- Profile
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氏名:日暮 政人
職種:専務取締役
入社:1998年
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大学卒業後、インテリアメーカーに入社し、営業業務に携わる。その後、1998年に株式会社成佳屋に入社し、営業担当者として活躍。2006年に専務取締役に就任。
Our businesses -会社を知る- 商売を通して心の豊かさを提供する。地域密着で小さくてもシェアNO.1を目指す。
成佳屋は地域密着型のインテリア総合商社として、東京・千葉・埼玉を拠点に事業を展開しています。その歴史は、1940年に祖父である日暮恵一が東京江戸川区に日暮商店を創業したことに始まります。和風建築が主流だった当時、扱う商品もふすまなどの資材が中心で、祖父はリアカーを引いて千葉まで行商に出かけたと聞いています。
1948年には現在本社を構える墨田区に移転し、有限会社成佳屋に社名を変更。「私たちに関わる人たちの暮らしが佳く(よく)成るように」という思いを込めて、この社名をつけたそうです。
高度経済成長期を迎えると、日本のインテリア様式も和風から洋風へと大きく変化していきました。
それに伴い、当社の取扱い商品ラインナップも、壁装材から窓装飾、床材、キッチン設備、ふすま、フローリング、建具まで、多岐にわたるようになり、あらゆるインテリア資材を取り扱う総合商社へと成長を遂げました。
1988年には埼玉県八潮市に埼玉店を出店し、現在は首都圏を中心に多くのお客さまと取引を行っていますが、実はそのほとんどが個人商店で、二代続けてお付き合いが続くお客さまもいらっしゃいます。それぞれニーズも異なりますから、オーダーメイドのサービスを提供できるよう、細やかな対応を心がけています。
Corporate value -私たちの強み- 自分たちらしく、お客さまとの信頼関係とスピード感で勝負。
私たちの強みは、迅速で細やかな対応です。工事現場で資材が足りなくなった際、すぐに届けてほしいというご要望を受けることがあります。当社では注文いただいた商品は出来うる限り、その日のうちに納品しています。 競合他社は数多くありますが、私たちは長い歴史の中で培ってきた信頼や絆で勝負したいと考えています。 その中心となるのは「人」。私たちの使命は、単に商品を納品するだけではありません。お客さまのニーズを的確に察知し、数ある商品の中から最適な一品を選りすぐる提案力が求められます。多くの情報と知識を備えていれば、的確にアドバイスできますから。そうした能力を備えた人材を育てるために教育に力を入れています。 創業者が大切にしてきた「お客さまへの細やかな対応」は、社員から社員へと連綿と受け継がれ、現在もしっかりと社内に息づいています。そのおかげで、10年間20年間にわたって取り引きしているお客さまも珍しくありません。
People and culture -働きやすい職場- OBへの敬意と感謝の心を忘れず、若手社員の成長をあたたかく見守る。
今の成佳屋があるのは、創業以来、当社に在籍したすべての社員の努力や取り組みがあったからこそ。OBへの敬意と感謝を忘れないように、創業からの手記を紐解いたり、創業者の墓参りをしたり、当社がたどってきた歴史を社員と一緒に振り返ることもありますね。 今後、目指しているのは「組織力の強化」です。社員一人ひとりの頑張りを結集させることで、会社全体はもちろん社員全員の人生をもっと豊かにしていきたい。 そのために人材育成に力を入れ、個々が着実に成長できるよう支援したいと考えています。社員は皆、面倒見が良いので、新卒入社の社員もすぐに社内に馴染み、生き生きと楽しそうに仕事をしています。最初は頼りなげだった社員が、日を経るごとに頼もしくなってくるのは、個々の努力はもちろん、まわりのあたたかい支えも影響しています。「もっと成長して会社の戦力になりたい!」と思ってくれることを信じています。 商品知識の習得については、月に一回程度、社内勉強会を行っています。当社ではいろいろなメーカーの商品を取り扱っているので、これから需要が伸びる商材などを前もって勉強し、お客さまのニーズに応えられる体制を整えています。 また、年一回開催する展示会では、お付き合いのあるお客さまを招待して商品の展示講習会を行います。メーカーの協力を経て、床や建材などの施工講習会も実施。全社員が開催準備に携わり、当社と取引のあるメーカーやお客さまが一堂に集まります。 特に業務担当の社員は、日頃電話応対が中心なので、お客さまと直接お会いできる貴重な機会でもありますね。
We are looking for people who… - お客様や社会の発展に貢献する働き方をしたい人。
私たちの仕事は、お客さまとの信頼関係を築くことが何よりも大切です。営業担当者に対しては、お客さまのもとにできるだけ多く訪問し、顔を覚えていただくことが第一の使命だと日頃から話しています。業務担当者には、受発注業務を通して、お客さまの事業をサポートできるよう、親身に対応するようにと伝えています。 お客さまのために自分は何ができるのか、どのように役に立てるか。こちらから一方的に商品をお薦めするのではなく、何が必要かを把握した上で情報をお伝えし、ベストな一品を提供するのが、真のサービスだと思います。 そんな姿勢に共感できる人が、私たちの求める人材ですね。現在、新卒入社の社員が3名おりますが、彼女らの前向きでフレッシュな気持ちにふれていると、こちらも新たな意欲が湧いてきます。 最近では、スタッフから「社員旅行をやりたい!」という声が上がり実現することになりました。彼女たちに旅行委員会を任せ、計画を練っていく予定ですがとても楽しみですね。 人の出会いは、人生のちょっとした重なり具合だと思います。ほんの少しずれただけで、その人とは永遠に会わないかもしれない。社員たちは、もともとはなんらかのきっかけで当社の存在を知り、今は成佳屋の一員として会社を支えてくれています。お客さまにも同じことが言えます。縁というものは不思議で、素晴らしいものだと感じています。これからもご縁を大事に、長く支持されるサービスを提供していきたいですね。