• 2015.09.0708:00
  • 面接/筆記/ES対策

「この学生は違う!」と企業に印象づける4つの裏ワザ

「就活生は、みんな同じに見える」

筆者が就職活動中に多くの企業の人事から聞いて、ショックを受けた言葉です。

 

就活生と言えば、同じような髪型に真っ黒な就活用スーツというマニュアル通りのスタイル。

アピールすることは、決まってサークル、ゼミ、バイトのこと。

これでは「みんな同じ」という印象を持たれても、仕方がないのかもしれません。

 
 

面接官に「他と同じ」という印象を与えてしまっては、せっかく考えた自己PRや志望動機の効果も半減してしまいます。

 

そこで、今回は筆者が実践した「この学生は違う!」と思わせる4つの簡単な裏ワザを紹介します。

 

 1. 視覚に訴えかける

「視覚に訴えかける」と言っても、ド派手なスーツを着るとか、マジックを披露するという意味ではありません(笑)

 

自分で作成した資料やレジュメなどを面接に持ち込み、見て分かりやすい自己PRを実践するのです。

 

サークルで制作したTシャツ
学生団体で作成したフリーペーパー
ボランティア活動でいただいたお礼の手紙など、なんでもOK。

 

企業研究のために作成した資料などもとても効果的です。

ある大手広告会社の面接では、やりたい仕事の構想を描いた大きなカードボードを持ってきていた受験者もいました。

 

資料を持ち込むことで話に信憑性を持たせ、企業への熱意を伝えましょう!

 

 2. 挨拶に個性を

面接で一番初めに口にする挨拶。

 

就活マニュアル本に書いてあるまま、もしくは大学セミナーで習ったままの挨拶文句で面接に臨んでいる就活生がほとんどです。

第一印象を左右する挨拶が他の選考者の同じでは、もったいないですよね。

 

筆者は面接が始まる前と終った時の挨拶に、忙しい中時間をとってくれたことへの感謝と意気込みを、自分なりの言葉で伝えるようにしていました。

 

面接官に「おっ?」という表情をされたら、掴みはOKです。

ぜひ、あなたも自分の個性を発揮できるような挨拶文句を作ってみてはいかがでしょう?

 

 3. 面接では自分の短所も話す

面接で「完璧な自分」を演じてしまうのが就活生の悲しい性。

しかし、失敗談やダメな部分を見せた方が、よりあなたの人間性が面接官に伝わります。

 

面接官の気持ちになって、次の2つの自己PR例に目を通してみてください。

自己PR1

 

「私はテニスサークルで代表を務め、様々な活動においてリーダーシップを発揮し、チームをまとめました。ええ、小学校の頃から習っているので、テニスの腕には自信があります。ゼミでは、他の学生より多く発言することを心がけております。成績も良好です」

 

自己PR2

 

「テニスのサークルでは代表を務め、人をまとめることの難しさを初めて経験しました。一時期、自分はリーダーに向いてないのではないかと悩んだこともあるのですが、連絡ノートを作り、定期的にブレスト会議を行うという解決策を考え、チームをまとめる努力をしました。ゼミでは、教授から『君ばかり発言するから、他のゼミ生が委縮してしまっている』と恥ずかしながらも注意されてしまって。その通りだと反省し、他の学生の声にもしっかり耳を傾け、皆の発言を促すよう心がけております」

 
 

自己PR2の方が、より人間味のある自己PRになっていると思いませんか?

自慢できる点を並べるよりも、失敗談や短所に対する自分なりの心がけを話すことで、客観的に自分を分析できている面をアピールしましょう。

 

 4. お礼の手紙を書く

メールで面接のお礼を伝える就活生は多いようですが、手書きの手紙を書く人は少ないようです。

特に最終面接の終了後には、熱意のこもった直筆の手紙を送ることをおすすめします。

 

しかし、ただ手紙を書けばいいというものではありません。
ネット上やマニュアル本にありふれているような文章ではなく、自分の熱意が伝わるような内容を考えてみましょう。
 
ただ、手紙を出したからといって必ず内定へと結びつくわけではありませんが、送らないよりは送ったほうが、印象が変わるかもしれない、ということ。
同じ評価のライバル学生と天秤にかけたときなど、効果を成すこともあるかもしれませんよ。

 

 最後に…

以上、他の学生と差別化を図る4つの簡単な裏ワザを紹介しました。

 

あえて奇をてらう必要はありません。

「こうでなくてはいけない」という考えで、個性を潰さないよう心がければ、あなたの良さはきっと伝わります!

 

夢を掴み取って、笑顔で就職活動を終えてくださいね!

 
 

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