• Profile
  • 氏名:溝上 貞徳

    職種:総務

    入社:1992年

    部署:総務経理課 課長

  • 1992年、チョーヤ梅酒株式会社に入社。資材購買部門の事務職に始まり、営業職を経て、総務経理課に配属。現在は同課の課長として採用や社内人事を担当するほか、社内報の制作、労務管理などにも携わる。好きな自社製品は、厳選した紀州産南高梅を100%使用し、ブランデーで作り上げた高級梅酒『エクセレント』。

Our businesses -会社を知る- 「梅酒を買う」時代を切り拓いた梅酒のパイオニア

チョーヤ梅酒は、梅酒および梅関連製品の製造販売を行っている会社です。私たちは、梅酒が家庭でほぼ100%作られていた時代から、お店で梅酒を買う時代へ、梅酒の市場を切り拓いたパイオニアとして、「梅酒といえば、チョーヤ」と多くのお客様に認識いただいております。当社が創業以来こだわっているのは、梅の生産農家と共に歩み続けること、そして、国産梅を100%使用した“本物”の梅酒だけを作るという姿勢です。

もともと当社はワインを作って販売していました。しかし昭和初期、主にヨーロッパで大衆酒として親しまれていたワインが日本に輸入されてきたとき、そのクオリティーの高さに、私たちのワインでは太刀打ちできなくなるのは時間の問題だろうとの結論に至ります。そこで、「日本でしか作れないもの」「世界にはないもの」と考えを巡らせた結果、日本固有の文化であり、誇りを持って世界に伝えることができる「梅酒」に行きついたのです。

その頃、まだ梅酒は家庭で作るものでしたので、市場はゼロからのスタートでした。それでも、いずれは家庭で作ることが減り、店で買う時代が来る。そうなったとき、日本の文化を残していきたい。そして、世界で勝負できる商品を作りたいという想いを描き、梅酒の製造販売に舵を切る大きな決断をしたのです。

家庭薬から、毎日の食前酒としてアピール

Corporate value -私たちの強み- 添加物は一切使わず、一年間じっくりと熟成させる、国産梅の良さを最大限に活かした梅酒づくり

当社が製品を作る上で大切にしているのは、「価値ある、おいしさ」というスローガンです。梅酒の「命」である梅は、大粒で果肉が厚い和歌山県紀州産の南高梅を中心に、数品種の国産梅のみを厳選。さらに、酸味料、香料、着色料などの添加物は一切使わず、一年間じっくりと熟成させることで、梅の良い成分と自然なおいしさを引き出しています。 チョーヤ梅酒の代表商品といえば、国産梅をふんだんに使った『紀州』があげられます。アルコール分は14%で、これは家庭で漬けたときの度数を目安にしたもの。メーカーとして原料の質にこだわってはいますが、家庭でも作れるようなシンプルな配合です。ボトルには使用した梅の実も入れ、「家庭で漬けた梅酒」に近い形で販売しています。 1986年に発売された『紀州』のもう一つのポイントは、円柱状のボトルです。家庭の梅酒は、それまではどっしりとした瓶で作られ、食器棚やシンクの下などの冷暗所に保存され、必要な時に、そこから出して使っていました。そこで、『紀州』は、冷蔵庫のドアポケットに収まるよう、長細い円柱状のボトルに入れて販売したのです。この容器の変更には、市場拡大のため、「食前酒」としてアピールする狙いがありました。これがお客様に受け入れられ、『紀州』の発売を機に、梅酒の置き場所が、棚下の冷暗所から、毎日開け閉めする冷蔵庫へ変わり、それにより、食事の共として、気軽に楽しめる存在へと生まれ変わっていったのです。

チョーヤからCHOYAへブランド化を推進

Our Vision -戦略・ビジョン- 50年間、培ってきた信頼を礎に、「本格梅酒」と『CHOYA』のブランド化を図る

私たちは、後世へ残していきたい「家庭の味」を守る一方、メーカーならではの付加価値のある「おいしい梅酒」の開発を重視しています。たとえば、『紀州』の場合、少しブランデーを足して洋酒の芳醇な香りと味わいを出しています。チョーヤ梅酒としては、お客様に家庭と同じ味という安心感に加えて、家庭で作ったものよりおいしいと思われなければ価値がないのです。 2015年には、当社が組合員でもある日本洋酒酒造組合において、梅、糖類、酒類のみを原料とし、酸味料等を使用していない梅酒を「本格梅酒」として表示できる自主基準を設けました。その背景にあるのが、2002年から2013年の10年間で、梅酒の生産量が倍増しているにもかかわらず、生梅の出荷量は1割増にも満たないという現状です。日本の文化・自然である梅の実を大切に守り、高品質な梅酒づくりを次世代に継承していきたい。そんな私たちの想いと、梅の生産農家の想いが合致した末の提案でした。 現在、チョーヤ梅酒として進めているのが「CHOYAブランド化計画」です。「チョーヤ」という片仮名ではなく『CHOYA』というアルファベット表記に変えることで、お客様に、数ある梅酒の中からチョーヤを選んでもらうのではなく、「梅酒=CHOYA」という認識をさらに広めているところです。これは、梅酒にこだわった50年を超える歴史と、お客様からの信頼があるからできる戦略だと思います。 当社の商品は、海外市場においては現在55カ国で取り扱いがあり、なかでも台湾、香港、中国など東アジアでよく売れています。さらに、アメリカ、シンガポール、ドイツ、ポーランドにも拠点があります。ゆくゆくは梅酒を世界のリキュールにしたい。そんな世界基準としての『CHOYA』でもあるのです。ロシアの飲食店にも私たちの商品を置いていただいていますが、そこのメニュー表には「梅酒」ではなく『CHOYA』の名前が載っています。ロシアではすでに、「梅酒=CHOYA」と認識されているのです。

「良いものを売る」ことにこだわり続ける

We are looking for people who… 私たちが求める人材- 「自発的に行動すればチャンスが多く巡ってくる」これをやりがいと思える人。

入社後の研修では、工場で梅酒の製造工程に携わります。そこで自分の手で大粒の生梅に触れ、さらに製造部門の社員が持つ梅酒へのこだわりを知ると、商品への愛着が高まると思います、実際、この研修後に「商品を誇らしく思う気持ちが芽生えた」という言葉をよく聞きます。社員一人ひとりが、梅酒のパイオニアとしてのブランド力に加え、商品のクオリティの高さを肌で感じることで、自信を持って営業活動を行えるようになるのです。 チョーヤ梅酒は品質にこだわる梅酒の専門メーカーです。価格競争ではなく、良いものを提供し続けていく姿勢に変わりはありません。決して大きな会社ではありませんが、私たち社員は、自分たちの商品に誇りを持っています。「世界で勝てる商品」であることに意義を感じながら、「日本の文化」「家庭の味」を守り、加えて、お客様のニーズや流行を汲み取った新商品の開発にも積極的に取り組んでいます。新しく入社する人たちにも、当社のこれまでの歩みや商品の品質に共感し、誇りを持って働いてほしいと願っています。 1998年にワインブーム、その次に焼酎ブームがありましたが、ここ数年は梅酒市場が拡大しているところです。当社においても、さらなる発展に向けた転換期と位置付けています。「自発的に考え、行動できる人」「仕事でピンチになっても、それをチャンスととらえて取り組める人」「七転び八起きの精神で前に進んで行ける人」なら、大きなやりがいを感じられ、成長しながら活躍できる環境があります。 私たちは、チョーヤ梅酒のビジョンに賛同していただき、目的に向かって努力できる次世代の新しい力を待ち望んでいます。ぜひ、一緒に、チョーヤ梅酒の新しい時代を築いていきましょう。

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企業情報
企業名

チョーヤ梅酒株式会社

業種 食品
事業内容 ■梅関連の酒類・飲料・食品の製造および販売をしています。
Webページ 企業ホームページ
設立(年・月) 1962年6月
代表者名 金銅 重弘
資本金 2,800万円
上場データ 未上場
売上高 111億円 ※2016年12月期
従業員数 130名 ※2016年12月現在
従業員平均年齢 41歳
本社所在地 大阪府羽曳野市駒ケ谷160-1
勤務地
(都道府県)
北海道, 宮城県, 東京都, 愛知県, 三重県, 大阪府, 広島県, 福岡県

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