- Profile
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氏名:小川 恭平
職種:企画職
入社:2011年12月
部署:ガーデナーズ営業部 ギフトチーム 主任
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1982年、北海道生まれ。家具インテリアの製造・販売会社を経て世界一周を経験。その後、2011年に株式会社タカショーに入社。趣味はカメラ。
What I do -こんな仕事をしています- 通販やWebサイト、カタログギフトを制作
当社は、テーブルセット、木を照らすライト、イルミネーション、パラソル、プランターをはじめ、庭やガーデニングに関するあらゆる製品を企画・販売する会社です。製品は大きく分けると、ハウスメーカーや造園会社などを対象とした「プロユース」と、インターネットやホームセンターなどで販売するDIYの「ホームユース」があります。
私はホームユースの担当で、業務内容は多岐にわたります。そのひとつが、「通販カタログ」の制作です。グループ会社がデザインを行い、私は全体を統括するディレクターとして携わっています。毎号、掲載商品を選び、テーマや構成を考え、制作を指揮します。ほかに、Webサイトの運営も私の仕事です。Webサイトでは、「通販カタログ」と連動して新商品の情報などを更新しています。
また、「カタログギフト」の事業には立ち上げから関わり、現在で2年目になります。「カタログギフト」は当社の新たな取り組みとして、花と緑に特化して、自社商品に加えてプリザーブドフラワーや観葉植物といったギフト向けの商品にしぼって展開するものです。ゼロからのスタートで、仕入れ先との商談や産地での買い付け、百貨店への営業など、一人何役も担当し苦労しました。ですが、完成した時は大きな達成感があり、やりがいのある仕事です。
My work -先輩たちの働く姿- 自分の企画したイベントが、お客様の心に長く残っていたことに感動!
株式会社タカショーが運営するアンテナショップ、「ガーデナーズジャパン」では、国内外の様々なガーデニング商品を販売しています。店舗がオープンした年の冬、そこで「光のガーデナーズ」というイルミネーションイベントを行うことになり、私が企画を担当することになりました。約50,000球のイルミネーションを使い、7メートルほどの巨大なクリスマスツリーを設置。点灯式の日には、約500名のお客様にお集まりいただき、イベントは大成功でした。 そして、その半年後のゴールデン・ウィーク。「ガーデナーズジャパン」の店内でお客様が話している言葉に、深く感動しました。お客様がお連れの方に、「去年ここのクリスマスイルミネーション、凄かったんだよ。見せてあげたかったな」と、その日のイルミネーションの様子を詳しく話していたのです。半年前の出来事が心に残っていて、その感動を他の人に伝えている。私はそれが嬉しくて、イベントをやってよかったなと思いました。 「光のガーデナーズ」は以降、毎年行っていますが、店内にカフェを作ったり、DIYの庭づくりを提案する展示スペースを設けたりと、徐々に進化しています。
My work -先輩たちの働く姿- 商品の見せ方を工夫して、お客様に響くおもしろさ
「通販カタログ」は私たちにとって、お客様の反応をダイレクトに感じられる貴重な機会です。ある号で、私たちは新たな挑戦を試みました。「枝切はさみ」の打ち出し方についてです。それまでは、商品の機能や構造をはじめ、材質は「飛行機の翼にも使われるグラスファイバーなので高品質です」と、スペックを中心に謳ってきました。しかし、もっとユーザー目線の切り口があるはずと考えていました。 そこで私たちは山に入り、のこぎりとの剪定作業の差を実験しました。30秒で何本切れるか比較検証したのですが、のこぎりは3本、枝切はさみは22本でした。その結果を誌面に載せたところ、カタログ配布と同時に反応が来て、1シーズンの販売数は前年の10倍以上に増えました。 庭の剪定やメンテナンスは冬にやることが多いので、大変な作業です。比較検証を行ったのは身長150センチの女性で、小柄な女性でもこれだけの差が出るという点も、お客様に響いたのかもしれません。 以前はカタログを作るので精一杯なところがありましたが、今はユーザーがなにを知りたいのかを考え、誌面にアイデアを加えられるようになってきました。仕事のおもしろさも増しています。
My choice -この会社を選んだ理由- 海外と家具、自分の経験を活かせる場所を探していた
株式会社タカショーに入社する前は、家具店でインテリアを提案していました。その後は海外を旅していた時期があり、ヨーロッパでは『庭のある暮らし』を大切にする文化が印象的でした。私は、これまでのインテリアに携わってきた経験と、海外経験を活かせる仕事を探していたのです。 株式会社タカショーは、「衣・食・住の生活が向上した今、『家』の次は『庭』がキーワードになる。家と庭、両方の暮らしが家庭には大事だ」という考えを持っています。私はその理念を知り、当社に興味を持ちました。そして、「海外の『庭のある暮らし』を、もっと日本で広めたい」という社長の話に共感し、ここで働きたいと思ったのです。 大切にしていきたいのは、やはり、お客様の目線です。商品に詳しくなると、どうしても機能にこだわりたくなります。ですが、お客様は機能だけではなく、素敵な暮らしに憧れて商品を買うのだと思います。お客様が見て「楽しい」「欲しい」「庭にテーブルセットを置いてみようかな」という気持ちになっていただけるよう、Webサイトや通販カタログという媒体に限定せず、様々な手法で商品の魅力を伝えていきたいですね。