• 2016.08.1708:00
  • 自己分析

就活に行き詰まる原因ランキング 1位は「やりたいことがない」

どんなに「売り手市場」といわれていても、就職活動をしている最中に行き詰まりを感じる人もいることでしょう。JOBRASS編集部では、就職活動に行き詰まったことがある人218名に、就活に行き詰った原因を聞いてみました。
 
2
 

 1位:自己分析ができない、そもそも自分が何をしたいのかわからない

 
最も多かったのがこちら。「自分がしたいこと」といっても、そんなに確固たるものなんてない……と悩む人は多いんです。そして、そんなふわっとした気持ちのまま面接を受け、落ち続け……という悪循環にハマったという人も多数。
 
・自己分析ができていなかった(女性/その他/29歳)
・自分のやりたいことが見つからなかった(男性/総務・人事・事務/28歳)
・自分に合う仕事がわからない(女性/総務・人事・事務/36歳)
 

 2位:途中で、自分が何をしたいのかわからなくなる

 
よく「いろんな人の意見を聞きましょう」といいますが、自分がやりたいと思っていることを後押ししてくれる人もいれば、“考えなおせ”という人もいるものです。そのため、途中で「結局自分は何がしたいんだっけ?」と迷いが生じ、行き詰まったという経験をもつ人は少なくありません。
 
・いろんな人の意見をきいていたらわからなくなった(男性/営業・販売/41歳)
・たくさん受けるうちに何がしたいのかよくわからなくなって一時期全くやる気がなかった(男性/その他/29歳)
・たくさんの企業の話を聞き、結局自分が何をしたいかわからなくなった(女性/営業・販売/23歳)
 

 3位:面接が苦手、落ち続けてイヤになる

 
面接が苦手という人も多数。1位の「やりたいことがわからない」→「方向性を見失う」→「面接でもうまく話せない」というケースに加え、「口下手」「面接の雰囲気にのまれた」というケースも。多かったのは、「落ちる理由がわからないから対策をとりようがない」「落とされると自信がなくなる」という声。
 
・内定がもらえずあせった(男性/総務・人事・事務/35歳)
・どうしたら面接に受かるのかわからなかった(女性/総務・人事・事務/33歳)
・なんで落とされるのかわからないから対処のしようがない(女性/その他/34歳)
・何社受けても採用がなく、自分に自信が持てなくなった(男性/その他/37歳)
 

 4位:方向性を見失う

 
前述、1位+2位+3位の合わせ技。方向性を見失い、迷いが生じたために面接でもうまくいかず、行き詰まる結果に。
 
・自分が何をしたくて就職するのかが分析できておらず、その結果志望動機が浅く、面接でも自分の言葉じゃなくなっていた(男性/その他/35歳)
・やりたいことがはっきりしてなくて、とりあえず受けていたので、受ける会社のこともよく分からないまま受けていた(女性/総務・人事・事務/36歳)
・志望動機がバラバラになって面接で失敗を重ねた(女性/総務・人事・事務/40歳)
・方向性を見失い、新規採用の時期が終わっても落ち続けて自分に自信が無くなった(女性/その他/26歳)
 

 5位:やる気がなくなった

 
途中、就職活動そのものに対してやる気を失ったという人もたくさんいました。
 
・途中でやる気が無くなった(男性/営業・販売/37歳)
・めんどくさくなった(女性/総務・人事・事務/33歳)
・モチベーションがなくなった(女性/その他/28歳)
・第一希望の会社がだめだった時にくじけそうになった(女性/その他/29歳)
・行きたいところはことごとく落ち、どうでもいいところしか受からないことが続いて、やる気が削がれた(女性/その他/30歳)
・落ちて、その後何をどうしたらいいかわからなくなった(男性/その他/34歳)
 

 6位:働きたくない

 
そもそも就職したくなく、活動にも熱が入らなかったという声もありました。もし就職するのに自信がない、働きたくないと考えている人がいたら、それは自分だけではありません。
 
・親が就職しろと言ったので就活をした。結局、自分の意思ではなかったので業種が決められず、どう調べたらいいのかわからなかった(女性/総務・人事・事務/27歳)
・就職したくなかった(男性/営業・販売/39歳)
・仕事したくない(男性/その他/38歳)
・就職に希望が持てなかった(女性/その他/34歳)
 

 7位:理想の会社がみつからなかった

 
自分が何をしたいかわからないという人がいる一方で、理想をガチガチに固めすぎた結果、就職したいと思える会社が見つからなかったという人も。
 
・自分の理想の会社が見つからない(女性/その他/22歳)
・絶対この会社という熱意が持てなかった(女性/その他/34歳)
・自分の興味のない企業ばかりで、あまりやる気自体がなかったため、全く決まらなかった(女性/その他/35歳)
 

 8位:学歴がない

 
学歴のせいで就活がうまくいかないと考えた人も多いようです。でも就活時、それだけはどうしようもありません。大切なのは「自分が何者か」ということです。
 
・学歴がなくて(女性/その他/35歳)
・学歴が低かった、勉強ができなかった(女性/その他/39歳)
・何度面接しても落ちる。学歴で落とされたのでは……(女性/その他/32歳)
 

 9位:なんとかなると思っていたら、ならなかった

 
「なんとかなるでしょ!」と楽観的に考えていたら、案外なんともならなかったという……。就活に「絶対」はありません。悲観的になる必要はありませんが、楽観的過ぎるのも後から痛い目をみてしまいます。
 
・簡単に考えていた(男性/その他/45歳)
・自分の認識が甘かったから(女性/その他/42歳)
 

 10位:親の希望

 
家族は良い相談相手かもしれませんが、家族だからこそのプレッシャーがあることも。子供を心配するあまりの「就職どうなってるの?」という親の一言や、意見の相違により、行き詰まって苦しかったという吐露がありました。
 
・親にしつこく追い討ちをかけられた(男性/その他/36歳)
・就職先について、自分の希望と親の希望が違い、言い合いになった(女性/その他/32歳)
 
多くの人が就活に行き詰まる原因は、「自分」がわかっていないことと、面接に落ち続けてしまうこと。行き詰まりを感じたら、一度立ちどまって“どうして行き詰まっているのか”を見つめ、対策を練りましょう。
 
 
【調査概要】
方法:JOBRASS就活ニュース調べ(インターネット調査)
調査期間:2016年7月15日~2016年7月21日
対象:就活に行き詰まった経験がある人 計218名

 
 

ジョブラスなら企業から選考オファーがもらえる!
会員登録して企業からオファーを受け取る

 

CATEGORYカテゴリー