• 2020.02.0708:00
  • 面接/筆記/ES対策

ESの「あなたの特徴」欄。例文から面接官が受ける印象をイメージしてみよう

エントリーシートは、企業に対して最初に応募の意志を伝えるものです。そのため、エントリーシートの作成には、多くの時間を費やすことでしょう。中でもエントリーシートによく見られる「あなたの特徴」という欄は、なかなか書きにくい項目だと感じる学生が少なくありません。

 

 面接やESに使えるキャッチコピーを作る

エントリーシートには、これまで自分でもまったく意識したことのなかったような項目が書かれています。そうした欄を目の当たりにすると、「どうしたらよいのか」と答えに困ってしまうかもしれません。そんな項目の1つが「あなたの特徴」です。

 
自分の特徴なんて考えたこともない。そんな学生は、実際のところ少なくありません。この問いかけに対して、即答できるという就活生は稀でしょう。この質問を考える際には、まず自分のキャッチコピーを考えてみてください。自分自身を象徴するようなキャッチコピー。これはエントリーシートだけでなく、面接でも活用することができるでしょう。キャッチコピーとは、自分の長所や個性、強みなどを表す言葉です。

 
そこで、まずは自分の長所、個性、強みを考えてみましょう。「粘り強さ」や「積極性」など、いろいろな長所が人によって思い浮かぶはずです。それらを組み合わせて、キャッチコピーを作ってみてください。例えば「何度失敗してもチャレンジする粘り強さ」というように、聞いた人がイメージしやすいキャッチコピーにします。

 

 キャッチコピーを作ると自分の特徴が見えてくる

キャッチコピーは1つではなく、5つ程度作ってみましょう。そうすれば、自分の特徴がなんとなく見えてくるはずです。
自分の特徴と言っても、何か変わったことを言う必要はありません。長所や強みから導き出せばよいのです。もし主観的な長所や強みばかりだと感じる場合は、他人から見た自分の印象やイメージなどを聞いて、客観的な視点からの自分を見るとよいでしょう。

 
そしてキャッチコピーの中から、特に伝えたいものを自分の特徴とします。エントリーシート上ではキャッチコピーを具体的に説明するよう展開しましょう。反面に存在する自分の弱みや短所なども含めることで、より強くアピールポイントを伝えられるようになります。

 

 採用担当者が知りたいのはあなたの特徴

採用試験の面接では、自己PRや自分の強みや弱みなどいろいろなことを聞かれます。採用担当者は学生の性格や能力、人間性などを知るため、こうした質問を投げかけているのです。いくら魅力的な強みを持っていても、それが自社に合っていなければ、会社の利益には繋がりません。
そのため「あなたの特徴」欄には、エントリー企業の特徴を考慮したうえで強みとなるポイントを記入するようにしましょう。そこで役立つのは、企業分析です。
もちろん、ほとんどの学生は複数の企業へエントリーします。そこで先に作った5つのキャッチコピーから、各企業にマッチするものを選ぶのです。

 

 採用担当者が「あなたの特徴」欄から受ける印象

採用担当者は、エントリーシートを何百枚、何千枚と見ています。それだけの量にすべて目を通すことは、簡単なことではないでしょう。もしかしたら疲れていたり、飽き飽きした状態で見ていたりすることがあるかもしれません。そんなところに、長くダラダラと書かれたエントリーシートが届いたらどうでしょうか。きっと、読む気など起きないはずです。

 
そのため、「あなたの特徴」欄は、採用担当者の気持ちに配慮しながら簡潔にまとめることが大切です。ダラダラと長い文章は、それだけで印象が悪くなります。これは「あなたの特徴」だけに限らず、エントリーシート全般にいえることです。

 
採用担当者にとって「あなたの特徴」欄は、その学生がどんな性格で、どのような能力を持っているかを捉えるために有効な項目です。自己PRや自分の長所を述べてきたとしても、さらにこの「あなたの特徴」という項目から学生の姿をイメージしやすくなります。そこで良い印象を持たれれば、「実際に面接で会ってみたい」と感じてもらえることでしょう。

 
例えば自分の強みが「協調性」と「粘り強さ」だった場合を例に、文例をご紹介しておきます。

 
「私は粘り強い『納豆』のようなタイプです。これまでどんな壁にぶつかっても、持ち前の粘り強さで最後まで諦めずにやってきました。今も諦めずに最後の最後まであがき続けています。そして、いつも周りとの調和を乱すことなく、チームの輪を大切にしながら行動するのが得意です。」

 
自分の強みをインパクトのある言葉を使って表現しています。これは1つの例ですが、この文章からは「この人はどんな学生なのか?」と、採用担当者に強い関心を持ってもらえるでしょう。ここで取り上げた内容を参考に、エントリー企業の特徴を踏まえつつ、好印象を持たれる自分の特徴を考えてみてください。ただし偽った内容は、面接ですぐに分かってしまうので注意しましょう。あくまで正直に、自分の良さを伝えることが大切です。

 
 

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