• 2016.09.2308:00
  • 自己分析

就活で「乗り遅れた」と思ったことがある人は3割 いつから始めたら「遅く」ない?

大学3年生にとっては、「就職、そろそろ考える時期かなあ……」なんていう声が出てくる頃かもしれませんね。ただ、そう思ってはいても、腰が重い人もいるのでは?
 
JOBRASS編集部では、社会人1~2年目の男女100名に、就活を始めた時期について、周囲よりも遅く感じたことがあるかどうかをアンケート。そして、「ある」という人には遅れを取り戻した方法を、そして「ない」という人には、就活のスケジュールを聞いてみました。「遅れ」を感じず、余裕をもって就活をすすめられたという先輩たちに共通したのは、「大学3年生の夏から秋」にスタートしたということでした。
 
【就活を始めた時期について、周囲よりも遅く感じたことはありますか?】
・ある 34.0%
・ない 66.0%

 
就活を始めた時期について、周囲よりも遅く感じたことはありますか?
 
あるという人が、3人に1人以上。では、どういう時にそれを感じて、またその時にどのようにして遅れを取り戻したのでしょうか?
 

 「何もしていない!」というのも、案外自分だけではない

 
自分が「あれ、遅れているかも?」と思うのは、周囲でチラホラ就活の話が進み始めたとき。そして、エントリーシートひとつとっても、いきなり締め切り前日に書けるというものではありません。入念な自己分析、業界・企業分析をすすめていてこそ、書けるものです。
 
「自己分析や、企業研究を始めたのが遅かった。その遅れは取り戻せなかった」(女性/総務・人事・事務/26歳)
 
という声にあるように、最初の準備で、その後の就活の進み具合に大きな差がついてしまいます。ただしもちろん、遅れに気がついてからでも十分間に合います。なにごとも大切なのは、「行動にうつすこと」。遅れていても、内定を獲得した先輩たちに共通するのは、「とにかく情報収集をして、説明会に顔を出し、エントリーした」ということでした。
 
・一緒に就活している仲間と積極的にセミナーや説明会に顔を出すようにし、遅れを取り戻そうとした(男性/その他/24歳)
・とにかくエントリーしまくって遅れを取り戻した(男性/研究・開発/22歳)
・面接回数を一気に増やした(男性/その他/26歳)
・興味のあるところの説明会にたくさん参加した(女性/総務・人事・事務/25歳)
・まだ何も活動していない時期に、合同説明会などに参加した話を聞いたとき。すぐに登録して就活を始めた(男性/コンピュータ関連以外の技術職/24歳)
 

 「遅れ」は感じなかった人たちの、就活スケジュールとは

 
では、「遅れ」は感じなかったという人たちは、いつから、どのような就職活動を始めていたのでしょうか?
 
まとめてみると、もっとも早い人で「大学1年の8月」(女性/その他/22歳)という人がいましたが、多かったのは、「大学3年生の夏から秋にかけて」。先生や先輩に話を聞いたり、自己分析、情報収集、業界研究をしたりするなど、できることはいくらでもあります。
 
・大学3年から就職説明会に行った(女性/その他/24歳)
・3年生の時。業界研究から始めていた(男性/総務・人事・事務/25歳)
・大学3年生の5月ぐらいから、就活サイトに登録した(女性/総務・人事・事務/24歳)
・大学3年の夏頃から説明会に参加など(男性/その他/26歳)
・3年生の9月から会社情報を調べていた(男性/コンピュータ関連以外の技術職/23歳)
・3年の後半。フェアなどに行っていた(男性/総務・人事・事務/25歳)
・1年前から、まずは入りたい会社を調べる(男性/営業・販売/23歳)
・企業を事前に調べ、情報を集め始めたのが就活開始の1年前からだった。情報は、企業の経営理念や何を行っているかなど(女性/その他/24歳)
 
就職活動の準備は、早いに越したことはありません。「新卒」で働く会社というのは、一社きりなのです。大事な一社から内定をもらうために、今から動き始めましょう!
 
 
【調査概要】
方法:JOBRASS就活ニュース調べ(インターネット調査)
調査期間:2016年8月19日~2016年8月25日
対象:社会人1~2年目の男女 計100名

 
 

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