• 2015.12.2508:00
  • 自己分析

1度は使ってみるべき! SWOT分析を用いた自己分析

「SWOT(スウォット)分析」という言葉を聞いたことがあるでしょうか。最近では、就職セミナーなどで教わることも多いかもしれません。このSWOT分析とは、もともと事業の現状分析やリスク回避に使われる分析方法です。しかし、個人の現状を把握することにも役立つため、就活生が自己分析に応用することが多く見られます。ここではSWOT分析の内容と手順を分かりやすく説明し、就活生に役立つポイントをお伝えしましょう。

 

 SWOT分析の内容

SWOT分析では、「自分の強みと弱み」「環境の良し悪し」という4つのカテゴリーを設定。それぞれのカテゴリーに当てはまる要素を書き出し、現状を分析する方法です。4つのカテゴリーの内容を見てみましょう。

 
<強み(Strength):目標達成に有利となる内的要素>
このカテゴリーには、目標を達成するためにプラスとなる自分の特性が当てはまります。就活の場合は希望する仕事に就くことが目標となりますね。そのために有利となる自分の要素、たとえば「仕事に関連する資格を持っている」「モチベーションが高い」「インターンの経験がある」といった項目が当てはまります。自分自身の長所や強みを探しましょう。

 
<弱み(Weakness):目標達成に不利となる内的要素>
強み(Strength)とは逆に、目標を達成するためにマイナスとなってしまう自分の特性が当てはまります。たとえば「必要な資格をもっていない」「仕事に対する意欲が低い」「働くうえで時間的な制約がある」など、就職するうえで弱みとなる要素を挙げましょう。

 
<機会(Opportunity):目標達成に有利となる外的要素>
ここでは、目標を達成するためにプラスとなる周囲の環境や状況をピックアップします。たとえば政治動向・経済状態・社会動向・業界環境を考えた場合、就活では「今年は売り手市場である」「就活スケジュールが自分の都合とあっている」「業界の将来性が有望である」などが当てはまるでしょう。

 
<脅威(Threats):目標達成のために不利となる外的要素>
機会(Opportunity)とは逆に、ここでは目標を達成するためにマイナスとなる周囲の環境や状況を考えます。たとえば「非正規雇用が増えている」「志望業界の景気が悪い」「就活スケジュールが自分の都合とあわない」などの項目が当てはまります。

 

 SWOT分析の手順

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