• 2016.12.1311:30
  • 企業/業界研究

OB・OG訪問にかける時間はどのくらいが適切なのか?

結論から言うとOB・OG訪問にかけるおすすめの時間は30分から1時間程度だと思って良いでしょう。

 

例えば、面接で1時間も時間があるとだいぶ長いと感じるかもしれませんが、30分だと短く感じるかもしれません。ですが、1対1で行うOB・OG訪問では、長くても時間程度が良いかもしれませんね。

 

そこで今回は、OB・OG訪問にかける最適な時間に関する内容をご紹介していきます。「OB訪問(OG訪問)の最適な時期は2月から3月|ピークの時期と理想的な時期がある理由とは? 」で、OB・OG訪問の最適な時期やその意味合いは紹介していますので、こちらも合わせてご覧いただければと思います。

 

 

 OB・OG訪問の最適な時間は30分~1時間程度

冒頭でもちょっとご紹介しましたが、OB・OG訪問における最適な時間は30分から1時間が良いと思います。下記では、その主な理由についてご紹介していきます。

 

◆長すぎる訪問は相手の迷惑になる

初対面の方にお会いするのは心理的にかなり負担のかかる行為かと思いますが、それは相手も一緒です。それに、OB・OG訪問に対応してくれる方は、仕事の合間を縫って時間を作ってくれていますので、長すぎると迷惑になることは覚えておきましょう。

 

「社会人になると時間のありがたみがわかる」とはよく言われますが、忙しい人の時間の価値は想像以上に高いものになりますので、OB・OG訪問中の行動まで見ておくと、ちょっと面白いかもしれませんね。

 

◆1時間話すのであれば内容を濃いものに

1時間が短いと感じる方や長いと感じる方もいるかと思いますが、時間の長さよりも、内容の濃さで見た場合、1時間もあれば用意してきた質問は絶対に全部聞けるはずです。もし1時間で聞ききれないようなことは避けた方がよいでしょうし、長すぎても相手の迷惑になることはすでにお伝えしたとおりですので、収まるように考える、聞くと言うのも、ある意味マナーだと思っておきましょう。

 

 

 OB・OG訪問をするのに最適な時間帯は?

OB・OG訪問にかける時間帯としては、上記のような内容を覚えておけば問題ないかと思いますが、次に、一体どの時間帯でOB・OG訪問に向かえば良いのかを確認しておきましょう。

 

◆ランチタイムが学生側にとってもベスト

最もOB・OG訪問の担当者にとってありがたいと思われるのは、ランチタイムかと思われます。ランチタイムなら絶対に良いかと言われると、そう言うことではありませんが、やはりお昼時を狙ってOB・OG訪問に行くのが良いかと思います。

 

ランチタイム時の何が良いかと言うと、社内に入れる可能性が高くなります。残念ながら相手は早く切り上げたいとは思っていますので、できれば社内で簡単に終わらせたいという希望があります。

 

ですが、こちらからしてみれば都合の良い話で、平日に社内に入れるので社内の雰囲気がわかる為、こっそり社内の雰囲気を知る機会ができるのでおすすめです。

 

あとは、近くのカフェやファミレスになる可能性が高いでしょう。近くのカフェでも全然問題はないと思いますが、社内に入りたいという強い希望があれば、自分から場所の打診をしてみるのもアリかと思います。

 

◆夕方以降でも会社内に入れる可能性はある

夕方の時間帯がいつからなのかは会社によってまちまちですが、それは営業時間から逆算して考えてみましょう。例えば、10時始業の会社だったとしたら、定時はおそらく19時です。

 

帰り際間近(18時など)は相手の予定も考え、できれば避けた方が良いかと思います。

 

 OB・OG訪問で避けるべき日程と時間帯

ベストな時間帯や最適だと思われる時間をご紹介して来ましたが、逆にNGだと思われるOB・OG訪問の時間帯も知っておきましょう。

 

◆休日のOB・OG訪問はNG

休日にOB・OG訪問をするのは絶対にやめましょう。具体的に何か採用項目に引っかかると言うわけではないのですが、単純に失礼かと思いますし、相手にも迷惑がかかる可能性が高くなります。もし、相手から休日が良いですと言われない限りは、休日にOB・OG訪問を差し込むのは避けることをおすすめします。

 

もし土曜や日曜に会社がやっているような業務体系であったり、シフト制の働き方をしている場合は良いかと思いますが、そういった方々は医療系や被服関係の職についている可能性が高く、平日休みの方が多いはずですので、時間調整だけは、最大限相手の都合に合わせられると良いですね。

 

◆平日の午前中など早い時間

午前中は最も仕事の捗る時間帯と言われています。学生の時には「夜に本気出す」「深夜から本番」みたいなテンションになる時が多かったかと思いますが、一般的に社会人は朝の時間が最も貴重な時間になります。

 

ですので、午前中にOB・OG訪問を入れるのだけは避けましょう。こちらの時間帯も、相手から指定がない限り入れないのが原則です。もし午前中を指定されたら、さりげなく気遣うようなそぶりを見せてあげると、こいつ出来ると思われる可能性は高いかもしれませんね。

 

◆繁忙期を選ぶとOB・OG訪問そのものができない可能性がある

OB・OG訪問の時期」というコラムで解説していますが、OB・OG訪問は4月〜5月にかけて最も多くの学生が行うピーク時期と呼ばれる期間になります。この期間はOB・OG訪問のアポイントが取りにくく、なかなかなOB・OGに会うことができません。

 

理由としてはいろいろありますが、企業側も新卒の受け入れをしていたり、就スタートラインとして一斉に始まる月でもありますのでなかなか厳しいことが予想されます。

 

できればピーク時を避けて、2月や3月を狙ってOB・OG訪問をしていただくのをおすすめします。他にもOB・OG訪問の時期としておすすめできるのがいくつかありますので、表にしてご紹介していきます。

 

3年生の5月 インターンとして参加すると、その企業の社員全員とも話すチャンスがあると行っても過言ではありません。
3年生の10月 自分がどんな会社に就いて、どんな働き方をしたいのか、情報収集の為にためにOB・OG訪問をしたいなら、この時期から初めてみても良いかと思います。
3年生の12月 できれば大学サークルの先輩や部活の先輩、研究室の先輩と関連性の高い人にOB・OG訪問をお願いすると良いかもしれません。

 

 

 まとめ

OB・OG訪問の時間について見て来ましたが、アポイントの連絡を取った段階で、多くの場合は向こうから時間の指定がくると思いますし、そうなるようにメールや電話をこちらからすべきかとは思います。

 

ただ、こちらの好きな時間帯を決めて良いと言われたら、今回のような内容に配慮しつつ、良い時間を決めていければベストですね。

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