• 2018.08.0111:00
  • 企業/業界研究

これだけは押さえておくべき!ホテル業界の志望動機の作り方

観光やビジネス、さらに修学旅行生など、さまざまなお客様に快適な空間と時間を提供するホテル。就活生にとっても身近で、親しみやすい業界でしょう。
近年、アジア諸国からの観光客が増えています。また、オリンピック開催に向けて東京だけでなく日本全体で観光業、特にホテル業界に対する期待が高まっている状況。就活生の中にも、そんなホテル業界を志望する人は少なくありません。人気の高い業界だからこそ、志望動機で他者との差別化を図ることが大切です。ここではホテル業界の志望動機について、書き方を詳しくご紹介しましょう。
(※こちらの記事は、2015年10月1日に公開したものを更新しています。)
 

 ホテル業界の仕組みを知ろう

ホテルにはさまざまな形態があります。そのため、魅力的な志望動機を書くには、まず志望するホテルの規模や特徴を知ることが大切です。具体的には、立地や規模によって以下のような種類に分けられます。

 

・シティホテル
都会によく見られる大型ホテル。宿泊の他にも、結婚式やディナーショーなどを行える宴会場、またレストランを併設しているところも多く見られます。株主総会や入社式などをはじめ、ビジネスでの利用機会も少なくありません。

 

・ビジネスホテル
出張客や受験生などを主なターゲットにしたホテル。シティホテルと比べ、小型かつ低料金である点が特徴です。最近は睡眠環境や室内照明などにこだわったホテルも出ています。

 

・観光・リゾートホテル
温泉地などリゾート地にある観光客用のホテル。和室やヴィラ形式の部屋もあり、ゆったりと過ごすために工夫が施されています。

 

最近は低価格のビジネスホテルを観光客が利用するなど、形態のボーダーレス化が進んでいます。ホテル側は多様なニーズに応えるため、朝食の充実化やインターネット環境などの設備、あるいは禁煙者・喫煙者に対するきめ細かな配慮などを実施。さまざまな工夫に取り組んでいます。

また、立地や規模だけでなく、経営母体によってもホテルの特徴が決まります。例えばホテル運営会社が土地や建物を所有して運営する「直営」、ホテル運営会社が土地・建物を所有者から借り上げて経営する「リース」、独立したオーナーがホテルチェーンとフランチャイズ契約を交わして運営をする「フランチャイズ」など。ホテルの方針を決めるのが所有者なのか運営企業なのかによっても、各ホテルの特色は異なるでしょう。志望動機を書く際には、志望企業のホテルがどのような経営母体であるかも調べておくことが必要です。

 

 ホテルの仕事を知ろう

ホテルの仕事といえば、まずフロント係を思い浮かべる方が多いでしょう。形態にもよりますが、ホテルには大きく分けて「現場系」と「管理系」という2つの仕事が存在します。

 

現場系には客室係やベル係、フロントなど「宿泊」に関する仕事。また、ウェイター・ウェイトレスやソムリエ、料理人など「レストラン」に関する仕事や、予約受付係などの「セールス」に関する仕事などが含まれます。これに対して管理系は、総務・人事・購買などといった仕事です。志望動機では、各職種に応じて自身の得意分野や生かせる経験などをアピールしましょう。

 

 志望動機作成のポイント

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