• 2016.04.2204:00
  • 企業/業界研究

IoTってなに? 未来のビジネスモデルを知って、志望企業へのアピールに役立てよう

就活生のみなさんは、『IoT』と聞いてすぐにピンときますか? 『IoT』とは、Internet of Thingsの略、つまり「モノのインターネット」という意味です。近年、この『IoT』に対する関心が高まっており、様々なメディアで盛んに取り入れられるようになってきました。
 
『IoT』を簡単に説明すると、モノにセンサーを組み込みネットワークに接続して、離れた場所でデータを収集・処理する技術です。2020年には500億を超えるIoTデバイスがインターネットに接続され、身の回りにある多くのモノが繋がると言われています。
 

例えば、冷蔵庫。『IoT』の活用によって、外出中でも冷蔵庫にある食材の消費期限をスマホで確認できたり、中にあるものだけで作れる料理を教えてくれたり、足りない食材を自動でオンライン注文できたり……そんな時代がすぐそこまで来ています。
 
冷蔵庫だけではありません。『IoT』によって、あらゆる業界が変革の時を向かえようとしています。「人がいなくてもいい」世界から、さらに「人の限界を超える」世界を、どのように生み出しビジネスに活かしていくのか……。それは将来、あなたがどの業界にいたとしても、きっと無関係なことではありません。
 
そこで今回は、この『IoT』を使って実現したもの、または開発されつつあるもの、まだアイデアの段階のものなどの例をたくさん集めてみました。これから働くみなさんも、ぜひまだ見ぬ世界に想像力を働かせて、就活での志望動機やグループディスカッションのアイデアに役立ててくださいね。

 

 『IoT』で可能となる世界を想像してみよう。

それではここから、『IoT』に関する16の活用例をご紹介します。
 

エアコン
エアコンをスマートフォンと連携
 
……これまでなら帰宅したとき、夏は汗だく、冬は震えながら家に入るというのが普通だった。しかし『IoT』によって、最寄り駅に着いたあたりでエアコンの電源が自動でONになり、家主が帰宅する少し前から部屋を冷やして(あるいは温めて)おくことができる。
 
 

おもちゃ
人形にマイクとスピーカーとWi-Fiを取り付け、子どもと会話できるようにする
 
……子どもが話しかけると、その音声データが情報処理センターに送られ、話している内容に合わせて最適な返事を生成し、そのデータが再び人形に送られる。子どもの個性に合わせ、人形のパーソナリティが形成されるため、楽しく会話できるようになり、やがてかけがいのない存在となれる可能性がある。
 
 

レンタカー
レンタカーと駐車場からデータを収集し、クルマを短時間単位でシェアする
 
……スタッフがいる大きな店舗まで行って、受け渡しや返却をする手間がなくなり、街中いたるところにある専用の駐車場で出来るようになる。管理側は、運転データやレビュー機能などで利用者の行動を可視化することで、管理コストを抑えられる。
 
 

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