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My choice -この仕事を選んだ理由-　ゼロから自分の手で造り出す。モノづくりの根幹を支える仕事に惹かれました

幼い頃から自動車が好きで、就職の際に希望していたのは自動車関連の仕事に就くこと。大学で受けた３次元CADの授業が面白く、自動車の設計をやってみたいと思っていました。ところが、自動車業界を目指して就職活動を進める中で、車を構成している部品の一つひとつに金型があり、車の製造は金型なしでは成り立たないことに気づいたんです。もともと設計の仕事に興味を持っていたのは、「ゼロから自分の手で造り出す」仕事だから。まさに金型の製造は、ゼロから造り出す仕事です。普段は人の目に触れることはありませんが、高い技術が必要とされ、モノづくりの根幹を支えているこの仕事に惹かれるようになりました。 ファベストへの入社を志したのは、説明会で「うちの会社では遊んでいる人がいない」と聞き、ストイックに仕事に取り組んでいる会社だと感じたからです。世界に通用する高い技術力もあり、真剣にモノづくりに取り組むには、ベストな環境だと思いました。

People and culture -働きやすい職場-　技術者として目標とする先輩の姿が成長へのモチベーションです

私が恵まれているなと感じるのは、実力主義の会社なので、仕事で結果を出せばきちんと評価され給与等に反映されること。また、技術者として目標とする先輩がすぐ側にいて、モチベーション高く仕事に取り組めることです。工程計画図を担当するチームの先輩なのですが、入社13年目で様々な部署での経験があり、工程計画図だけでなくシミュレーション解析や検図までオールマイティにできる人です。先輩が作成する工程計画図は設計者に対して指示が分かりやすく、事細かに注意点が記述してあるため、後工程に進んでも不具合が持ち上がることなく、計画通りにスムーズに進むんです。 工程計画図を担当して1年程経った頃、自分のミスで設計後の型を造り替えなければならないかもしれないピンチに陥ったことがありました。自分ではどうしていいか分からない状況の中、先輩が冷静に原因を突き止め、設計者への説明など丁寧にフォローしてくれました。今でも困ったことがあれば相談し、アドバイスをもらってます。現状は「自分もこうなりたい」と憧れるばかりですが、少しでもその背中に追いつけるよう成長していきたいと思います。

Careeres -キャリアプラン-　様々な部門で経験を積み、広い視野を持った技術者になりたい

工程計画図の仕事では、どの工程でどんな作業をするのか、現場の全体像を把握する必要があります。ですから一般的には加工や組み立てなどの現場を経験した上で、工程計画図を担当することが多いのですが、私は入社半年で工程計画図を作成する部門に配属されました。最初に設計の立場で生産工程を把握することが、技術者として成長を促すのではないか。会社としては、そのような意図があると聞いています。今の自分にとっては難しく大変な仕事ですが、その分、勉強になっていると実感しています。他の部門でも経験を積み、広い視野を持った技術者になりたいと思っています。 今後、挑戦してみたいのは、プレス機でのトライで発生しうるシワや割れなどのトラブルを予測するシミュレーション解析です。豊富な知識と経験が必要とされるため、担当させてもらえるまで時間はかかると思いますが、金型の精度の向上や納期短縮に欠かせない仕事であり、当社が力を入れている分野でもあります。今は担当者が作成したシミュレーション結果を受け取って工程計画図を作成していますが、漠然とデータを落とし込むのではなく、なぜそうなるのか、担当者に話を聞くなどして本質的に理解することを心掛けています。