• 2015.11.0911:30
  • 企業/業界研究

社会人の5人に1人は「休日をとれない」 面接時に休暇制度の質問はタブー?

休日もままならない忙しさを強いられる「ブラック企業」が話題になりますが、JOBRASS編集部の調査によると、約2割の社会人が「休日をしっかりとれていない」と回答しました。そんなぁ……。その会社に入社して、休みをきちんととれるかどうか、どうしたら見抜けるのでしょうか??
 
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たとえ「完全週休2日制(土日)」などとうたっていても、実際はいろいろな事情で休日出勤もあり得るのが、社会人。JOBRASS編集部では、社会人なりたての人128名に、「休日はしっかりとれているかどうか」を尋ねてみました。
 
【休日はしっかりとれている?】
・とれている 81.3%
・とれていない 18.8%

 
男女別では、男性で「休日はしっかりとれている」人の割合が80%、女性が同82.2%。「休日をしっかりとれていない」という人は男性20%、女性18.8%と、男女で大きな差はありませんでした。
 

 休日がとれるかどうか、確認するのはキケン?

入社前に、その会社の休暇制度について調べるのは必須。そのうえで、制度として形骸化していないかなどといった「実態」を知るには、いろいろな部署の社員に聞いたり、面接時に確認することになります。
 
ただし、OB・OGなどざっくばらんに話せる先輩ならともかく、面接の場で給与や残業、休日等、人事制度や福利厚生のことばかり尋ねるのは、人事担当から見れば「自分の“権利”ばかり主張する」「働く気があるのか」と捉えられかねません。場合によっては、マイナス評価につながってしまいます。
 

 面接時に確認する場合のテクニック

とはいっても、休暇については入社前に確認しておきたい項目ですよね。
 
その場合、質問の仕方に工夫が必要です。
 
・調べればわかることを聞く
・「本当に休めますか」「休めないという噂も聞きますが」など、不躾な言い方をする
 
のはNG。
 
なぜ休暇について知りたいのかという理由を明確にし、相手を納得させたうえで質問することができればスムーズです。
 
その他、今は予定がなくても、将来的なことを考えると、産休や育児休暇についても確認しておきたいという人もいるかもしれません。その場合も同様。いきなり「産休はしっかりとれますか」「産休明けでもしっかり復帰できますか」という聞き方をしてしまうと、面接官に“自分の生活が第一”という印象を与えるばかりか、“入社させてもすぐ産休に入るのでは…”という疑念を持たせてしまいます。一つのテクニックとして、
 
・その会社で長く働きたいのだという意思を伝える
・女性の活躍について聞くという方向から、休暇制度について話を引き出す
 
というものがありますよ。
 
“自分が面接官だったら、こういう質問をされたらどう思うか”を念頭において、自分なりの質問の仕方を考えてみましょう。
 
 
【調査概要】
方法:JOBRASS就活ニュース調べ(インターネット調査)
調査期間:2015年9月25日(金)~2015年9月28日(月)
対象:就職して1~2年たった社会人なりたての人計128名

 
 

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