• 2016.07.2504:00
  • 自己分析

【就活生必読!】企業が求める“社会人に必要な力”とは?<無料診断>

企業の採用担当者が就活生に対しチェックしている項目の一つとして、「社会人として仕事をしていける力があるか?」というものがあります。それを知るために、企業側はエントリーシートや面接、グループディスカッションなどを行い、様々な角度からあなたを観察しているのです。しかし、この“社会人に必要な力”とは、一体どういうことなのでしょう?
 
その答えの一つとして、経済産業省が提唱している“社会人基礎力”が参考になりそうです。“社会人基礎力”とは、組織や地域社会の中で多様な人々とともに仕事を行っていく上で、必要な基礎的な能力(出典:経済産業省「社会人基礎力」)のこと。これから社会人として働くみなさんには、ぜひ身に付けておいてほしい力です。
 
そこで今回は、企業から求められる“社会人に必要な力”=“社会人基礎力”について、詳しくお話していきます。
 

 社会人に必要な力を構成する3つの力

 
経済産業省が定義した内容を改めて見てみると、“社会人基礎力”は以下の3つから成り立っていると書かれています。
 
・前に踏み出す力
・考え抜く力
・チームで働く力

 
つまり、この3つがバランス良く備わっている人ほど、就活で内定を得られる可能性が高まるというわけです。よく採用担当者が求めていると話題の「コミュニケーション力」も、おそらくこの能力があれば自然と身についていることでしょう。では、これから自己分析する上で、就活生は自分自身のどんなところに注目して自己分析を進めていったら良いのでしょうか。
 
次の章からは、これらの3つの力について、さらに踏み込んで紹介していきます。それぞれの力にどのような要素が含まれているのか、一つひとつ具体的に見ていきますので、あなたにその要素があるか考えてみてください。
 

 「前に踏み出す力」とは

 
「前に踏み出す力」は、“主体性”“働きかけ力”“実行力”の3つから成り立っています。
 
 
“主体性”とは、物事に進んで取り組む力のこと。例えば、誰かの指示を待つのではなく、自らやるべきことを見つけて積極的に行動することなどです。あなたは、アルバイトや学校の係などで、自分から進んで動くほうですか?
 
 
“働きかけ力”とは、その名のとおり、他人に働きかけ巻き込む力のこと。例えば、目的に向かって「こうしよう」と自ら声をかけ、周囲の人々を動かしていくようなことを指します。あなたは、サークルや学生団体などで皆に働きかけ、リードしていけるほうですか?
 
 
“実行力”とは、目的を設定し確実に行動する力のこと。例えば、言われたことをただやるだけでなく、自ら目標を決めて行動に移し、失敗を恐れずに粘り強く取り組むことなどを指します。あなたは勉強や夢のために、できることを必ず実行に移し、挑戦し続けられるほうですか?
 

 「考え抜く力」とは

 
「考え抜く力」は、“課題発見力”“計画力”“創造力”の3つの要素から成り立っています。
 
 
“課題発見力”とは、現状を分析し目的や課題を明らかにする力のこと。例えば、目標に向かって自ら「ここに問題があり、解決が必要だ」と提案することなどを指します。あなたはアルバイトや研究などで、今の状況を冷静に把握し、問題点や改良点を見つけ、周囲にわかりやすく説明することができるほうですか?
 
 
“計画力”とは、課題の解決に向けたプロセスを明らかにし準備する力のこと。例えば、目的を達成するための具体的な道筋をいくつか用意し、その中で最善のものは何か検討し、決めた方法を実現するために準備を怠らないことなどを指します。あなたは、夢や目標を実現させるために、しっかり計画できるほうですか?
 
 
“創造力”は新しい価値を生み出す力のこと。例えば、既存の発想にとらわれず、課題に対して新しい解決方法を考えることなどを指します。あなたは、これまでにない何かを創造するとき、柔軟な発想力で新鮮なアイデアを提案できるほうですか?
 

 「チームで働く力」とは

 
「チームで働く力」は、“発信力”“傾聴力”“柔軟性”“状況把握力”“規律性”“ストレスコントロール力”の6つの要素から成り立っています。
 
 
“発信力”とは、自分の意見をわかりやすく伝える力のこと。例えば、自らの考えをしっかり整理した上で、相手にきちんと理解してもらえるよう的確に伝えることなどを指します。あなたは、チームで何か行うとき、自分が伝えたいことを正しく相手に伝えられるほうですか?
 
 
“傾聴力”とは、相手の意見を丁寧に聞く力のこと。例えば、話しやすい環境をつくり、適切なタイミングで質問しながら相手の意見を引きだすことなどです。あなたは、チームで何か行うとき、相談しやすい雰囲気や態度を心がけていますか? また、周囲の人から「話しやすい」「相談しやすい」と言われるほうですか?
 
 
“柔軟性”は、意見の違いや立場の違いを理解する力のこと。例えば、自分のルールややり方に固執せず、相手の意見や立場を尊重し理解することなどです。あなたは、チーム内に異なる意見や立場の人がいたとき、ただ対立してしまうのではなく、相手の気持ちや背景を考えて理解しようとするほうですか?
 
 
“状況把握力”は、自分と周囲の人々や物事との関係性を理解する力のこと。例えば、チームで仕事をするとき、自分がどのような役割を果たすべきかを理解していることなどです。あなたは、チームで何かを成し遂げようとする際、メンバーの特徴や関係性をしっかり把握し、自分がどんな行動をすれば皆のためになるのか考え、行動するほうですか?
 
 
“規律性”は、社会のルールや人との約束を守る力のこと。例えば、状況に応じて、社会のルールに基づき自らの発言や行動を適切に律することなどを指します。あなたは、チーム内で規律を守りながら行動できるほうですか?
 
 
“ストレスコントロール力”は、ストレスの発生源に対応する力のこと。例えば、ストレスを感じることがあっても、成長の機会だとポジティブに捉え、肩の力を抜いて対応することなどです。あなたは、チーム内でもし嫌なことがあった場合、怒ったり落ち込んだりするのではなく、自分の気持ちを上手にコントロールできるほうですか?
 

 まとめ

 
いかがでしたか? あなたはどのくらい自分の能力を見つけられたでしょうか。
この“社会人基礎力”に関しては、JOBRASSに新規登録する際、または、登録済みの場合はマイページから無料診断することもできます。ぜひ参考にしてみてくださいね。
 
 

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