- Profile
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氏名:松本 俊
職種:営業
入社:2010年4月
部署:仙台営業所
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大学の工学部機械科で医療機器を専門に学ぶ。医療機器メーカーにしぼって就職活動行い、アトムメディカルに営業として入社。仙台営業所に配属されて以来約7年間、東北エリアの病院・クリニックを担当している。宮城、山形の営業担当を経験し、現在は岩手県盛岡市と宮城県仙台市を担当している。
What I do -こんな仕事をしています- 岩手県盛岡市と宮城県仙台市の担当として、周産期分野の病院・クリニックに提案やヒアリングを行っています。
当社は周産期医療分野を中心に、様々な医療機器の開発から販売までをトータルに手がけています。周産期とは、妊娠22週から生後満7日未満までの期間のこと。ですからお客様は、産科・婦人科・小児科などを持つ病院・クリニックになります。当社の保育器は国内トップクラスのシェアを誇っていますので、お客様は当社のことをよくご存じです。いろいろ相談を受けることもあり、とてもやりがいを感じます。
仙台営業所の営業エリアは東北6県。宮城県以外の5県は、地元の販売店のパートナーとして、一緒に販売やヒアリングを行っています。一方で宮城県は、東北の中でも最大の商圏ということもあり、当社がメインの営業として様々な提案を行います。私は仙台市内の担当として、もう1人の営業とともに、エリア内にある7~8件の病院・クリニックを定期的に訪問。もうひとつの担当エリアである盛岡市は、地元の販売店にフォローをお願いしながら、毎週訪問し、商談やヒアリングに同行しています。
My work -先輩たちの働く姿- 大学病院の移転・建て替えにあたり、NICUの基本構想についてドクターから相談を受け、アイデアを提案しました。
私が担当している岩手県の大学病院が、数年後に移転・建て替えを完了します。建物の設計に入る前には必ず基本構想を練るのですが、その段階から「手伝ってほしい」とドクターに声をかけていただきました。私が先輩の営業から担当を引き継いだ時、すでに移転・建て替えの計画があることは聞いていました。でも、基本構想からお手伝いできることになるとは夢にも思っていませんでしたから、声をかけていただいて本当に嬉しかったです。 私がお手伝いしているのは、産婦人科やNICU(新生児集中治療室)です。新生児の治療はもちろん、妊産婦のケアをする上でも重要な空間ですから、ドクターとしては「半個室化したい」とのこと。でもスペースは限られているのでどうしたらいいか、という相談でした。そこで私から他院の事例を紹介したり、本社の技術部門から提案してもらったアイデアを伝えしたりして、しばらくの間ドクターと意見交換を続けたのです。そしてドクターの中で具体的な設計イメージを描いていただき、現在は、ドクターが設計事務所と詳細を詰めています。建物自体はまだ基礎工事が済んだばかりという段階ですが、これからも定期的に訪問して進捗を確認していく予定です。 大学病院の移転・建て替えに携われる機会はめったにありません。プロセスをしっかり学び、今後に活かしていきたいと考えています。
My choice -この仕事を選んだ理由- 営業に配属されたおかげで、「保育器で国内トップクラスのシェア」の真の意味を体感することができました。
私は大学で医療機器を専門に学びました。その流れで、医療機器メーカーを中心に就職活動を行っていたのです。アトムメディカルは保育器で国内トップクラスのシェアを誇っています。これはとてもインパクトのある情報で、ぜひこのステージで自分を磨きたいと思い、入社を決めました。ただ、技術ではなく営業として配属になった時、戸惑ったことも事実です。医療機器の営業はとても大変そうというイメージが、私にはあったからです。自社の製品を取り扱ってもらうために、一生懸命アピールしなければいけないのではないか。配属当初、そんな不安でいっぱいでした。 でも実際に営業を始めてみると、当社の製品は、病院・クリニックのドクターやナースにしっかり浸透していて、とても信頼されていることがわかりました。不安は早々と払拭されたことを覚えています。もちろん競合製品はあります。ただ、当社は納品後のサポートにも会社を挙げて注力しているので、病院・クリニックはもちろん、直接販売を行う販売店からも厚い信頼を寄せられています。「何かあった時、アトムメディカルさんはすぐに駆けつけてくれる」という安心感があるおかげで、販売店も自信を持って病院・クリニックに提案してくれます。もちろん私たちは、何かあった時だけではなく、何もなくてもこまめに顔を出していますので、関係者の方々も安心してくださいます。
People and culture -働きやすい職場- 医療現場の最前線にいることで技術を習得でき、新製品の開発につなげることもできます。
先にふれたとおり、私は理系出身だったので、技術部門に配属されると思っていました。でも実際は、営業部門への配属で、今は仙台営業所に約7年勤めています。 私は東京出身で、東京からまったく出たことがなかったので、新しい土地を知ることができたのは良かったと思います。当社は全国に拠点があり、異動で様々な土地に行く機会が増えるでしょうから楽しみですね。そうした意味では、技術部門は拠点が一箇所のため、営業配属はとても良かったと感じています。また、営業は医療現場の最前線に常にいられるので、最先端の技術の習得に役立っています。営業から技術へ、現場で指摘されたことをフィードバックして、商品に反映されると、とてもやりがいがあります。その結果を、新製品としてお客様に提案すると本当に喜んでいただけるんです。それもひとつの「ものづくり」だと考えるようになりました。 現時点では、技術部門への異動希望はありません。営業というポジションを活かして、自分なりの「ものづくり」をしていきたいと考えています。