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Corporate value -私たちの強み-　難しいと言われている「2way」を確立。3つのBetterをお届けします。

新たな加工方法によって織物が伸びるようになりましたが、市場に出ている製品は、縦糸だけ、もしくは横糸だけが伸びる、いわゆる「1way」と言われるものがほとんどです。 あるいは、ニットを織物のように模倣する加工により、よく伸びるのですが、よく見ると編物であって織物ではありません。 なぜなら、織物で縦糸と横糸の両方が伸びる「2way」を確立するのは、色々な意味から非常に難しいことだからです。 たとえ、技術的にできたとしても、「2way」の製品は、伸縮性が良い代わりに「伸びっぱなし」になってしまうという弱点があり、そのため、どこの企業もなかなか手を出しにくいという状況にあります。 私たちは、そこをあえて「2way」にこだわり、縦糸と横糸の両方が伸び、さらに「伸びっぱなし」にならない織物を確立しました。 当初からこだわり続けていることのひとつが「触覚」…「肌触り」です。これまでは、肌触りがツルッとしたイミテーションシルクの裏地を付けるパンツが通常でしたが 裏地を付けると伸縮性は欠落します。 そこで、私たちは伸びるという機能性を重視しながら、裏地なしでも心地よい肌触りをかなえるべく、製品を徹底的に研究しました。 「肌触り」こそ大切であると考えているからです。 通常、ファッションでは表地にこだわるものですが、意図的に裏にこだわり、裏地を付けず肌への心地よさをかなえました。 「履き心地」に加えて「動きやすさ」を大切にすること…セールスポイントはそこに集約されています。それらを徹底して追求しました。 私たちは、研究やリサーチを重ね、3〜5年もの時間をかけて1本のパンツを作ります。 「魔法のパンツ」で親しまれているブランドの正式名「B-Three(ビースリー)」には、パンツを履くお客様への願いである、3つのBetterが込められています。 「Fit Better」は、より良い機能性・適度なフィット感を表しており、 「Feel Better」は、より良い肌触り・はき心地の良さのご提案、 「Look Better」　は、機能性だけではなく、 見た目のファッション性や脚が長くみえるようなデザインと、美しいシルエットへのこだわりを追求しています。 「3つのBetter」へのこだわりによって生まれた「360度ストレッチ素材」の効果で、美脚シルエットと上質な履き心地を実現しています。 ファッションがトータルに揃うお店は多いですが、ストレッチパンツだけを豊富に取り揃えているお店は、他にはありません。 サイズ、年齢に関係なく、多様な女性にご満足していただける、10サイズという幅広いサイズと多彩なシルエットを展開しています。

Corporate value -私たちの強み-　順調なスタート直後の阪神大震災、ダメージからの復興と新しいヒット商品。

関西では、神戸の大手ファッション会社と京都の大手下着会社がどちらも有名で、 そこで私がひらめいたのが、ファッション×アンダーウェアのコラボレーションです。 ガードル機能が付いた一つ2役のパンツを作れば、女性はガードルにパンツを重ねて履く必要がなくなり、とても効率的になるのではないかと考えました。 結果、この製品は、私の狙い通りに、多くの女性たちから支持され、創業して、1年目に爆発的に売れました。 ところが、この商品がヒットした1995年、阪神大震災を体験します。倉庫に保管していた商品は全部ダメになり、会社として、大きなダメージを受けました。 「創業わずか1年で消えることになるのか…」と思ったほどです。 順調なスタートを切った矢先に震災を受けたことは、やはりショックでした。「調子に乗ってはいけない」…と戒められている気もしました。 当時、ボランティアを通して多くの人たちとの出会いが新たなスタートにつながりました。 被災された方に欲しいものをうかがうと、「温かな毛布、温かなご飯、温かなお風呂…」といったご意見ばかりでした。 そこで、アパレル事業を営む者として「保温下着」を作ることを考えました。 震災での出来事をヒントに、これまでのノウハウを使い、今までにない「保温下着」を作りました。 お陰さまでこの製品も多くの方に支持され大ヒットとなりました。 震災を経験したことで、お客様のニーズを反映することの大切さを始め、多くのことを学ぶ機会になりました。 現在は、保温下着の製造販売はストップしていますが、お客様の要望が多いため、近い将来、再度生産を始める予定です。

Our Vision -戦略・ビジョン-　新業態戦略とアジアへの進出に注力。

私たちは「美脚研究所」を併設し、製造工程の中で良い商品を求めてデータをとり、常に先進のストレッチパンツを開発するために、人間工学の観点から様々な研究を行っています。 そして「自分たちで作ったものは自分たちで売る」ことを貫いています。こだわって作った自社の商品だからこそ、私たちの「おもてなしの心」で、お客様にダイレクトに提案したいのです。 私たちのブランド「B-Three」を立ち上げる当初から、販売員を「プロ・フィッター」と呼び、パンツ選びのプロフェッショナルとして、 全てのお客様に笑顔になっていただけるよう、3 つのBの意味をお伝えすることを基本に、心を込めたおもてなしにこだわっています。 お客様にさらなる笑顔を届けるため、「おもてなし研究所」を開設しました。 お客様へ、商品特徴だけでなく、どのようなコーディネートがおおすすめなのか、どのようなシーンで履くのか…といった着こなしやTPOのアドバイスもしています。 私たちは、「18年計画×3ステージ」を目標に掲げています。スタートしたら、走るためにはゴールが必要です。 最初の18年では、前半の9年で製造卸売業としてのノウハウを学ぶ、つくる、生かす時期でした。後半の9年で、製造小売業のノウハウを構築することが目標でした。 現在、創業から22年目。2ステージの4年目に入りました。今は、新業態戦略とアジアへの進出に注力しています。 新業態戦略としては、メンズの店舗展開を考えています。 アジアでの展開において、シンガポール、香港、台湾に出店し、新たに上海にも出店しました。 かつては、工場があった中国が、今やストレッチパンツの市場になり、生産は、ベトナム、ラオス、インドネシア等に移行しています。 いずれにしてもASEANの新興国が市場に変わっていく日も遠くありません。 世界は動いています。世界の動きを敏感に感じ取ることは必須です。 今後も世界に通用するストレッチパンツのリーディングカンパニーとして、ますます躍進を続けます。