• 2018.09.0311:30
  • 企業/業界研究

【例文あり】インテリア業界の志望動機を徹底解説!

睡眠時間や睡眠の質が、労働効率や寿命とも関わっているというニュースをよく目にします。良好な睡眠のためには、自分にあった寝具やベッドが必要になります。生活の基本であると言われる「衣食住」。快適な生活を営むために、住環境の充実は不可欠なものです。人が気持ちよく暮らせるデザイン性も重要なポイント。そんな人にとって身近で大事なインテリア業界を志望する際にどのように志望動機を書けばよいか、考えてみましょう。
(※こちらの記事は、2016年6月2日に公開したものを更新しています。)
 

 インテリア業界の現状と企業

IKEAは、生活環境を丸ごと提案することで人気になっています。IKEAの店舗を見て回るのは楽しいですよね。生活の中に取り入れられるヒントが見つかるように思います。ニトリの店舗も、付属するアクセサリーの種類が多く、行くとつい小物を買ってしまうという人も多いのではないでしょうか。ちょっとした棚が欲しいと思ったら、近くにあるホームセンターでカラーボックスを買ってきて組み立てればすぐに使い始められます。機能性を追求した座りやすいソファが欲しいと思ったら、注文家具を扱っているショールームに行って自分のこだわりを反映したソファを作ってもらいます。人は、シーンによって、インテリアショップを使い分けて生活しています。日本のインテリア業界は、そういった生活スタイルを反映した業態になっています。

 
インテリア業界で売上が高い主要企業を何社かピックアップしました。見てみましょう。

 
■ ニトリHD:5,720億円
ニトリは、インテリア業界の国内トップ企業です。ニトリは、自社で企画・製造・販売を行っていて、営業利益が933億円と利益率も非常に高くなっています。家具の周辺アクセサリーも充実しています。「おねだん以上、ニトリ」のキャッチフレーズのように、コスパ満足度でも常に一位に選ばれています。社員研修が充実している点でも有名です。社員一人当たり26万円の費用をかけた手厚い研修を行い、パート社員も含めたアメリカ研修を年に2回実施しています。家具はそれほど安い買い物ではありませんから、知識が豊富な家具屋さんの方が好印象です。その点でも、きちんと研修されているというのがポイントです。

 
■ 良品計画:3,795億円
無印良品を展開する良品計画は、生活雑貨全般を扱っているため、インテリアのみの売り上げではありません。無印良品のシンプルな家具は、どの部屋にでも合うと人気で、「人をダメにする」と話題を集めたソファのような面白い商品やレトルト食品も展開しています。

 
■ ナフコ:2,255億円
西日本を中心に展開するホームセンターチェーン。営業利益は76億円。ホームセンターだけに薄利多売の傾向があります。

 
■ 島忠:1,411億円
関東・関西を中心に展開する家具専門店。ホームセンター「HOME`S」などを展開。発祥地の埼玉県を軸に関東圏を地盤としています。

 
■ イケアジャパン:740億円
スウェーデン発祥で世界各地に展開している世界最大の家具の量販店。低価格で北欧風のスタイリッシュなデザインの家具が手に入ると人気です。世界売り上げは5兆円を超えています。
今年で創業75周年を迎え、最近では東京都心への出店計画を発表しており注目を集めています。

 
■ 大塚家具:410億円
以前は会員制の高級店でしたが、新体制発足に伴い「気軽で親しみやすい店」を目指して大きく方向転換した家具販売会社。今後の行方が注目されています。

 
■ 東京インテリア家具:487億円
東北、関東、中部地方で店舗展開するインテリアの販売会社。現在、18店舗を展開しています。

 
■ 河淳:398億円
日本全国と東南アジアを中心に海外にも店舗展開しています。オリジナル商品の企画・製造・配送まで一貫したサービスを提供しています。ターゲットは都市型生活のファミリー層。身近なところでは、KEYUCAというブランドで一般消費者向けオリジナル開発製品の小売事業やカフェ事業を展開しています。

 
■ アクタス:169億円
輸入家具、オリジナル家具、雑貨類、システムキッチンなどを販売しています。子供用の学習机を注文制作してもらうこともでき、使いやすさを追求できると人気です。

 

 インテリア会社の志望動機

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