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My work -先輩たちの働く姿-社会人として、早く一人前になりたかった

私は、学生時代は陸上部に所属し、長距離ランナーとして練習に励んでいました。実業団に入らず企業への就職を考えていた私には、就職活動への不安がありました。一般企業への就職ですから、もちろんタイムで採用してくれるわけではありません。自分には何が出来るだろうか…そんな時に大塚商会の説明会に参加し、実力主義であることや任せてくれる環境があることに興味を持ちました。営業の面白さだけでなく、厳しさも正直に伝えてくれたので、具体的なイメージを持つことができ、早く成長できそうなこの会社でチャレンジしてみたいと思いました。 入社後は3か月の新人研修を経て、営業として配属されました。最初は、トレーナーとして付いてくれた先輩の背中を見ながら、少しずつ自分なりの営業スタイルを構築していきました。トレーナーは“間合い”を大切にするタイプ。焦らず話しすぎず、お客様の立場になり、タイミングを見ながら商品紹介をしていました。たとえば、私たちが持参した商品カタログをお客様がご覧になっているときは声をかけずに、読み終えてから説明をはじめるというように。最初のうちはどうしても売りたい思いが全面に出てしまい、「話しすぎだ」と先輩からよく注意を受けました。 早くデキる営業になりたくて前のめりになることもありましたが、「自分が自分が」だと営業はうまくいきません。お客様の想いを理解するのが第一歩です。たくさんお話しいただけるようになれば、お困りごともニーズも見えてきます。そこからのご提案なら、きっとお客様のご要望に沿った最適なものになるはず。頭では分かっているのですが、お客様の立場になって営業ができるようになるには、少し時間がかかりましたね(笑)

Growth and development -成長を実感したい-お客様から信頼される存在に

営業をしていると、話を聞いて貰えなかったり、断られたりすることもあります。そんなときは落ち込むのではなく、「よし！次のお客様に行こう！」と、すぐに気持ちを切り替えることが大事だと思います。私は、一筋縄ではいかない難しいお客様であればあるほど、やる気が出ます(笑)。「このお客様は、徐々に信頼関係を築いていきたいタイプなのでは」「こんな提案をしたら興味を持ってもらえるかもしれない」など、お客様の特徴を捉え、契約に至るまでの過程を考えることに、営業の面白さを感じるんです。 新人賞獲得に始まり、毎年良い成績を収めることが出来ましたが、正直なところ、営業として自分が成長したという実感はあまりありません。まだまだ足りないところは多くあると思いますし、成果が出たから成長しているということでもないと思うので。ただ、先輩やお客様から「成長した」と言っていただけるのはとても嬉しいです。あるお客様から「とても成長したね。こちらの立場を考えて、しっかり提案できるようになったよ」とお褒めいただきました。お客様がこうやって成長を見届けてくださるのは、営業にとって、とても光栄なことですね。

Education -この会社で身に付くこと-本気で仕事に向き合ったら、きっと見える景色は変わる

仕事をしていると、厳しさや大変さを感じることはたくさんあります。そんなときの心の支えとなるのが、人とのつながり。同期はもちろん、新人時代にお世話になった先輩や、私が指導をした後輩と、毎日のように連絡を取り合っています。休日はバーベキュー大会に呼ばれたり、飲みの席に声をかけられたりと、家族のようなつきあいが続いています。こうした周囲とのつながりがあるので、何かあっても切り替えて「また頑張ろう」という気持ちになれるのです。 大変さの代わりに、仕事でしか得られない達成感もあります。本気で仕事に取り組んで、本気で結果に拘ったら、きっと見える景色が変わります。無我夢中で頑張って結果が出た時の、飛び上がるほどの嬉しさを、皆さんにも経験してほしいと思います。