• 2015.12.1804:00
  • 面接/筆記/ES対策

【1・2年生必見】大学生のうちから取得できるオススメ資格6選

皆さんの中には――
「将来のために、資格の一つや二つ取得しておくべきだろうか」と考えている人も多いはず。また「資格を持っていれば就活に有利になるのでは?」と期待している人も少なくないでしょう。
 
企業人事部へのアンケート調査では、就活生の段階で資格を持っていることが必ずしも有利に働くわけではない、という結果が出ています。とは言え、資格の種類等によっては何かしらプラス要素になることも。また、資格を持っていることで自信につながると考えれば、早いうちから資格を取得するのも良いことだと思います。就活直前にあわてて取るよりも、比較的時間に余裕のある1・2年生のうちに取っておくことをオススメします。
 

 どんな資格を持っておくといい?

■インテリアコーディネーター
 
住空間におけるトータルコーディネート能力を証明できる資格です。
 
【受験時期】
年1回開催
・1次試験:例年10月上旬の日曜日
・2次試験:例年12月上旬の日曜日
 
【試験内容】
・1次試験:インテリア商品と販売の基礎知識・インテリア計画と技術の基礎知識
・2次試験:論文・プレゼンテーション試験(図面)
 
【受験費用】
・14,400円:1次試験2次試験を同一年内に受験する方
 ※1次試験が不合格だった場合、2次試験は受験できません(受験料の返還なし)
・11,300円:1次試験のみ受験する方(合格した方は、3年間一次試験が免除されます)
・11,300円:2次試験のみ受験する方(一次試験免除期間にある方のみ)
 
【学習期間】
6〜8か月程度の学習が目安です。
 
 
■税理士
 
税務に関するスペシャリストとして認められる資格です。科目合格のみでも、履歴書に書けば高評価を得られます。
 
【受験資格】
大学3年次以上の学生で法律学または経済学に属する科目を含め62単位以上を取得した者
 
【受験時期】
年1回開催
・8月中旬の平日3日間で試験を実施(詳しい実施要項は国税庁のHPを参照)
 
【試験内容】
・必須科目(合格が必須お科目):
 簿記論、財務諸表論
・選択必須科目(2科目のうち1科目は合格必須)
 法人税法、所得税法
・選択科目(7科目のうち2科目までを選択・受験可能)
 相続税法、国税徴収法、固定資産税、消費税法、酒税法、住民税、事業税
 ※消費税法・酒税法、また住民税・事業税はそれぞれどちらか1科目
 
【受験費用】
1科目3,500円、2科目4,500円、3科目5,500円、4科目6,500円、5科目7,500円
※受験申込の科目数によって異なります
 
【学習期間】
税理士は、社会人を中心として受験されています。休日や夜間などの空いた時間を活用して勉強するケースが多く見られますが、限られた時間では負担も大きいでしょう。例えば年1〜2科目ずつ合格を目指すなど、ある程度長期で学習に取り組むことがオススメです。
 
 
■社会保険労務士
 
雇用や労務等に関わる業務を行うための資格です。
 
【受験時期】
年1回開催(例年8月の第4日曜日)
 
【試験内容】
・労働基準法及び労働安全衛生法
・労働者災害補償保険法(労働保険の保険料の徴収等に関する法律を含む。)
・雇用保険法(労働保険の保険料の徴収等に関する法律を含む。)
・労務管理その他の労働に関する一般常識
・社会保険に関する一般常識
・健康保険法
・厚生年金保険法
・国民年金法
 
【受験費用】
9,000円
 
【学習期間】
6〜10か月程度の学習が目安です。
 
 
■TOEIC
 
自身の英語能力を点数化して表すことができます。
 
【受験時期】
年10回開催(1、3、4、5、6、7、9、10、11、12月を予定)
※受験地ごとに実施回数が異なります。
 
【試験内容】
・リスニングセクション(45分、計100問)
 写真描写問題10問、応答問題30問、会話問題30問、説明文問題30問
・リーディングセクション(75分、計100問)
 短文穴埋め問題40問、長文穴埋め問題12問、読解問題(1つの文書28問 2つの文書20問)
 
【受験費用】
5,725円(税込み)
※インターネット申込みの場合、1年後に同月実施されるTOEIC公開テストで「リピート受験割引」が適応され、約600円の割引を受けて受験できます。
 
【学習期間】
・目標スコア600(海外での日常会話レベル):46か月
・目標スコア700(ビジネスで利用できる最低限レベル):6~10か月
・目標スコア800(海外トラブルに対応できるレベル):812か月
・目標スコア900(業務を英語でこなせるレベル): 15~20か月
※スタート時がスコア400程度(大卒の新入社員レベル)の場合
 
 
■宅地建物取引業
 
不動産や建築・設計、測量、あるいは司法書士等での転職に有利な資格です。
 
【受験時期】
年1回開催(10月の第三日曜日)
 
【試験内容】
権利関係(14問)、宅建業法(20問)、法令上の制限(8問)、税・その他(8問)
 
【受験費用】
7,000円
 
【学習期間】
3か月〜半年(200〜300時間)程度
 
 
■日商簿記
 
社会における金銭の動きを学び、経理の仕事以外でも役立つ資格です。
 
【受験時期】
年3回開催(2、6、11月の日曜日)
 
【試験内容】
・1級:商業簿記、会計学、工業簿記、原価計算
・2級:商業簿記、工業簿記
・3級:商業簿記
 
【受験費用】
・1級:7,710円
・2級:4,630円
・3級:2,570円
 
【学習期間】
・1級:5か月以上
・2級:3~4か月
・3級:1~2か月
 

 最後に――

資格取得に必要となる時間(期間)は、個人の知識量や学力・環境によって異なります。余裕を持って時間を確保しつつ、効率的な学習を心がけると良いでしょう。就業先の企業によっては、資格取得を支援するような制度を設けている場合もあるのでチェックしてみてくださいね。
 
ただし、どんな資格でも就活に有利となるわけではありません。
大切なのは、資格に裏付けられた知識や取得における努力。資格を取得したことによって、あなた自身がどう成長したかを採用担当者は見ています。
資格を取得したということに満足せず、就活準備の一つと捉えて、資格取得を目指してくださいね。

 
 

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