- Profile
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氏名:福田 吉晴
職種:部長
入社:2003年
部署:エンジニアリング事業部
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大手技術サービス企業にて情報系エンジニアを経験したのち、株式会社サンコーポレーション(現・ディーピーティー株式会社)に入社。 入社当初は東京オフィス(現・東京支社)に所属し、社内インフラのネットワーク管理や技術者教育に携わり、2008年より営業担当者として取引先企業との折衝等に従事。2014年より東京オフィスのオフィス長、2016年よりエンジニアリング事業部 部長となり、以降、事業部全体の統括と、東京支社の管理運営にあたっている。
Our businesses -会社を知る-東海・東京エリアを中心に、アウトソーシング・エンジニアリング・メディアの三事業を展開
当社は、1989年に東海エリアで人材会社として創業した"三協"(=現在のアウトソーシング事業部)と、その後2000年にグループ企業として設立した技術会社"サンコーポレーション"(=現在のエンジニアリング事業部)の2社が、2010年に合併して再スタートを切って以降、順調に拡大を続けてきました。
とくに東京支社は2003年に、当時のサンコーポレーション 東京オフィスとして立ち上がり、その後もディーピーティー東京オフィスとして関東におけるエンジニアリング事業の拠点として機能してきましたが、2018年より『東京支社』と呼び方を改めて新たなスタートを切ったところです。
現在は【技術サービス】(プロジェクトへの設計開発技術提供、開発・設計受託、自社製品開発)、【人材サービス】(製造派遣、製造請負)、【メディアサービス】(自社メディアの企画運営)の三つの事業を柱として、名古屋本社を筆頭に、東京、大阪、福岡、新潟、石川、長野、滋賀に拠点を構えています。
三つの事業についてはカンパニー制を採用しており、技術サービスを提供する「エンジニアリングカンパニー」、人材派遣を行う「アウトソーシングカンパニー」、求人サイト等の運営に携わる「メディアカンパニー」に分かれています。それぞれが主体となって、『技術』と『人材』を強みに質の高いソリューションを提供。お客さまの課題解決に向けて、ディーピーティーならではの細やかな提案と的確なサービスを心がけています。夢、情熱、感謝の心を常に忘れることなく、日本のものづくりの現場を支えています。
Corporate value -私たちの強み-優秀なエンジニアが多く在籍。夢に向かって、いきいきと仕事に取り組み、愉しい会社づくりを目指す
当社の経営理念は、Happy Company Creates Happiness。幸せをつくりだすのは幸せな会社であり、お客さまを幸せにするためには私たち社員が幸せでなければならないと考えます。 ですから、私たち社員は「夢に向かって愉しい会社を創っていこう!」という想いを共有しています。さらに、それを具現化していることが強みだと思いますね。 また、多くの優秀な技術者を擁していることも誇りです。お客さまからも頻繁に、「ディーピーティーさんには、スキルも人間力も優れたエンジニアが揃っているね」というありがたい声をいただいています。 より質の高いサービスを提供できるよう、採用活動や人材教育に力を入れていますし、のびのびと仕事に取り組める風土や頑張りを評価する人事制度が、個々のやる気を盛り立てているのではないでしょうか。 社内のしくみづくりについても、社員が自ら考えを発信し、課題解決に努めるボトムアップな取り組みを大切にしています。 例えばエンジニアリング事業部ではチーム体制を導入しています。別々のプロジェクトに携わっているメンバーがチームを組織し、日ごろからそれぞれの目標・課題・進捗を共有し、お互いがフォローしあうことで、若手のスキルアップやメンバー一人ひとりの意見発信を後押ししています。 併せて、3カ月に一度程度の頻度で、各チームのリーダーが集まり、現場の問題点やチームメンバーのキャリア形成について話し合います。1年後にはメンバーを更新し、個々の取り組みや成長ぶりを見て、責務あるポジションや新たな活躍の場を与える仕組みです。 こうした取り組みが社員のやる気を促し、さらに上を目指そうという意欲につながっているようです。その成果は離職率の低さに表れ、2018年現在、全社的に見ても離職率は5%以内に止まっていますし、2018年に3年目となる2016年入社の約50名の新入社員も誰一人欠けることなく活躍をしています。
Technology and development ability -私たちの技術・開発する力-自社製品開発にもチャレンジ、農業向け統合環境システムをリリース
数年前より自社製品の開発にも取り組んでいます。そもそもは、技術者の中から「ぜひ、挑戦したい」との声が上がったことがきっかけになったのですが、かねてから社長が公言していた「日本を代表するものづくり企業を目指す」という会社の将来ヴィジョンとも合致したことで、すぐに「じゃあやってみよう!」とスタートしたんです。 「世の中の人たちに喜んでもらえるには、どんな製品を開発すればいいか」をディスカッションし、まずはIT技術・エレクトロニクスの国際展示会への出展を目指しました。エンジニアリング事業において、自動車や航空機、家電などの各分野で技術を培ってきたメンバーが一丸となり、それぞれの技術を用いて開発に取り組みました。ついに出展を果たしたときはとてもうれしかったですね。 さらにチャレンジを繰り返す中、ある社員の「農業を営む父がビニールハウス内の環境測定システムを導入したけど、うまくいかずに困っていて…」という一言がきっかけとなり、スマートアグリシステムの開発が決まりました。 数年間に及ぶ技術の積み重ねを生かして、2016年に統合環境システム『e-minori(イーミノリ)』が誕生。ビニールハウス内外の温度、湿度、気圧、雨量、土壌状況など、作物栽培に必要なデータを遠隔測定でき、クラウドシステムによるデータ管理も行えます。農業現場での労力軽減に貢献するシステムとして注目され、導入実績も着実に伸びています。
Our Vision -戦略・ビジョン-設立30周年を迎え、ますます意気軒昂。東京支社を東京本社へと発展させたい
ディーピーティーは2018年に設立30周年を迎えました。関東の拠点であったオフィスを高輪から大崎へ移し、そして"オフィス"から"支社"へとフィールドを広げました。社員一同、意気込みも新たに、日々の業務に励んでいます。高層ビルの最上階に構える、明るく居心地の良い新しい職場は社員からもとても好評で、外部プロジェクトに参加しているエンジニアたちも折に触れて足を運んでいるようですね。ふだん別々の場所で働いている社員たちが顔を合わせる機会が増えたので、さらに連帯感が強まったように思います。 いずれは、この東京支社をさらに東京本社へと発展させるのが目標です。ますますの勢いをもって、東日本エリアでの顧客拡大と業績アップに力を注いでいきます。そして、将来は関西や九州にもエリア展開していきたい。そのための組織づくり、仲間づくりを積極的に進めています。 併せて人材教育にも積極的に取り組み、人間性とスキルを兼ね備えた技術者を輩出したいですね。ディーピーティーには愛社精神をもった社員が多く在籍していますが、当社だけで通用することをゴールにしてほしくないと考えています。視野を広げるためにも、社内でのチームワークを重んずると同時に、外部にも積極的に目を向けてほしい。そして、どのような開発現場においても頼りにされる存在になり、高度な技術力を提供できる人材を育てたいですね。