- Profile
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氏名:石原 圭太郎
職種:サービス開発
入社:2006年
部署:ビジネス営業本部 クラウドビジネスPT
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入社後1年間の研修を実施し、その後3年間、研究開発センターでの業務に携わる。その後4年間、ビジネスデザイン部でサービス企画や事業の立ち上げなどを行う。 お客さまが使いやすく、使い勝手の良いシステムはどうあるべきかを含めて考えるのが仕事だという。 10年目をむかえようとする今、積み上げてきた技術と経験が、現在の仕事に生かされている。
What I do -こんな仕事をしています- ネットワークを核に そこから広がるさまざまな分野を攻めます
ネットワークを使って様々なシステムを利用してもらうサービスを「クラウドサービス」と呼んでいます。
私の所属するクラウドビジネスPTは、法人のお客さまに向けたシステムやサービスを、企画から開発、構築、提案、導入後の保守に至るまで、それぞれの分野のエキスパートが集結した100人規模のプロジェクトチームです。
その開発チームで新しいサービスを企画し、提供するのが私のミッションです。
企業とのコラボイベントでも、新技術を開発し、新たな分野を切り開いています。
みなさんの喜ぶ顔につながる技術を作り出し、クラウドサービスによって世の中をより豊かにするのが私たちの使命です。
NTTのもつクラウドサービスやネットワークサービスは、非常に多くの分野の仕事に関わります。
特定の分野にこだわらず、多方面の仕事を通して、自身の可能性も広がります。
My work -先輩たちの働く姿- お化け屋敷で新技術。新たなプロジェクトストーリーに関わって。
先日、MBSさんとのコラボで、イベントを実施しました。『梅田お化け屋敷2015×NTT西日本』というもので、入場者に持つだけで脈波が測定できるセンサーを持ってもらい、ビビり度診断をするというイベントでした。 MBSさん側から、「今年の梅田お化け屋敷で新しい企画を実施してみたい」というご要望をいただいて、NTTグループが持っている技術でご提供できることはないかと検討を開始しました。 ここで私たちが開発したのが『ココロの視える化サービス』です。NTTの独自技術である、持つだけで脈波が測定できるセンサーを活用し、お化け屋敷の入場者に持ってもらったセンサーから脈波と加速度といったバイタルデータを取得し、クラウド上のシステムにて解析することで、恐怖や驚きなどを数値化するというサービスです。 バイタルデータは、主に医療分野で使われているものです。NTT では現在、このバイタルデータの研究に力を入れており、研究所が最適なセンサーを持っていました。 バイタルデータの解析技術は、この分野の多くの実績を誇る愛知県立大学の小栗教授を頼りました。実は、私の恩師であり、私自身も大学時代にバイタルデータの研究を行っていました。 研究所のセンサー、大学の持つ解析技術、NTT西日本のクラウドサービスやICTシステムの設計構築ノウハウが一つとなり、ココロの視える化サービスの提供に至りました。 このサービスが、梅田お化け屋敷2015にて、ビビり度診断として、約3万人のお客様に体験頂きました。 お化け屋敷の入場者からの反響はとてもよく、お客さまであるMBS さんにも満足頂け、非常にやりがいのあるプロジェク卜になりました。 このように、NTT の持つ技術やノウハウを、あらゆる場所で応用でき、さまざまな可能性を導きだせるのが、当社の強みではないでしょうか。
My choice -この会社を選んだ理由- 交通・医療分野でも ネットワークを中心にして広がります
私は情報科学部の出身なのですが、大学では運転中の眠気や疲労をバイタルデータで推定するという研究を行っていました。よって、自然と自動車メーカーへの就職を念頭に置いていましたが、まずは他の業界も見ておこうという気軽な気持ちで、当社の面接を受けました。 ただ、交通系の学会や展示会を通じてネットワークの関わりの深さには気づいていましたし、就活当時は愛知万博があった時期で、車の自動運転や無人運転なども研究されており、車だけではなく、道路のインフラ整備にネットワークが深く関わっていることもわかっていたので、興味のある分野ではありました。また、医療系の展示会などにも参加する中で、将来的には医療系も遠隔操作が行われていくことは明確でしたし、当然それにもネットワークが関わってきます。そのような中で面接を受けたのですが、面接で大きく自分の考えが変わりました。 質問された内容が、「選考のための質問」ではなく、あたかも入社後の仕事の配属先をも模索するような、具体的な内容だったからです。NTT西日本でネットワークに関わる仕事を選んだらこうなる、という未来の自分が想像できたのです。 さらにネットワーク中心の業務であれば、自動車や医療にも関わりながら、仕事の幅が広がると考え、入社を決めました。 10年目をむかえようとする今、まさに自分が描いていたシステム開発、新規事業検討にも携わっており、今までやってきたことが少しずつ形になってきていると実感しています。
Growth and development -成長を実感したい- 何事にも臆せず突き進めば、道は開けていきます
一番影響を受けた上司からは、多くのこと学びました。「基本的に、さまざまな部署から当部に寄せられる相談は、一旦必ず受け取る。そして、受け取った上で、どういう解決策があるのかを考える。自分たちにできることに最善を尽くす。」そういったことを学びました。 新しいことをやろうとするときには、いろいろな課題も生まれてきますが、それに臆しないで突き進んでやっていく考え方も、その上司から学んだことです。 常に心がけているのは、社内外に関わらず、同じプロジェクトに関わる様々なメンバー同士、助け合いながら進むということ。 ハードルの越え方ひとつをとっても、人ぞれぞれ、いろいろなやり方があります。 ハードルを軽々と飛び越える人もいれば、なぎ倒しながら越えていく人、工夫して解体して進む人もいる。 関係会社または社内の別部署のメンバーに対して、たとえ本来は相手の仕事であっても、自分ができることには手を貸し、助け合いながらプロジェクトを進めるようにしています。 時間がかかりますが、次の案件を進めるときには、スムーズな関係を作ることができるので、最終ゴールまでのスピードが速くなるというメリットを生んでいます。 一人ではどうにもならないことも、周りとの協力で何とかなるもの。 これらは、上司から受け継いだ、仕事を円滑に進めるルールのひとつとして、私のベースに根付いています。