- Profile
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氏名:濱地 省吾
職種:店長
入社:2012年4月
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1989年、兵庫県生まれ。2012年、大学卒業と同時に大黒天物産株式会社入社。複合型メガディスカウントランド「ラ・ムー【LAMU】」に配属後、菓子部門担当者として商品の発注・売り場づくりを経験し、小売業の基本を学ぶ。2015年5月、副店長に昇進。店長指導の元、店舗全体の商品管理や従業員の指導、業務管理を学ぶ。同10月、新店舗の店長に抜擢される。
What I do -こんな仕事をしています- 店長として、行動で示し、従業員を引っ張る。
ラ・ムーは、商品をできるだけ安く提供する複合型スーパーマーケットです。一品を大量に仕入れることで単価を下げ、さらに作業効率や販売効率を向上させるめ、段ボールごと陳列する販売方法を採っています。
私は2015年10月、新しくオープンした雄琴店の店長に就任しました。店長の仕事は人とお金の管理、そして、働く環境づくりです。社員やアルバイト、学生まで、従業員一人ひとりの労働時間と各売り場の人員調整をコントロールしながら、人件費を予算内に収めていきます。また、無駄な備品を発注していないか、水道・光熱費を使いすぎていないかなど、店舗にかかる経費も管理しています。
店のトップとして心がけているのは、自らが率先して、行動で示すということです。たとえば、ここ大津市はゴミの分別が細かい地域で、お弁当の廃棄も燃えるゴミと燃えないゴミに分け、トレーは水洗いして別で捨てなければなりません。オープン当初はそれが徹底できていなかったので、私はゴミ庫に溜まっているゴミ袋を引っ張り出し、仕分けをしました。すると、従業員たちも手を貸してくれて、今ではみんなが分別ルールを守っています。バックルームの清掃や在庫の片付けも同じです。
「マイナスなことを言わない」というのが、この店のルールです。ときにはミスをしそうになったり、愚痴をこぼしたくなったりもしますが、みんなで元気を出して、前を向いていくこと。店が明るくないと、お客様は来てくれません。バックルームの環境は売り場にあらわれ、従業員の雰囲気はお客様に伝わるものです。
People and culture -働きやすい職場- ステップアップのチャンスが数多くある。
大黒天物産株式会社の説明会で聞いた、「ステップアップのチャンスが数多くある」という話に、大きな魅力を感じました。私は副店長、店長、さらにその上と、目標が近くに見えているほど、モチベーションが持ちやすいからです。入社してよかったと思うのは、年功序列ではなく、「やればやるだけ評価してくれる。従業員全員に平等にチャンスがある」ところ。当社は目標に向かって努力し、自身を成長させることで、自分の未来を描ける会社だと思います。 私の場合は、入社当初から売り場づくりにプライドを持って取り組みました。初めて任された菓子部門では、商品の関連性に注意して陳列を行うと同時に、客導線を意識。お客様の目に留まりやすい陳列を心がけました。結果、1日50個売れていた商品が100個も売れるようになり、菓子部門の売上は好調に推移。さらに、他の部門まで任されるようになりました。こうした一つひとつの積み重ねが評価され、キャリアアップにつながったのだと思います。 入社当初の心の支えは、同期の存在でした。良き相談相手でもあり、良きライバルとしてお互い切磋琢磨して成長してきました。ちなみに入社時の同期は100名以上いました。店長になってからは、他店の先輩店長の方たちが、常にメールや電話でフォローしてくれますし、人員不足の時は応援も出してくれます。店舗を超えた横のつながりや縦のつながりに恵まれ、とても感謝しています。
People and culture -働きやすい職場- 各地に新店舗オープン!成長を続ける会社。
大黒天物産という会社は、日々成長している企業です。各地に新店舗が着々と増え、岡山県では、中国物流RMセンターと呼ばれる食品加工工場が稼動。パンや豆腐などを自社で製造し、安心・安全で低価格な商品をお届けする体制が整っています。さらに、一次産業の農業や酪農事業、水産事業にも進出し、幅広い事業の展開を行っています。弊社は、日本全国のお客様に「豊かさ」を提供するという大きな目標を持っています。その目標に向かって着実に店舗を増やし、新規事業にも積極的に挑戦しているところです。 また、会社の成長だけでなく、社員の成長にも力を入れており、「ジョブローテーション」という制度も始まりました。2年間で、一般食品や生鮮食品等のうち3部門を経験する制度です。これにより幅広い知識と経験を積み、早期キャリアアップに繋げることができます。おかげで雄琴店でも、店全体の状況を見て部門間で手伝う機会が増えました。惣菜部門の人員が少なければコロッケを揚げに行ったり、時間帯によってレジ打ちに入ったり。売り場の垣根なく、みんなで助け合って店をつくる意識が強くなっています。
Careers -キャリアプラン- お客様の目線になり、学び、成長していきたい。
雄琴店としての目標は、「地域一番店」です。魅力ある商品をいつでも安く提供するには、欠品のない状態を作り続けることが前提です。また、床にゴミが落ちていたら拾う、バックルームや在庫を片付けるなど、当たり前のことを当たり前にできるようにしなければなりません。 そして、お客様との会話も、良い店の条件のひとつです。笑顔で「いらっしゃいませ」と声をかけることはもちろん、話しかけられやすい雰囲気を出すことも心がけています。お客様の中には、「今日は天気がいいね」「この間、ラ・ムーがテレビで紹介されてたの見たよ」と話しかけてくれる方もいます。商品を探しているお客様にはこちらから声をかけるようにもしています。気持ちよく買い物をしていただくためには、商品の安さに加え、接客も大事。両方を兼ね備えてこそ、「地域一番店」と言えるのです。 最近、嬉しかったのは、お客様から「お店の雰囲気が明るいね」「欲しい商品がしっかり置いてある」と言われたこと。私たちの取り組みが伝わっていると感じ、やっててよかった、これからも頑張ろうという想いが、あらためて生まれました。 将来は、バイヤーの仕事にも興味があります。安くて面白い商品を見つけてきて、お客様に提供できればと思います。これからもお客様の視点に立ち、学び、成長し続けていきたいです。