• 2016.09.1608:00
  • 自己分析

3人に1人の会社員が「就活をやめようと思ったことがある」 諦めないでよかった理由とは

就職活動がうまくいかないと、「もう就活なんて、やめちゃおうかな……。卒業してからでもなんとかなりそうだし。せっかくの学生生活、えーい、残りは遊んじゃえ!!」と思う人もいるでしょう。でも、実際は、そこで踏ん張って、就活を続ける人が大多数。
 
JOBRASS編集部では、社会人1~2年目の男女100名に、「就職活動」および「就職すること」を諦めようと思ったことがあるかどうかを尋ね、合わせて「今、諦めないでよかったこと」も聞いてみました。
 
【就職活動(就職すること)を諦めようと思ったことはありますか?】
・ある 35.0%
・ない 65.0%

 
就職活動(就職すること)を諦めようと思ったことはありますか?
 
調査の結果、「もう就職を諦めよう」と思ったことがあるという人は、35%。3人に1人以上の割合と、決して少なくない割合です。過去、そういう考えが頭をよぎりながらも就職した先輩たちに、諦めないで良かった点を教えてもらいました。
 

 落ち続けて、心身疲れ果てる

 
受けても受けても通らないと、疲れ果てるものです。他人に“認めてもらえない”気持ちの辛さは、就活をした人ならたいていの人が感じること。
 
そんなとき、「もうこのまま就職できなくてもいいかな……」と投げやりになったり、理不尽にも思える就職事情に、「もしかして、自分は会社に就職することに向いていないのかな」あるいは「就職しなくて、フリーターでいいかな。むしろフリーターがいいかも」と思ったりしたことがある、という人からの声をご紹介。
 
■就活が面倒くさくなる
 
・他人に認めてもらえないから(女性/総務・人事・事務/27歳)
・10社受けて、落ちたから(女性/公務員/26歳)
・何社受けても落ちるから、ニートで良いと思ったことがある(女性/営業・販売/24歳)
・エントリーシートが全く通らなくて心身ともに疲れ切ってしまった(女性/その他/24歳)
 
■働くことに向いていないと思うようになる
 
・なかなか決まらず、向いてないのかと思ったから(女性/コンピュータ関連以外の技術職/22歳)
・仕事がしたくないと思って諦めようと思った(男性/営業・販売/26歳)
・働くということに恐怖感を覚えはじめた(男性/その他/24歳)
・フリーターで自由に生きたいと思うことがあった(女性/営業・販売/26歳)
 
ただ、頑張って良かったことをしみじみと振り返る人からは、「お金がもらえる生活になった」ことの大きさをあげる声が目立ちました。
 
■給料が入ってくる1年になるか、そうでないかの差は大きい
 
・内定がなかなか出なかったときはあきらめようと思ったが、就職できて給料が入って好きなようにお金が使えるようになったときは嬉しかった(男性/総務・人事・事務/23歳)
・内定が決まらなかった時。貯蓄や保険など現実と向かい合った時に再度頑張ろうと思えました(女性/研究・開発/25歳)
 
その他、
 
・諦めたら、その後も“決まらなかった”ことだけがしこりになり、やりたいこともできなくなりそうだから(女性/その他/27歳)
・夏になっても内定がでず、諦めたかったけど、秋までがんばればどこかしらもらえると思う。どうしても就職したかったのでがんばってよかった(女性/コンピュータ関連以外の技術職/26歳)
 
と、どこからか自分の中で生まれる、職が決まっていないことへの“敗北感”を引きずったままの人生にはしたくなかったという意見や、頑張れば道は開けるという意見、「卒業式に笑って参加できたので就職できてよかった」(女性/総務・人事・事務/23歳)という声もありました。
 
まずは自分が今できることを、一生懸命やってみること。そうすると、自ずと結果もついてくることでしょう。「頑張って良かった」と思える人生にするのは、自分自身です。
 
 
【調査概要】
方法:JOBRASS就活ニュース調べ(インターネット調査)
調査期間:2016年8月19日~2016年8月25日
対象:社会人1~2年目の男女 計100名

 
 

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