が世界第一位のフランスと比較すればまだ1/4にも満たない(2014年時点 *3)のですから、安全なイメージのある日本は、これからも伸びていく可能性が十分にあるはずです。
 
このように期待感が高まる中、今まさに旅行業界をはじめとした各業界・企業が「インバウンドビジネスに強い社員を一から育てたい」と、若い人材に期待を寄せています。このタイミングで新卒入社することは、これからキャリアを積むための第一歩として、大きなチャンスであることに間違いありません。
 
そこでJOBRASS編集部では、「インバウンドビジネス」に焦点を当て、以下のポイントについて調べてみました。
 
【1】 インバウンドの現状――注目度が高まる「ニューツーリズム」とは
【2】 旅行業界の新たな課題
【3】 新卒に期待されていること
 
皆さんもこの記事を元にじっくりと業界研究に取り組み、ぜひ他の人にはない自分だけの志望動機を考えてみてください。もちろん、インバウンドは「旅行業界」に限らず、「観光」「飲食」「宿泊」など、様々な業界にも影響していることですので、少しでも興味のある方はぜひ参考にしてくださいね。
 

 インバウンドの現状――注目度が高まる「ニューツーリズム」とは

インバウンドビジネスはマーケットの変化が急速です。ですから、これから積極的に関わっていくならば、各業界の基礎知識はもちろん、常に最新の情報を収集していくことが重要です。まずは現在(2016年3月時点)注目が集まっている「ニューツーリズム」について知っておきましょう。

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