- Profile
-
氏名：深田 祐樹
職種：エリアマネージャー 兼 人財開発室 室長
入社：2009年
-
2007年経済学部卒業後、人材会社での新卒求人メディアの営業を経て、2009年2月、教室長として株式会社パーソナル・サポートに転職。入社理由は、就職活動時のキーワードであった「きっかけの場所づくり」。当社の教室長が運営する教室が、生徒、保護者、講師、地域の人たち、そして就活学生、教室に関わるすべての人のきっかけの場所であり、そのプロデューサーになれるところに魅力を感じた。2014年まで教室長として教室運営に携わり、29歳でエリアマネージャー（課長職）に。現在、人財開発室室長と兼務しながら、教室マネジメント、チーム運営、社員採用、人材育成、社内制度の整備など非常に多岐にわたる業務を担当している。
What I do -こんな仕事をしています-自分自身のアイデアで会社をゼロからつくっていく。
現在、エリアマネージャーと人財開発室の室長を兼務しています。もともと新卒採用に関しては、株式会社パーソナル・サポートに入社したときからずっと担当していますが、部署名を「人財開発室」にしたのは、2016年のことです。入社したときから前職の新卒サイトの営業経験を活かし、何かお手伝いできないかなと思っていました。実際、私が入った2009年ごろは、極端に言うと、ほぼ何もない状態。研修もない、選考フローもない、採用も、面接を何回かおこなって終了。「ないもの」しかないといっても過言ではありませんでした。当時社員数20人ほどの規模のベンチャー企業でしたので、致し方ないですし、逆にその「何もないこと」に対し面白さを感じてしまい、これまでの経験を踏まえ、「それなら自分でつくろう」と。結果、入社後の仕事をストーリーに仕立て疑似体験する体験型の選考をつくりました。根柢にあるのは他社と一線を画した選考ができないかということで、方式は毎年変え、当社を受ける学生たちが、学びを得られる、成長を感じられるような選考にすることを常に意識しています。
一方で、エリアマネージャーとしては、当社事業の根幹となる「教室長」を育成しながら、地域で分けられたチームをまとめあげ、各教室の売上を管理することが主な仕事です。当社は教室長あっての会社ですので、教室長一人ひとりが何をしたいのか、どういった教室をつくりたいのか、実現するには何が必要なのか、教室長の教室への想いをしっかりヒアリングし、一緒に考えてサポートしています。
私が任されている採用フロー、人材育成、教育・研修制度、評価制度、社員満足度…まだまだ、すべて未完成です。これからもブラッシュアップし続けなければならないと思っています。
People and culture -働きやすい職場-何もないところからつくり上げていける環境が、達成感や成長につながる。
株式会社パーソナル・サポートに入社して最初に「まだまだ発展途上、つくり上げていく喜びがあるな」と感じました「ないもの」が多く、「ないもの」を他のものでどう賄おうか、こうしよう、ああしよう、と社員みんなで出し合った意見やアイデアが実際に反映され、少しずつ会社が形成されていく。みんなで一緒に会社をつくり上げる一体感は今でも得られます。 もちろん、何もかもができあがっていて、準備されていて、ばたつきも、焦りもないのは良いかもしれませんが、一方ですべて揃った状態だと、ちょっとしたワクワク感や高揚感、「みんなでつくって、やっていく！」という気持ち、どうしようか！？などの感覚は生まれにくいですよね。このバタバタ感が終わった後の達成感に直結しているので、ぜひ、当社で一緒に体感・体験してもらいたいと思っています。若いころから経験することにより、自分自身が会社の一員だとより強く実感できますし、何よりも成長につながるのではないでしょうか。 実際、当社では、一般的な塾にはある、「これをここに置きなさい」といった制約は一切ありません。特に新しい教室となると、あるのは本当に箱だけ、テナントだけです。どのようなレイアウトにするのか、どのような外観にするのか、どのような棚を置くのかなど、教室全体から細かい備品に至るまで教室に関わることすべて教室長とエリアマネージャーで考えていきます。どのような教室がつくりたいのか、その教室でどのようなことを成し遂げたいのか、 教室への「想い」や「志」は教室長自らが持たなければなりません。実現するための手段は私たちも一緒に考え、サポートできますが、「想い」や「志」は教室長の中にしかありませんからね。2017年3月現在、109教室ありますが、一つとして同じ教室はありません。「教室長が違えば教室が違う」は私たちにとって至極当然なことです。
My work -先輩たちの働く姿-動き考え、考え動く。まず、やってみる姿勢が何よりも求められる。
株式会社パーソナル・サポートが求めている人材は、第一に、どのようなことでも、やりたいと思ってくれる人です。なぜなら、前述したように、当社はまだまだ発展途上。そんな会社で、「これはやりたくない」「あれはやりたくない」と言っていられませんよね。ただ、「ないこと」の方が多い状態が日々続くわけですので、中にはストレスを感じる人もいるかもしれない、というのもまた事実。「ないこと」を楽しめる、面白いと思える、ないのならつくろう、あるものをもっと、もっと良くしようと、「何事も、まずやってみる」姿勢が大切です。 当社には3つのポリシーがあります。1つ目が「Thinking On the Move」動きながら考えること。2つ目が「Chance Challenge Change」チャンスを得て、積極的にチャレンジすることにより、チェンジすること。3つ目が「Imagination×Creation＝Next Stage」想像力と創造力をかけ合わせ、新しいものを生み出していくこと。この3つのポリシーに基づくと、動きながら考え、当社の山ほどあるチャンスに、「まずやってみよう」と果敢に挑戦し、「こんなことやってみたい」「こんな教室にしたい」という想いを描き具現化することで、教室も、会社も、そして自分自身も変化させることが可能となります。 教室づくりにおいて、教室長自身のアイデアが必要不可欠です。「地域のなかでこんな教室でありたい」その想いを持ち、教室運営を行うことにより、地域から必要とされ、認められ、地域コミュニティのなかの存在感を得る、自然と運営する教室は子どもたちでいっぱいになる。自ら考え、行動する「考動力」、思う存分に当社で発揮してください。生徒や保護者からのたくさんの「ありがとう」が待っています。
Growth and development -成長を実感したい-優秀な「経営者」を数多く生み出していきたい。
教室長として教室をマネジメントすることは、1つの教室を経営することと同義です。特に株式会社パーソナル・サポートの場合、入社後早い段階、それこそ20代前半で教室長となり、担当する教室の総責任者になるので、自分の城ではないですが、守っていかなければという強い気持ちが芽生えます。それこそが成長のキーポイントです。 もうすぐ3年目となる女性の教室長がいます。彼女は教務力がなく、教室長としての自信も持てず、自分が教室長でもいいのか、と吐露することもあり、教室を任せたものの、そのうちのひとつがかなり低迷していました。しかし、低迷している状態の彼女に私は「開き直って、教室をゼロからやってみろ。今のままではなく、自分が本当にやりたい教室をつくってみろ、新規開校の気持ちでやってみろ」とアドバイス。彼女は大きいわけでも、キレイなわけでもない、小さな教室を徹底的に自分色へと染めていきました。1年間必死になって努力した結果、生徒数は4倍ほどに増え、伸び率は全社トップの数字を出すまでに。伸び率が一番になった理由は、彼女が教務力をつけたからではなく、彼女自身の強みである「生徒たちにこうなってもらいたい」という想いを教室に注ぎ込んだ賜物です。教室への情熱が生徒たちの心を動かし、「いい塾だよ」と生徒たちが毎月のようにお友だちを紹介してくれるようになり、どんどん生徒数が増加し、教室が大きく成長、進化していきました。この1年で教室以上に彼女も変わり、「教室長の鑑」と呼ばれる存在までに成長。今では彼女の教室運営が当社のモデルケースとなり、社内表彰でMVPを受賞するなど会社からも大いに評価されました。私自身エリアマネージャーとして彼女の成長は自分のことのようにうれしいですし、これからどのような教室長になっていくのか非常に楽しみでもあります。第二、第三の彼女のような教室長を輩出していくことが私の役割です。
