- Profile
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氏名:仲田 景一
職種:営業
入社:2009年4月
部署:東京営業所
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入社後は名古屋営業所に営業として配属。7年半の間に、愛知県の中で名古屋市以外のエリアを担当する。担当エリアでは、現地の販売店と二人三脚で産科・婦人科・小児科を訪問。製品の提案をすると同時に、ドクターやナースなどから現場の意見をヒアリングし、新製品の開発に結びつけてきた。2016年10月から東京営業所に異動。
What I do -こんな仕事をしています- 国内シェアトップクラスの保育器など、周産期分野の医療機器を病院・クリニックに提案しています。
当社は周産期(妊娠22週から生後満7日未満までの期間)医療分野を中心とした医療機器メーカーです。国内シェアトップクラスの保育器をはじめ、検診台、分娩台、診断機器など様々な製品を開発・提供しています。
原則として、病院・クリニックへの販売・納品を行うのは、各エリアの販売店です。私たち営業は販売店各社の営業サポートや、納品後、病院・クリニックに対するフォローを中心に行っています。例えば販売店に新製品の情報提供をしつつ、一緒に営業に同行する。対応が難しいお客様には、私たちが直接提案を行う。納品後、技術サポートが必要な場合は私たち営業や技術スタッフが駆けつける。このようにケースバイケースできめ細かく対応しながら、病院・クリニック、そして販売店各社との信頼関係を構築しています。
My work -先輩たちの働く姿- 最初は社名で呼ばれていた関係が、自分の名前で呼ばれる関係に変わった時、心の中でガッツポーズします。
初めて接するドクターからは、社名で呼ばれることがほとんどです。「アトムメディカルさん」「アトムさん」というように。でも時間が経ち、信頼関係が構築されてくると、「仲田さん」と名前を呼ばれるようになります。 名古屋営業所での営業時代、コミュニケーションをとるのが難しいドクターがいました。何度も足を運び、対話を重ねていくうちに少しずつ本音を話してくださるようになりました。壁がひとつなくなったと思いましたね。ドクターが何を知りたいのかが少しずつわかってきたので、要望に応えられそうなデータや製品情報を持っていったのです。この段階ではまだ、私の呼び名は「アトムさん」です。また、コンタクトを取るのはいつも私からで、なかなか商談に発展しない状態でした。 それでも諦めず、ドクターの役に立ちそうな情報を提供し続けていたある日のこと。「アトムさん、明日来てくれる?」と言われたのです。やっとドクターから声をかけていただきました。壁がまたひとつ、なくなった思いです。私はすぐに駆けつけ、ドクターの要望をヒアリング。その後はさらに足しげく通い、コミュニケーションを増やしました。そして進まなかった商談がひとつ、またひとつと成立していき、数ヶ月後には「仲田さん」と呼んでもらえるようになったのです。 信頼関係が築けた瞬間は嬉しいですね。いつも心の中でガッツポーズしています。病院と会社のお付き合いが、次第に人間対人間のお付き合いに変わっていくことが、私の理想の関係ですから。
People and culture -働きやすい職場- ハートの強い先輩たちの影響で、医療従事者の一人という自覚を持ち、つねに改善を図れるようになりました。
私は有数の医療機器メーカーで働くことの安定性、医療業界の将来性などに魅力を感じて当社に入社しました。今では、「自分も医療従事者の一人である」という責任感が強くなりました。 NICU(新生児集中治療室)に置かれた当社の保育器の中で、新生児が頑張っている姿を見るとやりがいを感じます。 新人の頃は提案がうまく通らなかったり、納品後に適切なサポートができなかったりして、落ち込むこともありました。そんな時、隣を見ると先輩たちはいつも元気に外出していきます。話を聞いていると、先輩たちだってトラブルと無縁ではないのです。あのパワーはどこから来るのだろうと疑問を持ちながら毎日営業をしているうちに、仕事には山もあれば谷もあることがわかってきたのです。谷の状態、つまりうまくいかない時には、保育器の中の新生児の姿を思い浮かべよう! 自分も医療従事者であり、ドクターやナースとともに生命に関わっている。落ち込む前に対策を立てよう。このように考えを改めたことで、私も先輩たちのように、いつも「よし行こう!」と外出できるようになりました。 具体的には、正確な情報を提供し続けること。そして、うまくいかないと感じたらすぐ改善を図ること。この積み重ねによって私のハートも強くなりました。今では何かうまく進まないことがあると、「さあ、どうやって改善していこうか?」と前向きに改善策を考えています。
Preffered skills & experience -活かせる経験- 「小さな生命を救うために」という理念に共感していれば、どんな経験も必ず活かせます。
あくまで個人的な意見ですが、学生時代のどんな経験でも、この仕事には役立つと思います。例えば飲食のアルバイトをしていた人は、人と接する経験が活かせるでしょう。逆に人付き合いが苦手で、学校と自宅の往復だったという人でも、大丈夫です。実を言うと私自身、そういうタイプでした。特定のグループに所属するのが好きになれなかった私は、部活もアルバイトも長続きせず、「個」でいることを選んでいました。 そんな私が当社の営業を続けていられるのは、当社には様々なタイプの社員がいるからだと感じています。自分のスタイルを堅持して成果を出していく私のような営業もいれば、社内外の人たちと意見交換をしながら成果を出していく同僚もいます。そして、様々なタイプの社員が活躍できるのは、全員が「To Save a Tiny Baby Life ~小さな生命を救うために~」という理念に共感しているからです。 ベースの部分で「同じ目標に向かっている」という意識があるから、一人ひとりの違いはそれほど大きな問題ではありません。むしろお互いに、自分に無いものを同僚から吸収し成長し合える。そんな会社だと思っています。