• 2016.08.2204:00
  • 自己分析

就活で「人の役に立つ仕事がしたい」はNG!? 「他社でも良いのでは……」と言われない志望動機の作り方

毎年のように就活生の中には、ESや面接の際の志望動機として「人の役に立ちたい」と答える人が数多くいます。確かにとても大事なことなのですが、実は理由がそれだけという場合、早い段階で選考に落ちてしまう人がほとんど。では一体、どうすれば良いのでしょうか?
 
今回は、「人の役に立つ仕事がしたい」という人に向けて、なぜ落ちてしまうのかというお話をさせていただくと共に、志望動機がさらに深まる『考え方シート』をご用意しました。ぜひこの記事を参考に、あなただけの志望動機を作ってみてくださいね。
 

 採用担当者「それなら他社でもできるのでは?」

早速ですが、ある面接での就活生と採用担当者のやりとりをご覧ください。
 
 

就活生
私は人の役に立つ仕事がしたいと思い、御社を志望致しました。
採用担当者
そうですか……。それなら他社でもできるのではないかと思いますが、それに関してはどうですか? なぜ他社ではなくうちを希望しているのでしょうか?
就活生
……そ、それは、御社のサービスは多くの人の役に立つものだから、です。
採用担当者
うーん。それは確かにそうですが、同業のB社やC社も似たようなサービスをしていますよね。それに、“人の役に立つ”ということだけが目的なら、この業界に限らず違う業界でもできるのではないですか? そもそも“仕事”というものは、人の役に立たなければ成り立たないものですよね。
就活生
………

 
 
この会話を読んで、あなたはどのように感じたでしょうか。中には「採用担当者ってこんなに追い詰めてくるものなの?」と、面接が怖くなってしまった方もいるかもしれませんね。
 
しかし、この採用担当者が言うのはもっともなことです。どんな仕事も人の役に立たなければ続けていけません。もしこの就活生がいつも面接でこういった言動をしていたのなら、むしろ指摘してくれたことに感謝したほうが良いでしょう。そしてすぐに気持ちを切り替えて、これまでの志望動機を考え直し、次の選考に繋げることが大切です。今後、同じ失敗を繰り返さないためにも……。
 
次は、選考に落ちない考え方の手順をお伝えしていきます。
 

 『考え方シート』を使って、考えを整理しよう

それでは次に『考え方シート』を使いながら、「人の役に立つ仕事」を具体的に考えていくコツを解説していきます。
 

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