• 2017.10.1008:00
  • 企業/業界研究

一般職に向いている男性の特徴「忍耐強い」「几帳面」「穏やか」

今、男性の間でも一般職として就職することを視野にいれる人が増えてきているのだとか。これまで総合職のサポート的な立場である一般職といえば女性が中心だったイメージがありますが、採用側として、一般職として男性を採用するとき、どういうポイントをみているのでしょうか?
 
そこで今回JOBRASS編集部では、採用担当者100名に対し、男性で一般職に向いている人は、どういうタイプかを聞いてみました。
 

 

 コツコツやることができる、忍耐強い

 
もっとも多かったのは、ものごとを忍耐強くコツコツできるタイプ、というものでした。一般職では、単調作業や、正確さ・丁寧さが求められる作業を途中で投げ出したりせず、〆切に間に合うようにきちんと仕上げられるかどうかといった能力が重視されます。
 
・コツコツ型(男性/営業・販売/47歳)
・コツコツ真面目な人(女性/総務・人事・事務/41歳)
・単純作業なども黙々とこなしても苦にならない人(男性/コンピュータ関連技術職/33歳)
・根気がありそうでおとなしそうな人(男性/その他/46歳)
・気長なタイプ(男性/公務員/37歳)
・とんがらずに地道なタイプ(男性/その他/42歳)
・持続力のある人(男性/総務・人事・事務/41歳)
・内向的でも物事に忍耐強く取り組むことのできるタイプ(男性/コンピュータ関連以外の技術職/41歳)
・忍耐強い人 自分をコントロールできる人(男性/その他/46歳)
 

 まじめ、几帳面、手堅い

 
数字を扱うことも多い一般職では、几帳面さも大切です。
 
・真面目なタイプ(男性/その他/42歳)
・野心が少なく、手堅いタイプ(男性/その他/37歳)
・職人気質な人(男性/総務・人事・事務/38歳)
・細かい人(男性/コンサルタント/46歳)
・堅実さ(男性/営業・販売/48歳)
・言われた作業を忠実に行える人(男性/金融関係/40歳)
・誠実な人(女性/その他/41歳)
・几帳面で真面目な人(男性/コンピュータ関連以外の技術職/43歳)
・石橋を叩いて渡るタイプ(男性/営業・販売/32歳)
 

 穏やか

 
感情にムラがあると、事務作業にも影響が出ます。一般職では、より穏やかさが求められるようです。
 
・穏やかで、慎重なタイプ(女性/デザイン関係/36歳)
・穏やかな性格(男性/営業・販売/42歳)
・我の強く無い人(男性/営業・販売/43歳)
・温厚(男性/営業・販売/47歳)
・感情に流されず、黙々とこなすタイプ(男性/研究・開発/45歳)
・常識があり、極端でない人。あまり感情的過ぎない人。理性的(女性/その他/48歳)
・落ち着いた物腰(男性/営業・販売/40歳)
 

 気が利く

 
なぜ、一般職に「気が利く」ことが求められるのかといえば、例えば一口に「書類作成」といっても、読む人が読みやすいかどうかなどが考えられているかどうか、といったポイントも重要で、相手のことを考えて仕事ができるかどうかが、大切なのですね。
 
・気が利くタイプ。偉ぶらないタイプ(男性/公務員/48歳)
・気配りができる人(女性/その他/41歳)
・良く気のつく人(男性/公務員/43歳)
 

 コミュニケーション能力、協調性

 
社内でのコミュニケーションも大切です。ただ、なかには「明るく、コミュニケーションも困らないなという人を採用したことがあるのですが、営業電話などで、馴れ馴れしい言葉遣いをされるのは困りました……」という声も。
 
・コミュニケーション能力が高い人(男性/公務員/45歳)
・コミュニケーション能力が高く、人当たりがよいこと(女性/その他/32歳)
・協調性のある人(女性/その他/32歳)
・協調力がある人(女性/営業・販売/26歳)
・協調性と謙虚さを重視。チームの一員としてやれるかどうかです(男性/その他/42歳)
 

 人の話を聞くことができる

 
一般職では、コミュニケーションのなかでも、より「人の話を聞くことができるかどうか」が問われるようです。相手が何をしてほしいのかを聞き取る能力が、あればあるほど良いということでしょうか。
 
・人の話をしっかり聞こうとする姿勢(男性/その他/45歳)
・相手の話がじっくり聞ける人(男性/総務・人事・事務/41歳)
 

 器用さ

 
突発的な振りにも対応できるような、オールマイティ型は嬉しい、という意見も寄せられました。一つの仕事が終わったら、次の仕事はそれまでとはまったく性格の異なるものだったり、複数の仕事を同時にすることも多い一般職では、器用さも重要ポイントのようです。
 
・オールマイティなタイプ(男性/総務・人事・事務/45歳)
・色々なことに対応できる人(女性/その他/34歳)
・融通が効く人(男性/その他/46歳)
 
まとめると、飽きっぽくなく、融通がきいて、人の話を穏やかに聞くことができる気配りタイプ、といったところ。就活では、転勤の有無や昇進などといった条件面ばかりを見てしまいがちですが、自分がどういうタイプなのかを把握することも、とても大切です。
 
 
【調査概要】
方法:JOBRASS就活ニュース調べ(インターネット調査)
調査期間:2017年8月16日~2017年8月23日
対象:企業の採用担当者 計100名

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