• 2023.04.0712:00
  • エージェントサービス

就活生の3人に1人が利用経験のある「新卒紹介」~キャリアアドバイザーとどう接すればいい?~

就活生と企業の橋渡し役として、就職支援を行う「新卒紹介サービス」。

本記事では、次の3点を明らかにしていきます。

1)「新卒紹介」の利用者数
2)「新卒紹介」は効果がないのか?
3)キャリアアドバイザーとの接し方


1)「新卒紹介」の利用社数


そもそも、どのくらいの就活生が利用しているのでしょうか?

矢野経済研究所の調べでは、令和3年における「新卒紹介」の市場規模は約200億円。

この数値から「新卒紹介利用学生数」と「新卒紹介経由での入社数」を概算すると、


[su_box title=”概算” box_color=”#0b1215″ title_color=”#ffffff”]ーーーーーーーーーーーー
1人当たりの紹介手数料:推定60万円
新卒紹介を利用した学生のうち、入社に至る割合:約10%
紹介利用学生における平均利用社数:約2社
ーーーーーーーーーーーー
と仮定すると、

ーーーーーーーーーーーー
新卒紹介利用学生数:約16.5万人
新卒紹介経由での入社数:約3.3万人
ーーーーーーーーーーーー
となります。[/su_box]


就活生の人数は約45万人ですので、就活生の3人に1人以上が「新卒紹介を利用したことがある」とも言えそうです。

ちなみに、日本人材紹介事業協会の調査によると、新卒紹介の大手6社の回答を合算すると、2022年卒の学生は延べ「109,613名」が利用しており、約10%の「10,666名」が紹介経由で入社に至っています(新卒紹介サービスを展開する企業は50社以上ありますので、実際はもっと多い人数になりそうです)。

一方で、新卒紹介を利用しても、約1割の学生しか「希望する企業に入社できない」という見方もできます。

新卒紹介は、就活に効果がないのでしょうか?

2)「新卒紹介」は効果がないのか?


新卒紹介の利用経験はあっても、その後、紹介経由で企業に入社しない理由は千差万別です。

・キャリアアドバイザーと馬が合わなかった
・紹介された企業に興味がわかなかった
・連絡がしつこくて嫌になった
・企業を紹介してもらえなかった
・紹介された企業の選考に通過しなかった
・志望度の高い別の企業に内定をもらった
・留年/留学/進学で入社を辞退した

このギャップを生んでしまう理由のひとつは、紹介する企業の知名度にあります。

基本的に新卒紹介サービスでご紹介する企業に「超大手企業」があることは極めてレアなケースです。

仮に存在したとしても、選考ハードルがかなり高く、通過することが並大抵ではありません。

ちなみにJOBRASS新卒紹介でご紹介する企業でも、誰もが知っているような社名の企業は、現時点で全体の10%以下です。

「超大手企業にしか行きたくない!」という方にとって、新卒紹介サービスは不向きなサービスと言えるでしょう。


もうひとつ、新卒紹介サービスでうまくいかない理由に「キャリアアドバイザーとの接し方がわからない」というものが挙げられます。

基本的に多くの新卒紹介サービスでは、電話、メール、LINE、その他メッセージアプリ等でやり取りを継続していきます。

忙しい利用者の中には、そのやり取りが煩わしくなるケースがあり、連絡を絶ち切ったり、放置したりすることもあるようです。

いまいち「就活のプロ」「キャリアアドバイザー」「エージェント」……という謎の肩書を持つ大人たちが、学生にとっては未知の存在だからかもしれません。

ここでひとつ、キャリアアドバイザーとの接し方のポイントをお伝えさせていただきます。

もちろん、「絶対にこうしなければならない」というわけではありません。

お互いのコミュニケーションを円滑にし、煩わしさや意思疎通を明確にする一手として参考にしてみてください。

3)キャリアアドバイザーとの接し方


<接し方のポイント5選>

1)譲れない条件、希望はしっかりと伝える
例えば、給与・休日・業界・職種・勤務地等。

恐らく就活を続ける中で条件や希望は変化すると思います。その際は遠慮なく伝えましょう

加えて、紹介される企業が自分の希望とズレる場合もあります。その場合も「●●業界ではなく、▲▲業界がいいです」とハッキリ伝えてくれた方がありがたいようです。

2)レスは短くてもいいので無視しない
就活生にとってキャリアアドバイザーに対応する優先順位が低くなるのは自然なことだと思います。

それでもレスポンスがないと、アドバイザーのフォローも後手に回ってしまいます

例えば、面接で上手くいかなかったことがあれば、すぐに伝えていただくことで、企業側にフォローをいれることも可能なのです。

煩わしい!もうイヤ!」という場合は、「『連絡はLINEだけ』と依頼する」「通知OFFにする」「サービス利用を停止、または退会を申し出る」等の処置をとりましょう。

3)ES添削や面接対策は使い倒したほうがいい
アドバイザーから紹介された企業であれば、その選考通過ポイントを熟知しています。

ES添削や面接対策の依頼が可能なのであれば、遠慮なく申し込んでみましょう。

熱意のある学生であればあるほど、アドバイザーも人間なので熱が入るのは当然

アドバイザーが企業に口添えしてくれるケースもあるので、使って損はありません。

4)些細なことも質問してよい
就活中は、些細なことから重大なことまで、さまざまな悩みや疑問が生まれると思います。

服装・礼儀・マナー・ESの書き方……etc.
せっかく無料で利用できるなら、遠慮なく質問を投げかけてみてください。

5)どうしても合わない場合は担当変更を
新卒紹介サービス自体は継続して利用したいが、どうしてもキャリアアドバイザーとの馬が合わない。そんなケースもあるようです。

多くの場合は、キャリアアドバイザーの変更を受け付けていますので、サービス提供元に連絡し、理由を告げて変更してもらいましょう。

ただし、正当な理由がない場合は受け付けてもらえないケースもあります。

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最後に。
JOBRASS新卒紹介では、
数あるサービスの中でも、
以下に
強みがあります!!

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★無理強いしないアドバイザー
第一に学生の意思を尊重しています。
大学キャリアセンターからの信頼も厚く、就職支援を依頼されることも多いです。

★何回でも面接対策を行います
キャリアアドバイザーだけではなく、企業の営業担当や事業責任者など、1人に対して最大3名以上で面接の対策を徹底的に行います。

★紹介企業の多様なラインナップ
運営会社の株式会社アイデムは、創業50年以上の総合人材サービス会社です。
累計25万社の取引実績があり、地域に密着した多種多様な企業をご紹介することが可能です。

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