• 2016.01.2104:00
  • 企業/業界研究

テレビ業界志望者必見!テレビ局徹底比較!

毎年、就職活動生に人気のテレビ業界。特にキー局と呼ばれるフジテレビ、テレビ朝日、TBS、日本テレビは非常に人気です。「テレビが作りたくて……」「テレビが好きだから」という志望動機だけではなかなか入社できないほどテレビ局の業務範囲は広くなっています。今回は各局の特徴を比較してみました。
 

 一大ブームの立役者、フジテレビ

 
フジテレビはフジ・メディア・ホールディングスの連結子会社で放送事業を担っています。
放送事業を担う放送グループはニッポン放送、ビーエスフジなどとともに、ホールディングスの売り上げの46.4%を占めています。その他、ポニーキャニオンなど映像音楽グループ、共同テレビジョンなど制作グループ、ディノス・セシールなどの生活情報グループ、扶桑社など出版グループ、都市開発グループ、広告グループの計7グループ21社で構成されています。
 
フジテレビというと、「めちゃめちゃイケてる!」や「SMAP×SMAP」などのバラエティ、
月曜9時のドラマ「月9(ゲツク)」枠の確立、「めざましテレビ」「とくダネ!」といった情報番組など人気長寿番組が目立ちます。
その中でも特に「踊る大捜査線」に代表されるドラマ、映画、さらにスピンオフなど、ある作品をドラマだけではなく映画、キャラクターなどメディアミックスさせることを得意としています。
フジテレビの代表作ともいえるドラマ「HERO」は2001年に「月9」枠でドラマ化、その後、2時間ドラマ(2006年)、映画化(2007年)を経て昨年2015年には再度映画化され、昨年の実写邦画興行収入ではNo.1となりました。
今年2016年には、HERO同様月9で放送された「信長協奏曲」が映画化、1月に公開されヒットが期待されています。
最近では当たり前となった映画放映・テレビ放送前に多くの情報番組やバラエティなどで番組宣伝を行うメディアジャック、これを本格的にはじめたのもフジテレビといわれています。
 
このようにフジテレビの強みは「枠を超えた作品(メディア)展開」ということができるでしょう。
例えば、「テラスハウス」。
元々フジテレビはかつて「あいのり」という恋愛バラエティをヒットさせていました。その経験値を基に、新たなリアル恋愛バラエティ「テラスハウス」を制作。登場人物たちは、一般人、タレント、モデル、スポーツ選手など決して有名ではありませんでした。しかしそのリアリティはテレビ離れといわれる若年層にヒットし、映画化までに至りました。現在は、フジテレビが番組制作で協力している動画配信サービス「ネットフリックス」で新シリーズがスタートさせるなど、メディアを変え、コンテンツを生かす取り組みを行っています。
 
みなさんならば、「お台場」「イベント」「スポーツ番組」「めざましテレビ」…フジテレビが持つリソースをどのように活用し、コンテンツをヒットさせたいと思いますか?テレビ業界を受けたいみなさん一度考えてみましょう。
 
▼その他、フジテレビのこれまでの軌跡は採用サイトのコンテンツに記載されています。確認してみましょう。
http://www.fujitv.co.jp/saiyo/about/enkaku.html
 
▼JOBRASSには社員インタビューも掲載されています。
https://jobrass.com/gakusei/SCST03502/20012/35258

 

 アメトーーク!など深夜バラエティで若者を掴むテレビ朝日

 

続きを読むにはログインが必要です。

CATEGORYカテゴリー